ニャタレー夫人の恋人 世界文学ネコ翻案全集

菊池良

• 幻冬舎 (2022年10月26日発売)

作品紹介・あらすじ

「ニャタレー夫人の恋人」「華麗なるニャツビー」「にゃあ無情」「千夜一夜（せんにゃいちにゃ）物語」「ニャン月記」……どんな運命も、猫におまかせ。ニャタレー夫人が案内する“猫文学”全12篇。新進気鋭の小説家、クリフォード・ニャタレーと結婚した、ニャタレー夫人ことコニー・リード。幸福な結婚をしてめでたしめでたし……と思いきや、彼女は退屈な日々に飽き飽きしていた。コニーとは毛づくろいしてくれないのに、友人とマタタビばかりかいでいるクリフォードに嫌気がさしていたある日、森番のオリバーと出会い、一緒に日向ぼっこをする間柄になってゆく……。（ニャタレー夫人の恋人）大ヒットシリーズ「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」の菊池良、海外文学を猫で解く！

感想・レビュー・書評

[ともりぶさんの感想 · 2025年6月29日]

肝心のチャタレー婦人の恋人は読んだことない。ペストの翻案が良かった。

[鳴海らいさんの感想 · 2025年4月19日]

名作の登場人物をネコに置き換えたパロディ。違和感なくスルスル読めた。

[quality45さんの感想 · 2023年4月15日]

　「チャタレー夫人の恋人」、「山月記」、「千夜一夜物語」、「ペスト」、「動物農場」、「華麗なるギャッピー」 などの物語をネコやネズミを使ってより分かりやすく描いた物語で、小学校高学年位から読めるのではないかと思いました。　長さが気になりませんでした。

[tbb75391さんの感想 · 2023年2月28日]

2023.2.28

世界文学ニャンコ翻訳。
様々なジャンルの話が入っていましたが、「動物農場」が良かったな。

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2023年2月1日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/781967

著者プロフィール

1987年、東京都出身。著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』（神田桂一と共著、宝島社）、『タイム・スリップ芥川賞』（ダイヤモンド社）、『ニャタレー夫人の恋人』（幻冬舎）など。脚本、マンガ原作、作詞などの分野でも活動中。

「2024年 『えほん思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」