不老不死の研究

  • 幻冬舎 (2022年12月14日発売)
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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784344040373

作品紹介・あらすじ

金と頭は健康に使え! 唯一無二の健康本が誕生! ホリエモンが世界最先端の抗加齢医学研究者たちにインタビューし得た知見を公開。糖尿病予防に効く「STLG2阻害薬」等明日から試せる知識がたっぷり。100歳まで健康であるためには「知ること」が最大の武器です。各種がん、糖尿病などの生活習慣病、精神疾患、アルツハイマー、不妊治療に至るまで、現代の予防医学はテクノロジーの進歩を受け日進月歩で進化を続けています。本書は、ライフワークとして毎月第一線の研究者にインタビューし続けたホリエモンが知見をまとめ、さらに各研究者が一言一句まで内容を精査した、唯一無二の健康医療本です。<内容例>・SGLT2阻害薬で腎臓・心臓を守れ・サイバニクスで百歳まで歩く・毎年1回うんち検査で大腸がん予防・テストステロン補充で若返れ・がん新薬「ADC」の革命・夢のアルツハイマー薬「アデュカヌマブ」・究極の予防医療「人工冬眠」 …etc.

感想・レビュー・書評

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  • YouTubeだったりで聞いたことある話が多かったです。まだ実現していないが実現するとすごいっていうものばかり集めた本もできれば読みたいです。未来予測系の本。不老不死、死なないこと、健康なこと、若いこと。どれかが欠けても達成できたとはいえない。不老とは何歳の状態を保つことなのかなとか考えました。

  • 最新医療や研究の紹介と予防医療啓発なのか、あくまで堀江貴文氏が興味があってやりたいが前提なものだから、書籍としてはちょっと中途半端。

  • 不老不死のなり方というより、研究紹介された気になった一冊。ホリエモンさんが以前から興味があったワード「不老不死」。その方法についてとうとう本がでたか!と思ったら、ご存知のように、まだそんな方法はありませんでした。ただ、この技術が発展した暁には・・的に期待が持てる技術が多く紹介されており、単純に最新科学について興味がある方は楽しめます。そのため、2030年頃にこの本を読んでも楽しめるかというと、そのときは新技術があるはずなので情報の古さを感じると思われますし、また改訂版が上梓されるのではと予想されました。賞味期限が短めの本です。

    ■腎臓病の怖さがひしひしと伝わる。
    日本人の8人に1人がかかっている腎臓病。しかも、治療法はない。加齢に伴いひたすら弱る一方の腎臓。そんな腎臓を長く健康でいさせるのが長寿のポイントだそう。腎臓の基本的な情報から、長持ちさせるための方法が記載されています。会食のような食事は腎臓にダメージを与えるそう。ホリエモンさんは想像通り会食続き。そのためある薬を自費処方してもらい、腎臓病・糖尿病はじめ予防しているそうです。すごい。

    ■バイオマーカーが存在しない精神疾患
    この見出しに、「確かに」とうなりました。そこで、最新テクノロジーを活用しようとしているそうです。行動で判断するというのは機械学習の得意とするところなので期待されます。また、アルツハイマー薬のエピソードは興味深く、引用の本を図書館で予約しました。

    ■補聴器は慎重に選択せよ
    という章のタイトルが意味ありげです。私の祖父は、眼鏡屋で補聴器を作ってもらっており、「どうして眼鏡屋で耳なんだろう」と疑問を持っていたのもあり、読んでみて高齢になってからの聴力検査の重要性を認識しました。

    ■女性のヘルスケアについて詳しく知るには・・
    ホリエモンさんが今回対談された医師と
    女性の「ヘルスケア」を変えれば日本の経済が変わる
    という本を出しているのでぜひ読んでみてください。

