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本 ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784344038233
作品紹介・あらすじ
女性活躍推進、ひとり親支援、LGBT法etc.
稲田さんは変節したの? ただの人気取り?
「私という人間のこと。
私がこの国で実現したいこと。
すべて書きました」
日本の閉塞感を打ち破る新しいリーダーの志と戦略
「保守中の保守」政治家と目されてきた稲田朋美氏は、ここ数年、「尖閣諸島の上陸調査実現」「憲法改正」「原発リプレース(置き換え)」等の「強い政策」に加えて、「女性活躍推進」「ひとり親支援」「LGBT支援」などの「優しい政策」にも力を注いできた。「優しい政策」は、いわゆる「リベラルな」政策と思われているため、稲田氏に対して「変節したのか」「ただの人気取りでは」等々、批判や疑念を寄せる人が少なくない。
稲田氏はいま何を考えているのか。氏が目指す「強くて優しい国」とはどんな国なのか。
本書は、生い立ちから、政治家としての思い、実現したい政策まで、すべて書ききった一冊。
弱い立場におかれた人たちを救うのに「右」も「左」も関係ない、多様性を認め寛容であることこそが真の保守――批判を恐れず、信念をもって行動し続ける稲田氏の姿が、社会と組織の壁に挫けそうなすべての人に、勇気と感動を与える一冊。
(目次より)
序章 目指すべき20年後
第一部 三つ子の魂百まで――生い立ち編
第二部 目指すべき日本――政策編
1 岐路に立つ日本
2 多様性と包摂性のある国
3 持続可能で住みやすい地方
4 LGBT理解増進法・奮戦記
終章 保守とは何か
感想・レビュー・書評
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かつては、安倍総理に一番近い女性議員、保守の中の保守といわれた稲田議員が、なぜ昨今はリベラルな法案を通そうとしているのか疑問で読んでみた一冊。
感じたことは、マスコミや世間一般が勝手に保守だと思っていただけで、決して根っからの保守思想ではないということ。弁護士時代に南京大虐殺を否定する裁判を担当し、その流れで議員になったこと、靖国参拝を強固に主張していたことから保守のイメージが独り歩きしてしまった。
しかし、彼女はどちらかといえば、少数派、マイノリティにシンパシーを感じる方。南京大虐殺を担当したのは、あくまでも弁護士としての職務から、靖国参拝を主張したのは、身内に特攻隊で亡くなった人がいたから、という理由。
最近は、女性活躍推進、LGBT法案などを通し、まるで民主党みたいなことをやっているから、自民党内や保守派からかなり叩かれている。離れていった支持者も多いらしい。
彼女の中には右も左もなく、自分が正しいと感じたことを貫き通す信念があるのだろう。それは立派だとは思うが、あまりにも弱者に寄り添い過ぎて、性善説を信じすぎるところがどうなのかと思った。
防衛大臣時代の激しいバッシングは確かに気の毒だとは思うけど、そもそも政治家というのはそういう仕事。それまでの人生がよほど順風満帆だったのだろうなと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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著者プロフィール
稲田朋美の作品





