[メンタルモンスター]になる。

  • 幻冬舎 (2022年11月16日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784344040489

作品紹介・あらすじ

ロシアW杯ベルギー戦での衝撃的な敗北から4年、日本史上初めて、4大会連続W杯出場を目指す著者が激動のサッカー人生を振り返る、集大成!

日本サッカー史上初めて4大会連続ワールドカップ出場を目指す、長友佑都。2010年南アフリカ、2014年ブラジル、2018年ロシア、そして2022年カタールと12年間にわたり、日本代表のレギュラーとして戦い続けてきた著者だからこそ語れる、予選・本戦を含めた苦闘の歴史と舞台裏。さらに、35歳でトップレベルを維持し続けている秘訣、批判を肥やしにしてエネルギーに変える、著者ならではのメンタルコントロール術など、激動のサッカー人生を振り返る、集大成の一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 自分の人生のいくべき場所に、壮大なヒーロー像を描いていく。そこに向かって、やるべきことをやっていく。成功も失敗も、ヒーローになるまでのストーリーの中の出来事にすぎない。失敗のないヒーローには誰も心を揺さぶられない。

  • 長友選手の視点が詰まった本。
    サッカーが好きじゃなくても、考え方が学べるのでおすすめできます。

    特に、心に残ったのは…
    ・成功は約束されていないけど、成長は約束されている
    ・点の取れるFWは、ゴールにつながる動きをする。点の取れないFWは、ボールにつながる動きをする。

    サッカーだけではなく、社会でも同じ考えが通じるように思います。

  • この本には、長友選手が長く日の丸を背負って戦い続けられた理由が書いてあります。

    ① 「成功」は約束されていないけど、「成長」は約束されている。
    ② 自分は「光」になりたい、そうすればいつも自分を支えてくれる家族、チーム、スタッフ、友人にもスポットライトが当たる。それで喜んでくれる姿を見るのが、最高の幸せ。
    ③ 誰だって、批判をされながら、いつもポジティブでいることはできない。そんな時は脳に「これは成長のためにひつようなこと、ありがたい」と勘違いさせる。
    ④ 批判はガソリン、他の人の意見をシャットアウトしていては、自分が正しい道を進めているか、その判断が難しい。
    ⑤ 試合に出られなくても、毎日グラウンドに行き、いつもと同じように準備をする。
    ⑥ 試合に出させてもらえなくても、それは監督が悪いわけではない。人のせいにしない。

  • サッカーが好きな人にとっては、かなりオススメ出来る本です。
    カタールワールドカップ予選でたくさんの批判を受けていて苦しんでいた長友選手の心境や、ブラジルワールドカップ後に味わった虚無感から立ち直ることができた理由などが書かれています。
    移籍についての裏話であったり、現場から見る目線とテレビから見る目線での違いや厄介な選手の特徴なども知れたので、面白く読めました。
    サッカーに興味ない人にとっては読むことが辛いと思います。

  • 長友選手も傷つくことや落ち込むこともあるんだと知ることができつつ、やはりこの方はメンタルモンスターだと改めて思い知らされる1冊です。
    批判やプレッシャーをうまくエネルギーに変える力は長年サッカー日本代表としてやってこれた秘訣のひとつなのだろうと感じました。

  • メンタルを鍛えるのには、強くなって鈍感になればいいわけではない
    柔らかくしなやかに。

    徹底的な自己対話による思考の修正。
    ネガティヴな内面に目を向け、howを考えて
    少しずつポジティブな声かけを積み重ね、ポジティブに思考を持っていくこと。
    これが必要だとわかった。

    批判は挑戦してる限りおこる。
    これを賛否両論から、成長の鍵をどう拾うか?

    言葉を疑わないこと。まずは試してみる努力。

  • 日本サッカー歴史上、こんなにも有言実行出来る
    大きな人はいないだろうと思うぐらい、素敵な人の
    メンタル、考え方に興味を持って読んだ。

    批判を大きな力にするというのが本当に人として
    学びになるものが大きく、よかった。

  • タイトルが気になったので購入。さらーっと読めた。内容もそうだけど、彼の人柄が滲み出ていて、こういった生き方もアリかなぁと思えた。

  • 私も努力すればメンタルモンスターになれると思った。

    ①whyではなくhow
    人はミスをすると”なぜ”ミスをしたのかに捉われがちだ。
    前進するためには次は”どうやって”ミスをなくすのかが大事。

    ②夢をもつこと
    自分の将来をハッキリとイメージすることで、ゴールに到達するまでの過程を逆算できる。今できる最善のことをする。

    ③全てのことに感謝する
    どんな状況でも感謝は自分に返ってくる。
    今の環境にいられることに感謝する。後々財産になる。


    私がこの本を読んで最も感銘を受けた言葉は、「才能は作れる」だ。
    サッカー選手として体格的に恵まれていない長友選手は上記のことを特に意識したことで世界トップレベルの選手になることが出来たのだと思う。

    本の締めくくりに配偶者である平愛梨さんを真のメンタルモンスターと評していることに、長友選手の感謝の気持ちが伝わった。

  • 世界一受けたい授業を見て面白そうだから読んでみたい‼️

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著者プロフィール

長友佑都(ながとも・ゆうと)
1986年愛媛県生まれ。東福岡高校、明治大学のサッカー部を経て、2008年FC東京でプロデビュー。同年日本代表に初招集され、8月の北京五輪に出場。2010年南アフリカW杯では全4試合にフル出場。同年7月に世界一の強豪チームがひしめくイタリア・セリエAのACチェゼーナへ移籍。半年後の2011年1月、現在の所属チームのイタリアを代表する超名門クラブ、インテル・ミラノに入団。背番号は55。2014年-2015年シーズンは副キャプテンとしてチームの中心選手に。2014年ブラジルW杯でも、日本代表としてフル出場を果たす。肩の故障をきっかけにヨガを習得。メンタル面の強さにも磨きをかけ、2015年-2016年シーズンではスタメンを奪取。2017年1月に女優の平愛梨さんと結婚。著者に『日本男児』(ポプラ社)、『長友佑都の体幹トレーニング20』(KKベストセラーズ)、『長友佑都のヨガ友』(飛鳥新社)など。

「2017年 『長友佑都の食事革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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