  • ホリエモンらしい1冊
    現代がここまで来てるのかと驚愕する
    新しい予防医学警告書。

    YouTubeか書籍かのどっちかで、ホリエモンが「頑張って取材したけど全然売れなかった」と言ってた事が気になり手にした1冊。

    中身は、様々な医師の先生達などに取材し、集め、まとめてくれたもの

    また、その最先端の事実から発展したホリエモンが思うビジネスの形や感想も詰まっていた。

    不老不死の伝説や歴史から始まり、サイボーグ、宇宙での健康問題、がん、生活習慣病、さらには子づくりまで抑えていた

    特に気になったのは「サイバニクス」によるイノベーションの、スパコンとクラウドの脳神経を連結する
    というもの

    SAOと有名な仮想世界で物語が進んでいくライトノベルがある。それが今、すぐそこの未来にあるという話で興奮した。

    何を持って不老か、不死か、その段階まで進化したらまた考えるだろう。

    出会えてよかった1冊。今の自分が健康であるか気になる方はぜひ読んでもらいたい

  • 100歳以上の人には糖尿病の人がほぼおらず糖尿病のリスクを下げることが人生100年時代に必要だということ。当然100歳の方には肥満体型も少ない、腹八分目、体系の維持に中高年の頃から気をつけていたとのこと

    健康長寿を脅かすのはフレイル、1移動能力低下、2握力低下、3体重減少、4疲労感の自覚、5活動レベルの低下、3つに該当するとフレイル、要介護状態に至る前段階

    コミュニティ、人とのつながりが大事

    100歳になっても少年少女のような好奇心をもて

    ミトコンドリアをたくさん含む腸管と腎臓がアンチエイジングのカギ、メタボはこれらにダメージを蓄積しがんを引き起こす。バランスの取れた健康的な食事が大事

    220から年齢を引いた数字が最大心拍数、定期的な運動をしなければ年相応の最大心拍数が出せない、体力が衰えにくくなる

    糖尿病を見抜く足病学、フットフレイル

    腎臓のネフロンは失われ続けている、負荷を増すと減る、減塩、減量、禁煙が大事

    脂っこい食事を避けて、節酒を

    リンの摂取量を減らせば老化は止まる、食物添加物からのリン摂取に気をつける、リン吸収率が高い動物性タンパク質から植物性タンパク質に切り替える

    サウナで深い睡眠ができる、精神疾患のリスクも78%さがる、キーワードはcen、ボーっとしているときは脳が活性化していて精神疾患リスクが高まる、集中しているときこそ脳が省エネ状態になっている、サウナも同じcenモードに

    テストステロンの減少予防にはストレス貯めない、運動の習慣、十分な睡眠、目標達成が大事

    低用量ピルで生理の苦痛を緩和

  • 書かれている注意事項は読みやすいし、全身に渡る内容が書かれているため、いくつか気をつけようと思う部分はある。
    しかし、エビデンスの記載がほとんどないため、この本全体の記載が薄いものになってしまっている。新技術を紹介して将来に期待と締めているだけの項目も多く、タイトル負けしている。

  • まだ様々なことが研究段階だと思うので、新しい情報を取り入れつつ、ひとりひとりが自分の体にきちんと向き合っていかねばならない。

  • 不老不死になりたいホリエモン、健康長寿に関する会社を立ち上げて、著名な研究者に直接取材し、書籍出版……。本当に行動力の塊すぎて驚くし、この人がこの先どんなことしていくのか更に興味深くなった。
    内容は分かりやすくて面白かったので、オーディブルで聞くのおすすめ。

  • 壊れたらテクノロジの力で補えば良い。そりゃそうだけど、自分もなかなかできていない。自分は胃に気を使わなすぎだと、読んでいて反省する。

    不摂生で壊れていくのは当然として、何もしなくても衰えていくという話が怖い。入院して寝たきりとか、宇宙飛行士の話とか。

  • 人間が動物として避けられない老化という現象について、いろいろな観点から専門家の知見を学ぶことができた。
    一番感じたのは、人の体は日々の生活の積み重ねでできているということで、毎日のケアや食事に気を付けようと思った。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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