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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344038547
作品紹介・あらすじ
前立腺がんって実は、まったく怖くない。
大河ドラマ「真田丸」執筆中に前立腺がんの手術をしていた脚本家・三谷幸喜と、おだやかで頼もしい主治医・頴川晋による、笑ってためになる、そしてがんのイメージが変わる、縦横無尽の対談集。
人間ドックで前立腺がんが発覚した三谷幸喜。子供はまだ幼いし、50代の働き盛りだし、大河ドラマの執筆を控えてるし……そんな状況だったけれど、主治医の頴川先生のわかりやすい解説、治療方針に関する丁寧な説明で、まったく不安を感じることなく手術を受けることができた。術後5年、無事健康体を保ってきた三谷が、「前立腺がんは怖くないし、もっと明るい感じというか、“がんと戦う、生還する”というイメージを変えたい」と、先生との対談が実現。
項目抜粋
・肛門にチャッカマンの恐怖、・手術と勃起と男のプライド・病室で観た「真田丸」第1回・がんになったことはプラスしかない・働きざかりで、がん・おむつ生活に凹む・尿漏れは焦らず気にせず・オペのピークと脚本家のピーク・がん治療の今と未来
感想・レビュー・書評
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三谷幸喜さんの面白い視点で、ガンについて学ぶことができたと思う。医師との対話形式で読みやすく、暗くなりがちな「ガン」をテーマにしつつもクスッと笑える前向きさや明るさは、三谷さんならではだと思う。
早期発見すればそれほどダメージがなく、改めて健診の大切さを感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三谷幸喜が癌を患っていたと知って驚き、早速読んでみた。
早期発見もあるのだろうけど、軽いタッチでの経験談でほっとした。
私もガン家系なので日頃定期的な健診とか気にしてはいるが、やはり誰でもガンになりえるのだなーと改めて実感したのと要注意であることを再確認。 -
前立腺がんの治療について書かれた、対談形式の本。本当に軽快で読みやすい。治療法についても、担当医師が素人にも分かりやすく説明してくれています。時々おふざけが入ったりして、闘病本なのに楽しく読めました。
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自分が前立腺癌の数値に問題があり、日々気にしているところで巡り合った。
そういう意味であまりにタイムリーで参考になった内容。
進行が遅い癌ではあるが癌は癌に違いない。
その治療をしながら大河ドラマ(真田丸)を制作していたとは驚き。 -
かつてガンになった三谷氏が、自分の手術を担当した執刀医とユーモアを交えて対談した本。日本人の二人にひとりがガンになる時代に、自身の経験から少しでも患者や家族の不安を取り除くことを志して実現した本だという。
手術が無事成功したからこそ出せた対談本で、やはりがんは早期発見が大事だということがわかる。 -
手術の場合のリスクがよく分かった
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良い本でした。あっという間に読めます。前立腺がんについて、わかりやすく書かれているし、その治療に至る経過や、治療と治療後についても患者の視線で書かれていて、よい内容だと思いました。主治医との対談という形式なのもよかった。
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三谷さんががんになられていたなんて全く知らず、あの三谷さんが…!がんに⁉と興味津々で手に取った本書。幸い早期発見だったとのことで大事には至らなかったようで安心しました。対談形式なのでスラスラと読み進められます。時折、お医者さんと三谷さんとのやり取りにクスッと笑えたり。前立腺がんとはどんな病気なのかを知る入門編のような本でした。
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必ず治る、と断言はできないが、癌に対する見方が変わる本。楽観はしない、でも悲観しすぎない、なのかな。検査大事。
著者プロフィール
三谷幸喜の作品





