老後は要領 孤立しないで自立する

  • 幻冬舎 (2020年8月5日発売)
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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784344036505

作品紹介・あらすじ

・間違った健康常識を信じ込んで、不必要な我慢や節制をしている人
・国民として当然の権利なのに、国からもらえるお金を取りはぐれている人
・「定年=引退」と思い込んで、人生の可能性を閉ざしている人
・目標のはっきりしない「勉強」で、時間をただ潰している人
……世の中には、「要領の悪い生き方」をしている人が多すぎる!  
年をとっても、コロナ時代でも、元気に生き抜くために必要な「要領」を身につける方法



【もくじ】
1章 「コロナ時代の老後」を前向きに生きるには、どうすればいいか?  
 ――自由な「7万3000時間」を使いこなす要領
●「牛乳は、毎日飲むよりも、毎日配達せよ」という、ことわざの真理
●コロナ時代、「クラウド」でテレワークを探そう! ほか

2章 老後、何をどう勉強すればいいか?  
 ――「本を読む」のではなく、「本を書く」つもりで勉強せよ
●私が近年、最も感動した「60代・新人作家」の宣言
●5000万円かかった映画が、「たった10万円」で撮れるようになったわけ ほか

3章 老後、“家族の問題”をどう解決すればいいのか?  
 ――妻・夫、子ども、親とつきあう要領
●「主人在宅ストレス症候群→熟年離婚」の定番コースを防ぐ方法
●親が「ボケたかな」と感じたとき、どうすればよいか? ほか

4章 老後の資金をどうするか?  
 ――現役時代に払った税金を老後、取り戻す要領
●介護保険を利用して、払った税金を取り戻す要領
●リスクをとる場合は、「インデックス投資」に徹する ほか

5章 「老後=コロナ時代」をどう元気に生き抜くか?  
 ――「コロナフレイル」と「コロナうつ」を防ぐ要領
●「10の動詞」で、コロナフレイルを避ける
●老後、そしてコロナ時代は、とにかく「うつ病」を防ぐことを心がけよ ほか

6章 老後、イライラせずに生きるには、どうすればいいか?  
 ――ストレスから、人生を守る要領
●老後のイライラをしずめる手っとり早い方法
●「疲労物質」には、水とタンパク質で対抗せよ ほか

7章 老後、“脳力”を維持するには、どうすればいいか?  
 ――記憶力、思考力、判断力を維持する要領
●実践! 人の顔と名前を覚える方法
●幼児のように「どうして?」と問えば、前頭葉は働き続ける ほか

8章 老後、健康に生きるには、どう暮らせばいいのか?  
 ――健康は要領、若返りも要領
●老後、最も警戒すべき「4つの変化」
●老後には、むしろ「コレステロール」が必要 ほか

