- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344039964
作品紹介・あらすじ
『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』シリーズ累計40万部突破の著者、最高傑作ミステリ。まさきとしかが……いよいよ、くる!家族が毒殺された居間で寛ぎラーメンを啜っていた一人の少女。彼女が──家族を殺したのではないか。東京のバーベキュー場でヒ素を使った大量殺人が起こった。記者の勝木は、十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件の、ただ一人の生き残りの少女――赤井三葉を思い出す。あの日、薄汚れたゴミ屋敷で一体何があったのか。 「ざまあみろと思います」北海道灰戸町。人々の小さな怒りの炎が、やがて灰色の町を焼き尽くす――。『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』シリーズ累計40万部突破の著者、最高傑作ミステリ。
感想・レビュー・書評
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サイン会参加予定のため、
珍しく文庫化を待たずに購入しました。
暗い陰湿な話ですがページを捲る手が止まらない展開でまさきとしかさんの本は文庫化待たずにさっさと買うべき読むべきと学習しました。笑
豊平峡のカレー、ナン大きいし美味しいよね。
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豊洲でSNSで知り合った男女3人が死亡し、4人がヒ素中毒になるという豊洲バーベキュー事件が起こり、容疑者は丸江田逸央34歳。
世間は、その事件で12年前の北海道の灰戸町で起きた灰戸町一家殺人事件を思い出します。
その事件は、同じように食事にヒ素が入れられた一家の事件で犯人は一人だけ生き残った高校生の長女の赤井三葉とも言われていました。
手口が同じだったことから、丸江田が12年前の事件の犯人かとも疑われましたが、12年前丸江田には確かなアリバイがありました。
灰戸町の長女三葉は事件の3か月後、火事で家が燃えましたが、遺体が見つからず行方不明になっています。
月刊東都の記者の勝木剛は二つの事件を調べ始めますが…。
レッドクローバーと言うタイトルが何かカッコいいけどどういう意味だろうかと思ったら赤井三葉の名前でした。
この作品は赤井三葉を中心とするやはりこの作者特有の、母と娘の物語です。
ちなみに、ちょっとネタバレですが、豊洲の事件と灰戸町の事件は繋がっています。
丸江田と灰戸町の事件の犯人は面識があったのです。
勝木の亡くなった妻である美和子が言った
「子供を愛さない親はいても、一度も親を愛さない子供はいないんじゃないかな。だからもし長女がほんとうに親を殺したのだとしたら、その子のほうが先に心を殺されたのよ」。
丸江田が
「殺されるより殺すほうを選んだだけですよ。誰だってそうでしょう?人生の最後に、一度くらい殺す側にまわってもいいじゃないですか」
と言ったのが印象的でした。
作者の最高傑作ミステリ!という惹句にひかれて読みましたが、まさかこういう展開の話とは!という驚きはあり、ミステリーとしては大変面白かったのですが、母と娘の話としてはとても哀しくてイヤな感じでした。-
まことさん、すごいですね✨
それは、先生覚えると思いますよ。
Twitterと連動?
私、文章力無いので…恥ずかしくて無理です。笑まことさん、すごいですね✨
それは、先生覚えると思いますよ。
Twitterと連動?
私、文章力無いので…恥ずかしくて無理です。笑2022/09/05 -
Pさん♪
そんなことは、ないと思います。
私、Pさんの選書が好きです。
いつも、いい本読まれているなあと思っています。Pさん♪
そんなことは、ないと思います。
私、Pさんの選書が好きです。
いつも、いい本読まれているなあと思っています。2022/09/05 -
まことさん⭐︎
すごい素敵なお言葉、ありがとうございます❤︎
それ励みに、これからも読者します。笑まことさん⭐︎
すごい素敵なお言葉、ありがとうございます❤︎
それ励みに、これからも読者します。笑2022/09/06
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うーん、難しい
すごいなーとは思う
良く出来てるなーとも思う
でもやっぱり好きじゃない
好きじゃないのに★4て逆に凄いと思ってほしい
なんか凄く歪んでるのに
「それが当たり前の感情だ」って何度も言い切ることで巻き込もうとしてるように感じた
騙されないぞ!と思った
登場人物全員がそう思うことでそれが人間の悲しい性と思わせようとしてる
そんなわけないじゃん!と思う
そんな風に思わない人は山ほどいるわ!と思う
騙されないぞ!まさきとしかめ!
そこまで言って★4て逆に傑作と思ってほしい-
ひまわりさん(^_^)/こんにちは
レッドクローバー、騙されないゾってそれは何に?
