おどろきダンゴムシ図鑑

  • 幻冬舎 (2020年6月11日発売)
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本 ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784344036246

作品紹介・あらすじ

もっとも身近な生き物であるダンゴムシ。しかしじつは世界を見渡すと、これが本当に同じなかま? と疑いたくなるような、とんでもないものがたくさんいるのです。カッコいいもの、美しいもの、ふしぎなもの……。あなたの知らないダンゴムシの魅力を、日本一のダンゴムシファンがご紹介します。迫力ある写真とともにお楽しみください。
●じつは集団生活よりも単独行動が好き
●昆虫ではなく、エビやカニのなかまの甲殻類
●好物はチーズ、ナス、ニンジン
●青く輝くダンゴムシ。だがその正体は…… 
●砂浜の色で色合いが変わるハマダンゴムシ
●オスはメスの顔面にしがみついてプロポーズ
●丸まるのが得意な種類、隙間だらけになっちゃう種類

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-344-03624-6
    C0072\1300E.

    おどろきダンゴムシ図鑑
    2020年6月10日 第1刷発行

    著者:奥山風太郎(おくやま ふうたろう)
    発行所:株式会社 幻冬舎

    ---------------
    はじめに
    ダンゴムシとは
    コラム 
    おわりに
    解説
    -----------------
    ダンゴムシの写真集というか解説集というか
    ある程度知識のある人向けなのかもしれないです。

    生物の分類的にはダンゴムシはゾウリムシのグループの一部でまだあまり研究されていない事
    ダンゴムシとはいうものの昆虫(ムシ)ではなく甲殻類(エビやカニの仲間)であること

    ダンゴムシはまとまって暮らしているようだけど、その実、社会性は無く、居心地のいいところにたくさんいるだけ。

    ダンゴムシは生まれてすぐは足は6対 一回目の脱皮で7対になる。生まれてから足が増える(生える)こと。これってとっても不思議だw 他のエビカニもそうなの?

    写真は背中側からと丸まった顔とお尻のものが乗せられていて、丸まると球体になると思っていたら案外どら焼きみたいなかっこ(算盤の玉のように真ん中が広くなっている、とがってないからひし形ではないけど)のものや、とげとげ があるものなど日本では(自分の身の回りでは見かけたことが無いものもいました。

    写真とその種がいかにかわいいかなどの解説もあるのですが、私の場合可愛いとも、写真を見つめて喜べるものでもなかったです。(だから、この本を十分に楽しめるタイプではなかったです)
    しかし、みじかにいるダンゴムシが一年以上生きる(冬越しをする)生き物だとか、正確に足が何対あるとか知らなかったので得るものもありました。
    丸まるからには理由があるだろうけど、天敵などの事には触れてなかったです。ゾウリムシではなく、丸くなる理由はまだわかっていないのでしょうか?

    自分にはもう少し入門編的な、子ども向けのもので充分だったみたいです。

  • 家族には理解してもらえないが、掲載されているダンゴムシの画像はどれもかなり可愛い。

    ダンゴムシは昆虫ではなく甲殻類。ダイオウグソクムシの仲間。脱皮を繰り返し成長していく。

    ダンゴムシをペットとして飼う愛好家もいるとのことで、蒙を啓かれた気分になった。

  • ほぼ全てが外国のダンゴムシ。

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著者プロフィール

1977年、東京都出身。10 代前半より生き物にまつわる仕事に従事。著書に『ダンゴムシの本』(DU BOOKS)など。

「2020年 『鳴く虫「音声」図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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