感想・レビュー・書評

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  • 老後は要領/和田秀樹
     健康長寿の第一条件 自然に体を動かすこと=要するに働くこと
     おなか一杯食べないこと 目的意識を持っていること ストレスを取り除くこと
     コロナ時代、クラウドソーシングを利用して参入障壁を乗り越える
     老後の起業は、ノーリスクで とにかくやってみなはれ
     仕事を最初に辞める時は引退ではなく、活動一時休止のつもりで
     介護の仕事は有望 最初は入浴補助など肉体労働だがすぐにデスクワーク 事務t3年で試験に受かれば国家資格の介護福祉士 それから2年実務でケアマネが可能 70歳後半まで可能 
     勉強は最高の健康法 不純な動機がないと続かない とにかくアウトプットを目標にする
     老後は本を読むためではなく、本を書くためにある とにかく1冊の本を書く 現役時代の専門について
     デジタル機器を利用すれば、素人と玄人の垣根を乗り越えられる
     本づくりは、コンテの作りが9割
     老後の義務教育は、2つのリテラシーを身に着ける
     1予防医学2老後の経済学3自由研究
     バケットリストを書けば心身ともに元気に(死ぬまでにしたいこと)75歳までかな 期限を切ることが大切
     夫にとって自由の始まりは妻にとっての不自由の始まり 10時間以上顔をあわせない
     夫婦関係を維持するためにも働く
     昼飯は自給自足 家事を分担 妻の行き先をあれこれきかない 共通の趣味を持とうとしない
     子供は構えばかまう穂とダメになる
     子供の就職も結婚もできれば上々程度に考える
     最大の親孝行は、親の認知症にいち早く気づき、手を打つこと 延命措置は判断能力があると気に確認兄弟、家族間で共通認識に
     介護保険は、老後の収入の大きな柱
     親の話にかこつけ、元気なうちに有料老人ホームを見学しておく
     現役時代に支払った税金は、「老後取り返してなんぼと考える
     金融機関の進めてくる金融商品hには投資しない
     金融機関の誘惑から身を守るためにに投資の勉強は必要
     個人向け国債のキャッシュバック
     インデックス投資信託
     リバースモーゲージで自宅の相場は知っておく
     3密をさけて、とにかく歩く
     現役時代はアドレナリン、老後はセントロニン
     セントロニンを確保するために、日の光をたっぷり浴びる
     セントロニンの原料(必須アミノ酸)は食べることでした摂取できない 牛肉Tの赤身
     老後は、心臓病や糖尿病以上にうつ病を警戒する
     ものの考え方が多様になると、うつを遠ざける
     歩く、噛む、さぼる、食べる、和む、話す、学ぶ、役立つ、楽観する、笑う
     歩く、かがむ(スクワット)、支える(いろいろな静止)、立つ、何でも食べる
     イライラや怒りを鎮めるには、副交感神経をしげきする
     交感神経の興奮は消化器系の活動でおさえられる
     イライラや怒りは記憶力の低下に拍車をかける
     抑うつ状態を解消するには日の光を浴びる
     家庭菜園ア、小規模脳業
     芸術鑑賞によって、脳をアルファ波で満たすことができる
     ドーパミンが欲しければ、まず人をほめてみよ
     疲れには水とタンパク質
     脳科学的には75歳まで記憶力は衰えない
     見たこと、読んだことを人に話せば、脳は元気になる
     まず何とかなるだろうと口にだす自然に楽天思考になる
     人に意見に賛成と思ったときも2割は疑ってみる
     様子を見ようと思った瞬間に、前頭葉は動きを止める 幼児のようになぜを発する
     老後は不完全主義で生きることを心掛ける(60点主義)
     ホルモン補充もボトックス注射も反則と考えない
     聞こえにくいと感じたときはすぐにレンタル補聴器をためしてみる
     老後に必要なのはキョウヨウとキョウイク
     納豆は、最安値のタンパク質サプリメント
     ブレインフード大豆で神経伝達物質の原料を補給せよ
     コルステロールは体に悪いはフェイクニュース
     コロナ時代はますますよく噛むことを心掛ける ガム するめ、、都昆布
     寝るときはタンパク質をとる(ホットミルク、ヨーグルト、チーズ、納豆夕食)
     びたみんCは脳の酸化を防ぐ
     大豆食品納豆、豆腐、豆乳、みそ、黄な粉など
    前向きに生きる要領
    週2年間100回の初体験を目指す(ちいさなものでよい)
    べすとせらーに関心を持つ
    この人元気棚を真似してみる
    毎年、多少値の張るすけじゅーえる超を買う
    今日の用事、今日行くところを書くため

  • 勉強は最高の健康法
    動機はどうであれ、勉強する最終的な目標は、アウトプットすること。
    目標があるからこそ、集中力も記憶力の定着率も高まる。
    老後の必須科目
    1科目目:健康医学:食事、生活習慣
    2科目目:老後の経済学:年金・介護保険・相続・投資
    老後は現役時代以上に、目標と計画を立てる事が必要。期限を切る
    あ:歩く
    か:かがむ:スクワット
    さ:支える:バランスを鍛える
    た:立つ:立ち仕事
    な:何でも食べる:バランスの良い食事

