作家刑事毒島の嘲笑

著者 :
  • 幻冬舎
3.32
  • (10)
  • (29)
  • (63)
  • (11)
  • (1)
本棚登録 : 608
感想 : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344039872

作品紹介・あらすじ

最恐毒舌刑事VSテロリスト毒島真理は大量の連載を抱える人気ミステリ作家。しかしひとたび筆を置けば、警視庁随一の名刑事へと変貌する。冴えわたる舌鋒で、思想に毒された犯罪者に心理戦を仕掛ける!保守系の刊行物で有名な出版社に、何者かが火を放った。公安一課の淡海奨務は、左翼集団の犯行とみて捜査を開始する。そこで出会ったのは同じく事件を追う作家兼業の名物刑事・毒島真理。虫も殺さぬような風貌とは裏腹に、毒島は容赦ない口撃で犯人を徹底的に追い詰める。淡海はその姿にたじろぎつつも、行動を共にすることに。間もなくネットに公開された「急進革マル派」を名乗る過激派の声明。果たして事件は大量殺人の予兆なのか? どんでん返しの帝王がおくるノンストップミステリ!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 作家兼刑事技能指導員の毒島が、合理的推理と非情な毒舌で事件を解決する、連作短編集。

    シリーズ第3作。

    保守系出版社への放火から始まり、過激派の犯行声明がちらつくストーリー。
    相棒は公安、淡海奨務。

    したたかさや鉄面皮では、刑事課の上をいくはずの公安の刑事が、毒島に振り回される姿はコミカルで楽しい。

    本人がいないところで毒を吐くことが多く、直接対決でやりこめるシーンが少なかった。
    ややいつもの痛快さが足りないいうか、毒島にしてはマイルド。

  • 【収録作品】大いなる/祭りのあと/されど私の人生/英雄/落陽

    公安刑事を相棒にした連作。

  • やっぱり帰って来た毒島。最近のプロ市民の無礼な行動に怒りを感じたのか、プロ市民とそれを操る左翼過激派の話である、と思ったら最後のドンデン返し、そう言えば前段で何だか不自然はネタ振り或いは伏線と言うのだろうかちゃんと設定してあったよ。しかし高千穂は分かるけど犬養とは接触あったかしらん、著者のスターシステムは膨大になって来ているので直ぐには思い出せないが、あったようにも思えて来た。このシリーズは始まったばかりだから、まだまだ続編が出て来そうだ、またうふふふふ・・・と奇妙な笑いが聞こえそうだ。

  • キャラクターが定着したら前より面白く無くなった。
    当たり前ですね。
    ドラマ化したら誰がこの役をやるか興味ありますね。

  • 毒島刑事。今回は右左翼集団が題材だったけど、そこがイマイチだったかな。そっち方面の大学生や主婦って全然話題にもならないので分からない。毒島さんもガチな毒は無かったかな。

  • 期待どおりのラストの驚き。

  • 毒島シリーズは、言いたい事言っているのでスカッとします。短編ですが、話は繋がっていて今回コンビを組むのは公安の淡海奨務だ。改新社が放火され左翼系過激派の犯行という可能性もある事から一緒に解決していく。それぞれの事件は一見関係ないようで急進化革マル派が関係していた。しかしそんな組織は存在せず鳥居を操っていたのが身近に居たとは思いもしなかったです。毒島の言う様に刑事の仕事は犯人を捕まえる事で同情したり赦したりするのは裁判官の仕事。だから感情を一切抜きにして猟犬に徹する。でも毒島の前で悪い事はしたくないですね。

  • 相変わらずの毒舌にスッキリさせられた。面白かった。

  • 今回はそんなに毒舌ぶりが凄くはなかった…かな。

  • 結末は予想できた。
    今回は毒舌ぶりに嫌悪感が無かった。
    …慣れたのかしら

全39件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九六一年、岐阜県生まれ。二〇〇九年『さよならドビュッシー』で第八回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、一〇年一月デビュー。同作は映画化もされ、「岬洋介」シリーズとしてベストセラーになる。他に法医学を扱った「ヒポクラテス」シリーズや、弁護士を扱った「御子柴礼司」シリーズなど、幅広いジャンルの作風で知られる。

「2022年 『毒島刑事最後の事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山七里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×