- 幻冬舎 (2022年6月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784344039704
作品紹介・あらすじ
こんな人生だけど、もう一度「快音」を響かせたい!人生のやり直しをかけた(?)世紀の(!)草野球試合。胸に沁みるまさかの結末。読むだけで、じんわりやる気が湧いてきます。「ブンブン振って、ドタドタ走って、ポロポロ落として、でも最後まで、本気で勝ちに行きましょう!」かつて「超高校級」ともてはやされたピッチャーだった大瀧鉄舟は野球の道をあきらめ、人生そのものが停滞したまま20代半ばを迎えてしまった。そのまま生きていくのはツラすぎるけど、現実と向き合って人生をやり直す勇気もなかなか出ない。そんな鉄舟が、ひょんなことから草野球チームを創設することに。だが、彼の元に集まったのは結構クセ強な男女八人。すったもんだの果てに迎えた初の対外試合。全員挫折経験ありのへっぽこナインが、河川敷のグラウンドで奇跡を起こす!(……かも)
みんなの感想まとめ
挫折を経験した主人公が、再び野球に向き合い成長していく姿を描いた物語は、心温まる爽やかなストーリーです。主人公の大瀧鉄舟は、過去の栄光を背負いながらも、年齢や経験が異なる仲間たちとともに草野球チームを...
感想・レビュー・書評
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野球で挫折した主人公が、また野球と向き合って立ち上がる、似たような設定は読んだことがある物語。
それでも、読んでいて楽しかった。
主人公の大瀧鉄舟は、前半は本当に嫌な感じ…
それでも、野球クラブの代表となり、年齢も経験もバラバラな人たちと触れ合う中で、少しずつ変わっていく。
親友だった航太朗に厳しく指摘されたのがとても良かった。
クラブに入ってきた人達も、それぞれに味があって、引き込まれる。
鉄舟以外の人が、みんな大人で人間ができているようには感じるけど、鉄舟も成長していく姿が良かった。
読みやすくて、読後感も気持ち良い作品でした。 -
読むと野球の楽しさが伝わる本ですね。
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めっちゃ爽やかなストーリーで読んでて気持ちよかった。
鉄舟の最初の言動にはヤキモキしてたけど、周りの人に助けられ、成長していく姿が嬉しくなってくる。
航太郎が説教するシーンは印象的で感動できたな。
あー野球やりたい。
上手い下手関係なしにこんな風に野球楽しめたら楽しいやろうなー。
またやりたいことが増えた。 -
挫折した主人公が立ち直って成長していくよくあるお話ですが、最初から光景を思い浮かべながらホンワカした気持ちで読み終えました。
WBCでいい試合を観戦させてもらったし、こんなチームで一緒に野球をしたくなりました。 -
越谷オサム初読。
2004年にファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。既刊本には若者を主人公にしたライトノベル風なものが多くあるようで、本作とのギャップに戸惑う。「一作ごとに全く異なる設定」とWEB本の雑誌「作家の読書道」にも紹介されている。
インタビューを読むと、年代が近いこともあり、自分と読書体験が被っていて勝手に親近感。他の作品もぜひ読んでみたい。
文章が素直で明るく、所々に優しさや気遣いが感じられて、読みながら癒される。
往年の映画『メジャーリーグ』を彷彿とさせる、欠点だらけの草野球チームが舞台。弱小チームが頑張るスポーツものが大好きなこともあり、胸を熱くしながら読んだ。
「そうか、ここからか。ここからなんだな。」p367
鉄舟さんのつぶやきが、私の背中も押してくれる気がした。
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野球の専門用語はわからなかったけれど、面白かった?