  •  和田秀樹「老後は要領」、2020.8発行。要領というより、老後を楽しく暮らす示唆が沢山ありました。著者は1960年生まれ、お若いのに流石精神科医、老後に詳しいです。インパクトのあった言葉は:(有名な言葉なんでしょうけど、私は初めて知りました)「牛乳は毎日飲むよりも、毎日配達せよ」という言葉でした(^-^) 長寿の地域の共通点は: ①自然に体を動かしている人 ②お腹いっぱい食べないこと ③目的意識を持っていること ④ストレスを取り除くこと などだそうです。
     シルバー川柳、愛読書です(^-^) ~だんだんと動詞が減る日記帳~ そうならないように! 和田秀樹「老後は要領」、孤立しないで自立する、2020.8発行、再読。この本のエッセンス、コロナ禍も元気に生きる10の動詞。「あかさたなはまやらわ」歩く、噛む、サボる、食べる、和む、話す、学ぶ、役立つ、楽観する、笑う。賛同です(^-^) あかさたな はまやらわ(^-^)
     ①自然に体を動かす(立つ、歩く、握る、噛む、話す、笑う)。そして、散歩だけは欠かさない ②老後の義務教育、健康医学(予防医学)と老後の経済学を学ぶ ③高額医療費制度、シルバーパス制度、介護保険の住宅改修の助成金、生活保護など ④家庭菜園は小規模脳業 ⑤週2で初体験にチャレンジ。 和田秀樹「老後は要領」、2020.8発行。

  • ・間違った健康常識を信じ込んで、不必要な我慢や節制をしている人 ・国民として当然の権利なのに、国からもらえるお金を取りはぐれている人 ・「定年=引退」と思い込んで、人生の可能性を閉ざしている人
    ・目標のはっきりしない「勉強」で時間をただ潰している人 ……世の中には「要領の悪い生き方」をしている人が多すぎる?コロナ時代でも、元気に生き抜くために必要な「要領」を身につける方法 【もくじ】
    1章 「コロナ時代の老後」を前向きに生きるには、どうすればいいか? 自由な「7万3000時間」を使いこなす要領
    ●「牛乳は、毎日飲むよりも、毎日配達せよ」という、ことわざの真理
    ●コロナ時代、「クラウド」でテレワークを探そう! ほか
    2章 老後、何をどう勉強すればいいか? 「本を読む」のではなく、「本を書く」つもりで勉強せよ ‼️
    ●私が近年、最も感動した「60代・新人作家」の宣言
    ●5000万円かかった映画が、「たった10万円」で撮れるようになったわけ ほか
    3章 老後、“家族の問題"をどう解決すればいいのか?
    ―妻・夫、子ども、親とつきあう要領
    ●「主人在宅ストレス症候群→熟年離婚」の定番コースを防ぐ方法
    ●親が「ボケたかな」と感じたとき、どうすればよいか?
    4章 老後の資金をどうするか?
    〜現役時代に払った税金を老後、取り戻す要領 ❣️
    ●介護保険を利用して、払った税金を取り戻す要領
    ●リスクをとる場合は、「インデックス投資」に徹する
    5章 「老後=コロナ時代」をどう元気に生き抜くか?
    ―「コロナフレイル」と「コロナうつ」を防ぐ要領
    ●「10の動詞」で、コロナフレイルを避ける
    ●老後そしてコロナ時代は、とにかく「うつ病」を防ぐことを心がけよ ‼️
    6章 老後イライラせずに生きるには、どうすればいいか?
    ―ストレスから、人生を守る要領
    ●老後のイライラをしずめる手っとり早い方法
    ●「疲労物質」には、水とタンパク質で対抗せよ ‼️
    7章 老後、“脳力"を維持するには、どうすればいいか?
    ―記憶力、思考力、判断力を維持する要領
    ●実践! 人の顔と名前を覚える方法
    ●幼児のように「どうして?」問えば前頭葉は働き続ける
    8章 老後、健康に生きるには、どう暮らせばいいのか?
    ――健康は要領、若返りも要領
    ●老後、最も警戒すべき「4つの変化」
    ●老後には、むしろ「コレステロール」が必要

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。 主な著書に、『80歳の壁』(幻冬舎新書)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『死ぬまでひとり暮らし』『死ぬのはこわくない』『80過ぎたら認知症はフツー』(興陽館)などがある。

「2025年 『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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