絵本作家の森のいえ便り

  • 幻冬舎 (2021年5月26日発売)
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本 ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784344037922

作品紹介・あらすじ

どの季節が、好き?
――ぜんぶ。
自然いっぱいの毎日は、楽しいことであふれてる。
「まるで、お話の世界!」な日々をつづった、人気作家の初エッセイ。
くまのaccototoさんちの絵本コーナーつき森の木々がいっせいに芽吹く春、
雨が降るごとに緑が濃くなる初夏、
庭のツリーハウスから見上げる夏の夜空、
紅葉が絨毯のように積もる秋のテラス、
銀世界に小さな訪問者の足跡が残る冬。

――都会から引っ越して10年。森のいえに暮らす絵本作家の日々は、四季の変化、動物たちとの交流、育っていく子どもたちのおかげで、彩り豊かで目まぐるしい。

四季を感じる暮らし/雨が作る芸術/自然の落とし物/ツリーハウスを作る/梅仕事/秋の実りと訪問者/ハロウィンかぼちゃ/初雪はマズい!/ある年の大雪の楽しみ/薪ストーブ/星空/マジックアワー など

感想・レビュー・書評

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  • 都会から軽井沢の森の家へ引越した絵本作家家族。表紙のツリーハウスは手作り。娘さんがうずらの卵を孵化させた様子は楽しい。自然には癒しだけでなく,熊や雀蜂などの脅威がある事も知った。

  • 森のいえ。あこがれるなあ。絵本の世界そのもの。だからこそ、素敵な絵本のおはなしができるんだよなあ。
    あこがれるけれど、自分では絶対に住めないとわかっている。だからこそあこがれる。本のなかだけでも、その世界をあじわいたい。

  • 軽井沢で暮らして10年になる家族の日々

    綺麗な雪やつららにシロップをかけて楽しんだり、ツリーハウスを設計図を引いて作り子供の遊び場や大人の気分転換の場にしたり。
    日差しや湿度、肌感覚で四季の移ろいがはっきり分かる暮らしぶりが生き生きと描写されている。

    だけど自然が近い環境だからこそ、危険があることもきちんと触れている(浅間山、熊、蛇、雷、植物など)

  • 写真が美しい。優しくも厳しくて、美しい自然とを子供とともに楽しむ暮らし、今の自分は憧れるなあと感じた。

  • 子どもが生まれたことをきっかけに、北軽井沢に移住した絵本作家夫婦の高原生活のエッセイ。自然が身近にあるのは子育てにおいてはステキな事がいっぱいだろうが、大変なこともいっぱい。それも含めて楽しめないと、田舎暮らしは大変だ。まぁ、軽井沢という土地は移住者が多いという点が、他の田舎暮らしとは又違うかも。

  • 時間を気にせずゆっくり読みたい本。
    街中のカフェとか電車の待ち時間とかに読んでいたらあまりにもかけ離れていて進まなかった。家でテレビもYouTubeも消して静かに読むと葉っぱの緑雪の白が浮かんできて森に行きたくなる。公園とか静かな自然の中で読むのもいいかも、そんな機会があったら持って行きたい。キャンプとかで読んだら良さそうです。キャンプはしないので誰か試して。
    雪の話が多いので是非冬に。

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著者プロフィール

ふくだあきこ”acco”ととしお“toto”でaccototo(アッコトト)。絵本、イラスト、壁画などを夫婦で制作している。おもな絵本に『そんなに みないで くださいな』(KADOKAWA)、「うしろにいるのだあれ」シリーズ(幻冬舎)、『ポポくんのミックスジュース』などの「ポポくん」シリーズ(PHP研究所)、『だれのあしあと』『いただきまーす』(大日本図書)、『のぞいてごらん』などの「ごらん」シリーズ(イースト・プレス)。本作は、としおさんがこどもたちとの入浴タイムに人気だったあそびがもとになっている。

「2022年 『おふろがでまーす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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