知識ゼロからの古文書を読む

  • 幻冬舎 (2020年6月25日発売)
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本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784344036307

作品紹介・あらすじ

「古文書」を読む楽しみは、文字を通じて過去の人々の生活や息吹にじかに触れること。
〈昔の文字〉に慣れ、手で書きながら親しむことから始めよう。「古文書」を読むための基礎知識。

【もくじ】
第一章 身近にある<昔の文字>    
●うなぎ屋さんの看板
●包装紙 ほか

第二章 昔の仮名を読む
●『文字絵指南』を読む
●『いろはしりとり都々逸』を読む ほか

第三章 和歌・物語を読む
●『丹鶴百人一首宝庫』を読む
●『源氏物語絵尽大意抄』を読む ほか

第四章 漢字仮名交じり文を読む
●『女今川宝花文庫』を読む
●引札を読む ほか

第五章 明治以降の変体仮名
●『小學作文書』を読む
●『てにをは教科書』を読む

第六章 古文書を読んでみよう
●離縁状を読む
●差出状を読む

第七章 古文書を読むために
●漢字書体の基礎知識
●日本の仮名ができるまで ほか

資料編 古文書に親しむための小事典

感想・レビュー・書評

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  • たしかに知識ゼロでもある程度理解できた。
    仮名の成り立ちとして、字母の異なる多様な仮名が生まれてその中で淘汰され、明治以降の学校教育で現代の仮名が選択されてすべからく国民がそれだけを使うようになったという経過は考えてみれば当たり前だが、現代の学校教育による国語体系を刷り込まれている身からすればパラダイム転換に思えた。

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著者プロフィール

1961年、福岡県生まれ。法政大学文学部卒業。大東文化大学書道研究所客員究員。書道史と文字文化が専門。主な企画・編集に『書の総合辞典』(柏書房)、著書に『書のひみつ』(朝日出版社)、『文字と書の消息』(工作舎)。

「2020年 『知識ゼロからの古文書を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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