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本 ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784344037106
作品紹介・あらすじ
「これから殺戮ゲームを開始します」。かつてない劇場型犯罪に立ち向かうマヤが選んだパートナーは「獄中のシリアルキラー」! 累計60万部突破の人気シリーズ最新作!
警視庁捜査一課第三係の黒井マヤは「死体が見たいから刑事になった」筋金入りの猟奇マニア。その相棒・代官山脩介巡査と、東大出身のキャリアなのに無能な浜田学警部補は、わがままでドSな性格のマヤに振り回される日々を送る。ある日、女性が殺害された現場の動画が動画配信サービスに投稿される。その動画にさらに犯行声明と今後の犯行予告が電子音声で公開されていた。「これから殺戮ゲームを開始します。ターゲットは七人の若い女性です。これは挑戦状です。捜査一課三係の黒井マヤさん」。次々と殺害動画が配信されるかつてない劇場型犯罪に捜査は難航。マヤは“師匠”であるイケメンシリアルキラー・杏野雲の協力を仰ぐために、東京拘置所を訪れる。そして事件を解決する鍵は「イマジナリーフレンド(=空想の友人)」にあるとわかるのだが――。大人気シリーズ、第7弾!
感想・レビュー・書評
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シリーズ7作目。
ゾディアックに精神を支配された連続殺人鬼を追う物語。
非現実要素が絡んできたり新キャラも登場したり。
これらの展開代官山、浜田といった既存キャラが薄めだったかな。
マヤはある事情で超有名になってしまったけど(笑)
ライトに読めるミステリーの作風は今回も変わらず。
今後はゾディアック絡みの展開で続いていくのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドS刑事シリーズの第7段。
五十嵐貴久張りに人が簡単に次々と殺されていく。流石のマヤも、殺人を食い止めることはできず。ただ、迷宮入りは何とか阻止できて、最低限の面目は保てたっていう展開。
他の方も書いていたけど、ドS刑事の要素がかなり薄くなってて、浜田さんも大事な台詞を担ってますな。次の第8段ではどうなるか。 -
マヤ様が直接指名されての犯人との対決でしたが、被害者の人数が多いのと、過去の事件の回想もありなかなかのボリュームでした。ドSっぷりも減ってます。
一月前、ちょうどゾディアックの暗号が解読されたニュースを見たので、少しリアルに感じられました。 -
シリアルキラーが頭の中にいる。
今回はそれがテーマでした。
死刑囚の杏野がアドバイザーとなり、シリアルキラー・ゾディアックを追うマヤと代官様と満身創痍の浜田。動画サイトに犯行動画をアップされ、更にマヤを名指しする犯人。
杏野もかつてゾディアックを頭の中に住まわせていた一人。
予想外の展開はこのドS刑事シリーズの18番ですが、今回も中々ぶっ飛んだ展開でした。
そして、新メンバーに杏野が加わるみたいで、次の巻も楽しみです。 -
昔のゾディアック事件を模倣して連続殺人が行われて、Youtubeに1つの殺人毎にヒントを晒していくという恐ろしい殺人事件。誰が犯人なのか?推理が難しくてとても面白かった
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イマジナリーフレンドのゾディアックが憑依(?)して、次々と殺人事件を起こす( ̄□ ̄;)!!という、少しドキドキする展開(゜゜;)しかし、何だかドS刑事の要素が全て控えめだったような…(-_-;)そしてまたファミリーが1人増えたのか?(・_・?)
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前回、代官山にライバル出現!と期待していた部分もあったが、今回は登場せず。マヤの切れ味も鈍い。これまで以上に謎やストーリーに重きを置いているようではあるが、シリーズとして見た場合には物足りなさしかない。単体で見た場合には、キャラクターが個性的過ぎるのでこれも合わないし、設定も突飛で入りこめない。
せっかくのキャラクターと世界観があるので、それはそれで残しておいて欲しかった。
中休みと思って、次に期待したい。 -
今回は劇場型犯罪のシリアルキラー。動画で殺人現場を配信し警察を挑発する犯人。名指しされたマヤに対して高まる世間の批判、とおそらくシリーズ中最大の危機……のはずなんですが。彼女がこの程度でへこたれるはずがないんですよね(苦笑)。悪びれない態度がいっそ清々しいかも。
スピーディにさくさくと増える被害者。残された犯人への手掛かりとシリアルキラーの目的の謎は、解けそうでなかなか解けないのがもどかしいところです。そして獄中のシリアルキラーって……また凄いの出してきたな。「イマジナリーフレンド」の殺人鬼の存在も気になるところ。陰惨な事件なのにさくさく読めるユーモアテイストのミステリです。 -
マヤの趣味嗜好描写が少ないので不快度合いが低く読みやすい。
著者プロフィール
七尾与史の作品