まさきとしかさん、初読みであと3~4番目に図書館から遊...ひまわりさん(^_^)/こんにちは
レッドクローバー、騙されないゾってそれは何に?
まさきとしかさん、初読みであと3~4番目に図書館から遊びにやって来ます!
ブ厚い本なんでしょうね(◎_◎;)2022/10/26 -
アールグレイさん
こんにちは!
けっこう厚かったですよん
うーん、詳しく書いちゃうとネタバレになっちゃうな〜
アールグレイさんが読み終わ...アールグレイさん
こんにちは!
けっこう厚かったですよん
うーん、詳しく書いちゃうとネタバレになっちゃうな〜
アールグレイさんが読み終わったら、アールグレイさんのコメント欄にネタバレ注意とした上で書き込ませてもらいますよ!
忘れてなかったらw2022/10/26
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東京のバーベキュー場で起こったヒ素による大量殺傷事件。
犯人である丸江田は、「ざまあみろって思ってます。」だけではっきりとした動機は口にしていない。
だが、この時使用されたヒ素と同じものが十二年前に北海道灰戸町一家殺害事件でも使われていた。
東都新聞に勤務していた勝木は、当時北海道支社に単身赴任していて、事件現場でひとり生き残っていた長女を見た記憶が蘇ってきていた。
その長女の行方と2つの事件の関連性を調べていくうちに…。
これは、想像もしていなかった展開だった。
母と子の関係性が問われるようで、でも目を背けることはできなかった。
弱い存在であるがために、殺されないために、生きていくために殺すのか。
すべては、自分の身を守るためになんだろうか。
誰もなにも喋らなければ、結局なにもわからない。
ただ連鎖は、こわいと思った。
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こんにちは(*^o^*)湖永さん
レッドクローバー、今図書館予約中です!
・・・・過去の事件に繫がり、ヒ素なんて出てくるのですね。
そんな...こんにちは(*^o^*)湖永さん
レッドクローバー、今図書館予約中です!
・・・・過去の事件に繫がり、ヒ素なんて出てくるのですね。
そんな理由でレビューは途中までしか読んでいません
(o_ _)o 読書の秋がやって来ます!
何故かワクワクします!
((o(^-^)o))2022/09/27 -
アールグレイさん こんにちは。
まさきとしかさんの作品は、家族をテーマにしたものが多いのかな⁇
(それほど読んではいないのですが…)
とて...アールグレイさん こんにちは。
まさきとしかさんの作品は、家族をテーマにしたものが多いのかな⁇
(それほど読んではいないのですが…)
とても熱量を感じるものでした。
どうもレビューが上手くなくて、なかなか伝わらないかも…と常々反省しつつ皆さまのいいねに救われています。
まだまだ読みたい本が山積みで…。
秋の夜長、ゆるゆると読書に耽ります^_^
2022/09/27
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北海道 灰戸町でヒ素による一家殺害事件が起きた。
家族には1人の生存者がいた。一家の長女 赤井三葉。
長女による犯行の可能性が出てきたため 匿名での報道になったが、謎の多い事件は 長女の名前から
影で『レッドクローバー事件』と呼ばれるようになる。
『灰戸町一家殺害事件』から12年後
東京 豊洲のバーベキューガーデンで、ヒ素による
殺人事件が起きる。男女3人が死亡し、4人がヒ素中毒となった。犯人はその場で逮捕されたが ヒ素の入手方法はわからないまま…。
灰戸町の一家殺害事件と豊洲バーベキュー事件に繋がりはあるのか…。
豊洲の犯人と 赤井三葉に接点はあったのか。
✍︎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『捨てる前に捨てる。殺される前に殺す。』
自分が生きるために。
生き残るために。
「もし本当に殺したのだとしたら、その子のほうが先に心を殺されたのよ」
彼の 彼女の心を殺したのは___。 -
これは面白い!途中頭の中が『?』になったが、なるほど。そうきたか!嬉しい『やられた』でした。
東京でヒ素による大量殺傷事件が起こった。犯人と見られる男は反省することなく『ざまあみろ』と口にした。
記者の勝木は、ヒ素を使った殺人から12年前の灰戸町一家殺害事件を思い出す。今回の事件を記事にすることになった勝木は、容疑者の男を訪れると、誰にも事件のことを語らない犯人は、12年前の事件の犯人とされている赤井三葉のことを知りたがっていた。
犯人は12年前の事件と何らかの関わりがあるのか?犯人と赤井三葉の関係は?
