これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

  • 幻冬舎 (2020年12月9日発売)
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本 ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784344037304

作品紹介・あらすじ

アドラー、プラトン、デカルト・・・古今東西の哲学者の言葉を岸見一郎が咀嚼し再構築するーー

”負ける哲学者”による、今最も古くて最も新しい生き方・考え方



「岸見哲学」の集大成!      
先が見えない時代に私たちはどのように考えたらいいのか。

・不安を直視して生きる
・幸福に「なる」のではなく、幸福で「ある」   
・未来は「ない」ものと考え「今」を生きる
・数えるのをやめると人生は変わる  

コロナ時代を生きる勇気が湧く言葉の数々。

【目次】
第1章 「私」とは
私幸せに見える?        
他者を裁きたい人
第2章 「生きる」とは
生きていることに価値がある
死に優劣はない
第3章 「愛する」とは
恋愛に条件はいらない
会えなくても繋がれる
第4章 「働く」とは
仕事は人生の重大事ではない
定年後も変わらない「私」   
終章 私たちができること

感想・レビュー・書評

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  • 哲学は思ったより身近なものだと気づいた。幸せとは。幸せそうに見られることに意味はなく、自分が幸せであるかが重要との言葉に共感した。幸せそうに見えたあの人は実は幸せでなかったのかもしれない。Aさんの幸せは、Aさんにしか分からない。

    相田みつをさんの言葉を思い出した。

    「しあわせは いつも自分のこころがきめる」

  • 章のタイトルと中身がイマイチ対応していないように思った。人はこういう傾向にあるがこうあるべきだという著者の主観がリスト形式で述べられており、内容が頭に入ってこない。

  • ふむ

  • コロナ禍での、これからの生き方について。
    「今」を大切に、少しずつ変わって行こう。

  • 優越性等身大劣等感

  • 231123-3-3

  • 私は私でしかない、他者の期待を満たさなくてもいい。変わる必要などない
    寝たきりになっても生きている価値はある
    ある編集者は、出版社に入る前は、本を読むのが好きだったのに、仕事で本を読まなければならなくなると、本が好きではなくなった。
    お金や社会的な地位を、すべて失っても、私が私でなくなることは決してない
    全て変わらなくとも少し変わればいい

  • アドラー心理学の第一人者ともいわれる岸見先生の本。
    2020年に発売されたことから、コロナ禍での視点もあり興味深い。

    アドラーの教えを日常に取り入れたり、改めて思い出させてくれる。
    後半部は筆者の個人的見解もあり、筆者の年齢を感じさせられた。
    昔ながらの教えとこれからの時代のバランス感がこれからは問われていると感じた。

  • 先日読んだ本に「読書は最後まで」とあったので頑張ってみました。

    うん、今の私向きではなかったかな。
    次にいこう。

  • <総評>
    個人的に、そこまで面白いとは感じなかった。
    書かれている内容には納得できる部分もあったが、なぜか素直に心の中に入ってこなかった。


    <ポイント>
    ・今の自分を仮とは思わず、現実として受け入れること。

    ・人から言われて行動を決めるのではなく、人からどう思われるのかを気にしないで、何ができるかを自分で決めること。

    ・生きていることに価値がある。

    ・目的地ばかりに注意を向けるのではなく、途上を楽しむこと。

    ・偽りの結びつきを断つために剣を投じることが、真の結びつきを作り上げる。

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著者プロフィール

1956年生まれ。共著書に『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)、訳書にプラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)ほか。

「2020年 『自然と精神/出会いと決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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