みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~

  • 幻冬舎 (2021年5月31日発売)
3.61
  • (10)
  • (13)
  • (19)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 183
感想 : 19
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (100ページ) / ISBN・EAN: 9784344037076

作品紹介・あらすじ

69万部のロングセラー&映画が第44回日本アカデミー賞
優秀アニメーション作品賞を受賞した、
『えんとつ町のプペル』から数年後の物語。

【ストーリー】
世界をおおっていた黒い煙が消え、青い空と、かがやく星を知ったえんとつ町。
町が大きく変わって職を失い、しぶしぶ見世物小屋「天才万博」で働くことになった醜いモンスターのマルコは、そこで一人の少女と出会い、決して許されない恋に落ちます――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • キンコン西野さん5冊目の絵本を読了♪

    「えんとつ町のプペル」がにしのさんの絵本との出会いの一冊。
    そこからすっかりハマっちゃいました^^;

    本作は映画「えんとつ町のプペル」から3年後の物語です。

    世界観を引き継ぎながら、新しい物語を展開しています。
    この絵本は、主人公マルコの成長と変化を描いた物語で、読者に深い感動を与えます。

    物語は、マルコがえんとつ町で職を失い、見世物小屋「天才万博」で働くことになるところから始まります。
    彼は、町の煙を焚いて作った世界で、自分の立場や目的を見失っていました。
    しかし、そこで彼は一人の少女と出会い、彼女の存在が彼の心に大きな影響を与えます。少女との出会いがきっかけで、マルコは自分自身を見つめ直し、新たな目標を設定します。

    西野亮廣さんは絵本においても映画監督と同じく、視覚的な表現力を駆使して物語を描き出しています。
    彼の描く世界は色鮮やかでありながらも、感情的な深みがあります。
    読者はマルコの内面的な葛藤や成長過程を感じ取ることができます。
    また、少女との関係性も細やかに描かれており、読者は二人の間にある微妙な感情を感じ取ることができます。

    この絵本は、成長と自己発見の旅を通じて、愛と希望のメッセージを伝えています。マルコが直面する困難や挑戦は、多くの読者に共感されるテーマです。
    彼の決意や行動は、読者に勇気と希望を与える力強いものです。

    映画から独立したものになっており、新しい視点から物語を楽しむことができます。
    この絵本は、子供たちだけでなく大人たちにも多くの価値があります。
    愛情溢れるストーリーと美しいイラストが組み合わさっており、読む人々に深い印象を残します。

    美しく、儚い物語。


    本の概要

    69万部のロングセラー&映画が第44回日本アカデミー賞
    優秀アニメーション作品賞を受賞した、
    『えんとつ町のプペル』から数年後の物語。


    【ストーリー】
    世界をおおっていた黒い煙が消え、青い空と、かがやく星を知ったえんとつ町。
    町が大きく変わって職を失い、しぶしぶ見世物小屋「天才万博」で働くことになった醜いモンスターのマルコは、そこで一人の少女と出会い、決して許されない恋に落ちます――。

  • 映画みたい。
    でもなんか既視感のある内容。

  • 絵本は行間があるのでいろんな解釈ができると思います
    また映画で観たい作品です

  • なんだか作りが映画っぽくなったような?

    絵本には絵本らしさがもうちょっとあってもよいような?

    ページとページの間の距離感がちょっと遠くて、やや飛躍を感じさせる強引さは、昔からけっこーある

    そこのストレスをなくすような方向の努力は頑張って欲しいところ

    途中に出てくるあのキャラとかが映画の顔になってる

    個人的には、絵本のえんとつ町のプペルを、映画のビジュアルに作り直したバージョンが欲しいなーと思ってる

  • とっても面白かった

  • 絵がかわいい。
    ちょっと切ないラブストーリー。
    ショートムービーにしたら面白そう。

  • 笑いや驚きは無いが、細密な書き込みと個性的なキャラクターによって奥行きのある世界観が作られていて楽しめる。
    ストーリーはこれだと何歳向けなのだろう。現在2歳半のうちの子には僅かに早い気もする。とりあえず読み聞かせてみよう。
    FF7、AKIRA、天空の城ラピュタ、火の鳥といった作品の匂いやスチームパンク、昭和レトロな世界観が調和されていて、それらの作品で育ってきた私の世代としてはワクワク感を掻き立てられる。ポール・スチュワートの『崖の国物語』っぽさも感じるな。結構好き。

  • プペルの続編だが舞台が同じという設定。
    各物語で一つ一つ文化を加えていく構成にしている模様。
    一つ一つ日本の文化や収益になるようなものにフォーカスしている気がする。
    ハローウィン、花火ときたので、
    桜や祭り、節句や七五三も入ってくるか、、

  • 図書館
    面白かった、差別にも通ずる話

  • 咲くことができる場所…うまく言えないが、越えられない壁など無いと私は考えたい。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1980年、兵庫県生まれ。芸人・絵本作家。モノクロの絵本に『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』、オールカラーの絵本に『えんとつ町のプペル』『ほんやのポンチョ』『チックタック~約束の時計台~』。『えんとつ町のプペル』は、50万部のベストセラーとなり、2020年には映画化も。ビジネス書に『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ』『新世界』、共著として『バカとつき合うな』があるが、すべて10万部突破のベストセラー。現在、有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)『西野亮廣エンタメ研究所』は、会員数が7万人を突破し、国内最大となっている。

「2020年 『ぬりえ えんとつ町のプペル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

にしのあきひろの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×