事件を洗う勝木と、当時の赤井三葉や、三葉と深い関わりのある望月ちひろなどの章があり、12年前の犯人も後半まで明らかにされず、楽しませてくれる。
事件もさることながら、それぞれの人生が面白く、読者を飽きさせることがない。
自分だったらどうだったろうかなどと考えることなく、純粋にミステリを楽しませてくれる作品だ。 -
怖いもの見たさ ちひろは大丈夫か三葉はやばいと、思い込みながら読む。
終盤に近づくとどっちがどっち?と、読み返しドンデン返しを少し期待してしまいました。
母親となった久仁子、笑子、春香達 娘への接し方や想いが・・・難しい。
周りのことは気にしないようにしても集団が相手になると弱みがはいり追い詰められる気がする。
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読書備忘録723号。
★★★☆。
今回も読むの疲れました。笑
よく考えてみたら、登場人物に感情移入できない。これが読むのが疲れるひとつの要因だと気が付きました。笑
今回の登場人物も全く感情移入できないモンスター達でした。笑
豊洲バーベキューガーデンでヒ素による無差別殺人事件が起きた。
犯人は丸江田逸央。被害者は所謂上級国民。丸江田は下級国民。何が丸江田を犯行に導いたのか・・・。
北海道灰戸町で12年前に起きた、同じくヒ素による一家惨殺事件。唯一生き残ったレッドクローバーこと長女の赤井三葉。事件後行方不明になっていた。当初三葉が犯人だと思われていた。豊洲事件の発生を受けて、灰戸町事件の犯人も丸江田なのでは?とメディアが騒ぐ。しかしアリバイのしっかりした丸江田は犯人ではあり得なかった。三葉はどこにいるのか?生きているのか・・・。
豊洲事件で始まった物語は14年前の灰戸町に遡り、一家惨殺事件から豊洲事件に至る断片的なパズルをひとつひとつ繋いでいく。
描かれるのは、地方の田舎町で日常のように行われている差別。住む場所だけでヒエラルキーを作る住民。他人より幸せであることを演出したい醜いエゴ。自分の不幸はすべて他人が悪いという被害者意識。家庭内暴力、ネグレクトで蔑まされる子供たち。
そして、殺される前に殺す!
この作者の作品を初めて読みましたが、母娘の関係がめちゃくちゃ歪んでいます。笑
一般的に女性には母性があり、それは子供を守る本能であり愛であると認識されている。
この作者はそうは考えていない。
女性は母性である前に女性であると。他人より美しくありたい、他人より裕福でありたい、他人に認められたい、他人に羨ましがられたい・・・。
ちょっと歪みすぎの女性像ではないですか?まさきさん。笑 同性なのに。
なので、登場人物の誰一人にも"良いやつやんか!"という感情移入が出来ない。
すなわち、読むのが疲れた・・・。
以上! -
物語を通してずっと感じる不穏な印象。読んでいるこちらの心の中は常にゾワゾワとしていた。
東京の豊洲バーベキュー場で起きたヒ素による大量殺傷事件。12年前に北海道の灰戸町という小さな町で起きたヒ素による一家殺害事件。雑誌記者の勝木が真相を探る現在と、灰戸町の人物たちの過去が並行して描かかれて次第に真実が明らかになる。
灰戸町の情景も、町民の関係性も、家族の関係性も、どれもが穏やかではない。異常さはなく、ごく普通に感じることが多いからこその不穏な印象が心の底にずっと積もっている感覚。序盤から中盤まではそう感じていた。そして、真相が徐々に分かってくるといきなり心の中を全て不穏で覆い尽くされたような気分になった。文中で「体を殺すのは一度しかできないけど、心は何度でも殺せるんだよ」とあるが、そのセリフが読み終えてからも頭から離れない。しばらくは忘れられなさそうだ。 -
作中何度も誰かが誰かを恨み、憤り、怒り、
「死ねばいいのに」と独りごちるシーンが出てくる、
なんとも心が荒む物語。
人間ってここまで性根が腐るものなのか?と
悲しい気持ちになる。
そんな人ばかりじゃない。
大部分の人間はそうじゃない、と思いたい。
そう。ここに登場する人たちは、イヤな面以外に
所々で弱さを見せる。
希望を見いだそうとする。
そこにちょっとだけ救いを感じた。
次に読む本は心が洗われるような、
別のジャンルのものにしよう!
お店に行ったの2回目くらいの時ですよ
絶対に誰かと勘違いしてると思いますよ笑
ナン、美味しいですよねー
あー、食べたい(*...
お店に行ったの2回目くらいの時ですよ
絶対に誰かと勘違いしてると思いますよ笑
ナン、美味しいですよねー
あー、食べたい(*^◯^*)