- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344037564
作品紹介・あらすじ
後輩、お隣さん、合コン相手ーー
三歩に訪れる色んな出会い
図書館勤務の20代女子・麦本三歩の
あいかわらずだけどちょっと新しい日々
住野よるが贈る、心温まる日常小説シリーズ
待望の最新刊!
感想・レビュー・書評
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麦本三歩は推しメンです。
あ、いや、別に流行り言葉に乗ったわけじゃなくて、2年前の8月の第一集マイレビューにちゃんと断っていまふ。噛んだ。
何度も言うけど、私は「一生懸命頑張っている女の子」が好きなんです!
緊張しいで、
マトモなこと言おうとすると必ず噛むし、
ミスばかしで何千回先輩に怒られたかわかんないし、
自己肯定感薄くて「ひとりツッコミ」大得意、
なんだけど、
小説のお陰で彼女の内面まで丸わかりの私は、
三歩が真っ直ぐで誠実で一生懸命なこと、
知ってる。
第一集にて、
「確かに三歩を彼女にしたら、毎日が心配で堪らなくなるかもしれない。でも孫娘ならば、生きてくれているだけで嬉しい。」と書いたけど、
訂正します。
今回三歩にもボーイフレンドが出来た?ようだけど、
彼とおんなじで、
充分に三歩のこと理解できたら、
彼氏になっても「やっていける」自信?がつきました。
それに、女の子友達だけじゃなくて、
弟にもタメ口、カミカミなしの流暢な会話ができていることが証明されました。
つまり、早くその段階までの関係になればいいんです。
三歩の主観では、優しい先輩、おかしな先輩は三歩の味方になってくれていると思っているかもしれないけど、おかしな先輩は基本三歩のこと嫌いだから。まぁ気がつかなくて良いんだけど。
1番三歩のことを好きだった怖い先輩が居なくなって、
これから社会人4年目の三歩の未来は如何に。
ずっと応援してます。
ところで、文庫本と違って単行本には、リアル三歩らしき女の子が、今回は図書館(武蔵野プレイス)で働いている所でした。この装丁好きです。奥付説明見て、モデルはBiSHのモモコグミカンパニーさんとか。アマプラで聴いてビックリ!でも三歩の好きな歌手はラッパーなので、案外実際の所こんな女性なのかも。うーむ、よくも彼女を選んだもんた。。噛んだ。 -
麦本三歩は私の人生を変えた一冊となっています。そんな大好きなシリーズの第二集となれば買うしかありません。何もない日常をとことん楽しむ三歩は尊敬できる人物です。
今回は何もない日常と言っても生きて行く上で起こりうるイベントはたくさん起こります。ちょっとした日常をが住野よるさんにかかれば学び豊かな一冊になります。本書の最後は休日をゴロゴロして終結します。
私は普段休日は「何かをしないと」と思って必死になることもしばしばでしたので、こんなに何もしない日を楽しそうに描かれてみると私も学ばないとなんて思ってしまいます。
おうち時間が増え、先行きが見えないストレスも増えた今だからこそ読んでもらいたい1冊だと思います。小説の中でも特に読みやすい印象ですので、幅広い方々におすすめしたいです。 -
大学図書館で一番下っ端だった麦本三歩にも後輩が!から始まる日々の日常を三歩が好きなものと絡めて描かれる第二弾。相変わらずの天然ドジっ子振りは健在だけど、今回は色々環境が変わっていく中で少しずつ成長していく姿が見られるし、好きな物や人にきちんと向き合って大事にする姿勢は判る人にはちゃんと判ってもらえてついにっこり。でも実際に側にいたらやっぱりイライラするかも。先輩達偉い。実家での年越し「角が好き」の雰囲気の静けさがしみじみ良い。怖い先輩との「復讐物が好き」タイトル回収そう来たか!となった。あと二日酔いに苦しむ「楽しい方が好き」めっちゃ笑った。そうそう、誓うんだよね。結局破るけど。
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麦本三歩第2弾。変わらずマイペースな三歩ちゃんですが、読んでいて共感できる部分も多く一気に読めました。
表紙の図書館員三歩役がすごく可愛くて、思わず調べてしまいました。 -
落ち込んだ時の気分転換になりました。
他の方のレビューを読むと、否定的な意見が多く住野よるファンとしては少し残念、、。
三歩シリーズは少し疲れた時にサラッと読むくらいがちょうどいいんです。職場で怒られた帰りの電車で、数ページ読み流すとほんの少し元気がでるはずです。
三歩みたいな考えで生活できたら人生楽だろうなと思いますね。ただ、私が現実世界で三歩と関わることがあれば少し苦手かもって思ってしまうのは内緒です。
この本は言葉選びが独特なので、苦手に感じる方は一定数いると思います。気持ちが落ち込んでる時におすすめです。一度読み流してみてはいかがでしょうか。 -
第一弾をAudibleで聞いて良かったから、図書館で借りてみた。
結果、Audibleで聞いたのが良かったのかたまたまなのか、第一弾の方が楽しかった印象。
勝手に想像してる三歩ちゃんのイメージと、二日酔いとかいつもより濃いお化粧とかのイメージがどうにも結び付かなくて、何かもやもや。
それでも先輩が退職しちゃうお話のところは、ぐっとくるるものがあった。 -
続きものって、前作の内容を忘れてしまってて…
だけど三歩ちゃんのゆるゆる感は覚えてますよ。
最後の章なんて、三歩ちゃんだから許されるダラダラさ。
こんなんで小説に出来ちゃう凄さ、そこがこの本の醍醐味かな。
双子の弟がいたり、後輩が出来たり、デートする相手ができたり。
怖い先輩の最後の日の話は良かった。
これはこのままゆるゆると続いていくのかな。 -
ゴールデンウィークの最中に相応しい?のーんびりと緩い和やかな小説です♪めでたく大学図書館に勤める麦本三歩のお話、前作よりこちらの方が面白かった。人並み以上の卑屈さと人見知りと猜疑心と自信の無さの塊な三歩の好きなモノが12章描かれています。中でも8編目の 角が好き が良かった。私もサントリー角の水割りに目がないけど、正月休みに帰郷した実家で三歩の両親や双生児の弟くんが登場してドジばかりの噛み噛みばかりの三歩ではない面が知れてホンワカ出来ますね。この第二集では徐々に少しずつだけど成長している三歩が感じられて良ろしゅうございました。
コメントありがとうございました。
よくぞ、昔のブックリストにきがつきましたね。すごいです。
いやいや、...
コメントありがとうございました。
よくぞ、昔のブックリストにきがつきましたね。すごいです。
いやいや、気が付かなくて当然です。好き勝手に気まぐれでやっているモノですから。基本は、私の忘備録のためにやっている取り組みです。でも、改めて読んでみるとやっぱり素敵なレビューです。
こういう自分の言葉で、しかも自分の体験と照らして本を読んでいるのを読むと、むくむくと紹介したくなる傾向があるようです。
再掲載してくださってありがとうございます♪
そうか、「自分のBestレビュー」と勘違いするのか。
そう言えば、そう読めなくもない。
いいこと教えてもらいまし...
そうか、「自分のBestレビュー」と勘違いするのか。
そう言えば、そう読めなくもない。
いいこと教えてもらいました。
ちょっと書き方工夫してみます。