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元高校球児がコーチする草野球チームの話。
メンバーは老若男女取り混ぜた寄せ集め。
そのメンバー一人ひとりの挫折や野球への想いが描かれている。
勝つことがベストではなく、そこに至るまでの道のりが大切だと思わされる。
チームになっていくこととはこういうことなんだとあらためて感じた。 -
高校時代にはマスコミにも注目される野球投手だったが肩を壊してからは引きこもりのような生活になり、まわりの友人たちが社会人となっていく中、実家暮らしで倉庫整理のアルバイトを意欲もなく続けている鉄舟は、母親の強い勧めにより野球同好会をなし崩しに作ることになる。
河川敷の市民グラウンドに集まったのは、何かしらの野球の挫折を抱えた寄せ集め集団で、バッティングもまともにできない人間もちらほら。見切り発車の泥舟ではじまった同好会と鉄舟の紆余曲折をコミカルに描いた一冊だ。
挫折したかつてのヒーローが再び立ち上がる物語、というとよくある内容だけれど、この鉄舟というのが現役時代は傲慢を絵に描いたようなイヤなヤツで、現在もふがいない割には自尊心の高いなんともしょうもない主人公なのがミソだな、と思う。
お決まりの展開ではあるけれど、楽しく読んだ。
バックサード、なんて言葉、自分も知らないよ。 -
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挫折したことない人はいないと思う
そう言った意味で主人公の最初の心理は
よくわかる
周りの人に助けられていく姿が
よかった -
挫折した元高校球児の鉄舟が、母親の強いプッシュで、挫折した者よっといでと野球クラブを作りコーチとなってみんなと一緒に成長していく物語。一人一人と個性あふれるメンバーが集まっての練習風景の描写や過去のトラウマなど生き生きとしていて躍動感に満ちていた。
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序盤に散りばめられた伏線が、ハラハラドキドキの試合に凝縮して結晶になり、良い意味で裏切られた内容だった。
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野球はやっぱり面白いなあ、って改めて思わせてくれる話でした。
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野球って不思議なスポーツだと思います。
メジャーリーグのような超一流のプレーは、
観る人を惹きつけるのは当然ですが、アマ
チュアの高校野球や、この本の主題である
ド素人の草野球もドラマになるのです。
しかも野村克也氏のような金言がなくても
人生論を語ることができてしまうという、
不思議な競技なのです。
肩の故障で挫折した元エリート高校球児が
草野球チームの代表として奮闘するうちに
囚われていた過去の栄光にも打ち克ち、成
長していく物語です。
「そういえば最近やっていないなあ、あの
スポーツ」「久々にまた始めてみようかな」
と思わずにはいられない一冊です。 -
大瀧鉄舟は元高校球児。埼玉では有名な選手で傲慢な言動で知られていた。埼玉県大会決勝で破れ、引きこもりになってしまった。それから9年、母親が広報誌に野球サークル参加者募集中と載せてしまいあせる。昔の仲間の阪野にコーチを頼んだ。やって来たメンバーには色々問題があって・・・
非常にありがちな話なのだけれど、野球のディテールと鉄舟が昔の自分がいかに他人を傷つけていたかを知る過程がすごく読ませる。
少年野球チームにいたり、社会人野球サークルにもいた身(最高なのは練習後のビール)としては点は甘くなってしまう。 -
高校野球で挫折を味わい人生を棒に振りそうな鉄舟(主人公)が草野球の代表となってしまって
自分を見つめ直す的なお話
涙腺が崩壊する訳でもなく淡々と興味深く進行していく 登場人物に笑ってしまえるが楽しく読み進めれる良いお話 -
久しぶりに読み応えのある本でした。息子が野球部だったので当時の勝利主義で得たもの失ったものを思いだしてちょっとしんどくなりましたが。団体スポーツの大変さと素晴らしさを感じる内容でした。
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爽やかな内容で読みやすく楽しめた。
挫折とトラウマを抱えた統一性のない面々が草野球で一皮剥けていくストーリー。そこそこ野球知識が必要かも。解説されるけど全く野球わかりませんという場合は試合のシーンとかの専門用語がしんどそう。
個人的には鉄舟の元バッテリーたるキャッチャーの今井さんがとてもよかった。いい先輩。シーン少ないけど印象的。
作品通してどうしても気になったのは、鉄舟と航太朗がどうしても20代には思えないこと。なんだろう、話し方かな?別に30代前半とかでも話的に不都合はなさそうだったので、もっとええ歳の草野球チームで良かった気もする。
奏音や隼人は大学生に思えなくもなかったので、なんかそこが不思議だった。 -
高校野球県大会決勝戦で敗北のトラウマと肩の故障で野球を辞めたうえに引きこもりになってしまった主人公が市の広報誌で募集した草野球チームのコーチとなり野球に触れる。老若男女、個性もそれぞれのチームを率いるのは一筋縄ではない。山あり谷ありの物語。
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著者プロフィール
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