緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020

  • 幻冬舎 (2021年2月25日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784344037359

作品紹介・あらすじ

コロナでも、ただでは起きない!
2020年9月。いち早く、観客を入れてライブをおこなったさだまさし。
コロナ禍に「大切な人をなくしたくないんだ」と歌ったミュージシャンの、思いと行動の感動の記録。


大好きだから、会わないでおこう。
気持ちとは真逆の行動が求められることになってしまった、コロナ禍の日常。さだまさしは、緊急事態宣言が発出された夜に、「緊急事態宣言の夜に」という歌を発表。「お前のおふくろ死なせたくないんだ 大切な人をなくしたくないんだ」というメッセージを伝えた。
2020年、デビュー以来こんなに長期間ライブをしなかったことはなかった、というさだまさしがミュージシャンとしてどのような思いで活動してきたか、また、自身が設立した「風に立つライオン基金」が試行錯誤の中おこなってきた、医療機関、福祉機関などへの様々な支援の様子を綴る。

感想・レビュー・書評

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  • 姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→
    https://library.koutoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/SS00108263

  • たまたま検索で見つけたから読んでみたのだけど、さだまさしさんの活動を知ることが出来た。
    あと、記憶から遠のいている災害がたくさんあるなと自戒。

  • 「コロナ禍のさだまさし」と「風に立つライオン基金」の日常が書いてある。
    音楽で困った人を応援しようとする熱い思いが伝わってくる。
    YouTubeの風に立つライオン放送局をチャンネル登録した。
    印象に残った文章
    ⒈ ショーを止めるな!
    ⒉ 「命懸けで」歌を聞きに来て下さるお客様のことを思うと、胸が熱くなります。
    ⒊ コロナだから、さだまさし
    ⒋ 常に音楽は自分が生まれたときに向かって進む、つまり過去に向かうんだよ
    ⒌ 何もしてくれない善人より、なんかしてくれる悪人の方が役に立つときがある。

  • 「完結編」を期待したい!

  • 熱い思いや必死さが伝わりました
    「グレープ 」の頃からここまで来てしまいましたね
    今自分に出来ることを続けます
    泉谷さんの「困っている奴がいたら一緒に偽善に行こう」カッコいいね

  • 先ず第一に著者は単独公演のアーティスト公演記録を所持している方である。其の著者が新型コロナウイルスという見えぬ敵に直面してから公演を再開する迄に仕事仲間と取り組む紆余曲折な物語が前半である。後半は著者の楽曲にある風に立つライオンの発表以降から執筆秘話・基金創設の裏側が一冊に凝縮されてる。全ての方に推薦します。敢えて絞るなら鬼滅の刃・風に立つライオン・遠藤周作・ポールサイモンが好きな方には手を取り易い本です。

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著者プロフィール

一九五二年長崎市生まれ。シンガーソングライター。二〇〇一年、初小説『精霊流し』がベストセラーとなる。『精霊流し』をはじめ、『解夏』『眉山』アントキノイノチ』『風に立つライオン』はいずれも映画化され、ベストセラーとなる。その他の小説に『はかぼんさん―空蝉風土記』『かすていら』ラストレター』『銀河食堂の夜』など。

「2021年 『緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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