元東京国税局職員が教えるお金の基本

  • 幻冬舎 (2023年3月15日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784344040601

作品紹介・あらすじ

保険、確定申告、住宅ローン、相続、積立投資、インデックスファンド、NISA、iDeCo知らない間に、あなたはお金で失敗している!国の資産を扱ってきたプロが徹底解説いま一番安心なお金の増やし方第1章 年を取るとお金が足りなくなる。なぜ今資産運用が必要なのか?第2章 ちょっとだけ生活を変えればお金が増える第3章 「経費」でとにかく税金を減らすコツ第4章 知らないだけでいつの間にか損! 「控除」の基礎知識第5章 無理せず勝つための資産運用の心得第6章 投資製品の性格を知る第7章 実際に資産運用をやってみる

感想・レビュー・書評

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    第1章 年を取るとお金が足りなくなる。なぜ今資産運用が必要なのか?
    第2章 ちょっとだけ生活を変えればお金が増える
    第3章 「経費」でとにかく税金を減らすコツ
    第4章 知らないだけでいつの間にか損! 「控除」の基礎知識

    第5章 無理せず勝つための資産運用の心得
        投資を長く続けるにはコツがある
    ➡︎『学び』
    投資を長く続けるコツは、日々の値動きに振り回されず、ほったらかしにできる仕組みをつくること。リスクの大きさや株式と現金の比率を調整し、暴落時にも慌てずに済む体制を整えることが大切。頻繁に売買を繰り返すと、売買コストがかさんだり、高値づかみをしてしまったり、安値で買うチャンスを逃したりするリスクが高まる。加えて、常に相場を監視することによる精神的・時間的な負担も無視できない。安心して持ち続けられるラインを見極め、自分でコントロールできる仕組みを整えることこそが、長期投資を成功に導く鍵になる。

    第6章 投資製品の性格を知る
    第7章 実際に資産運用をやってみる

  • お金をただ貯めるだけではなく運用してプラスにしていきたいです。海外事情との違いは本当にその通りだと思います。

  • 投資は7割の人が損をしている。
    これからの日本では退職金に頼れない。
    預金だけでお金は増やせない。
    厳しい時代を生き抜くためには資産運用が不可欠。
    家計の見直しは固定費の削減から
    投資のリスクはゼロにならない。
    すべての投資には手数料がかかる。
    冷静に考えれば、独身の人は、生命保険に入る必要性はほとんどありません

  • 満遍なく、お金のことについて知ることができました。

  • 2023/11/28

  • 内容は投資や貯蓄の知識が初心者向きだと思いました。それ故に、とてもわかりやすく解説されています。「この金融商品を買えばOK」のような、読者が思考停止に陥るアドバイスもなくて至って中立的なところも気に入りました。
    やはり、タイトルにあるように、著者は「元東京国税局職員」なので、控除をうまく使った節税法も紹介しています。
    これまで、ほとんど貯金しかしたことがなかった方には必読です。

  • ふむ

  • 税や投資、ふるさと納税などについて淡々と説明していく。配偶者控除や雑所得の額以外のもどういう時に払い・払わなくていいかなどにイレギュラーについての説明もある。とりあえず一冊読めば、身の回りのお金についてわかった気になる。

  • 参考になった箇所については、以下のとおり。

    【P26】株式などの資産運用で増えた収入は、基本的には社会保険料の計算に影響しません。

    【P43】お金を増やす上で一番大切なことは積み重ねだと言われます。厳しい時代に生きてる私たちも、正しい行動を続ければゆとりある老後に近づけることができるのです。

    【P47】実は緊急資金がゼロの状態で投資を始めてしまうと、損をしやすくなってしまうというデータがあります。

    【P59】共済保険は保険料が割安になっており、しかも保険料の一部が割戻金として返ってきます。

    【P62】そこで印象的だったのが、資産家の多くが質素な生活ぶりだったことです。

    【P65】ほしいものリストを継続して活用していると、リストにメモをしただけでも一定の満足感が得られるようになるはずです。

    【P97】扶養控除を使えるのは、「16歳以上の親族を扶養している」という場合に限られます。

  • 著者は、タイトルにもあるとおり、大学(西南学院)卒業後、東京国税局に入り国税専門官を約13年間務め、その後フリーライターに転身した。

    「国税局職員」という肩書きがタイトルにも冠されていることから、何か特別なことが書かれているのではないか、と思った人は肩透かしを食うことになるであろう。

    そんな人に言いたい、もう一度、よくタイトルを見てみようと。

    そう、タイトルは、『元国税局職員が教えるお金の基本』、要は資産(お金)運用のイロハ(基本)を書いた本なのだ。

    本書のあとがきで著者が、資産形成のポイントとしてるのは、下記の4つである。

    ・FIREは考えず、働いてお金を稼ぐ
    ・節約・節税に取り組んでお金を残す
    ・インデックスファンドに積立投資する
    ・つみたてNISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用する

    これを見ても、なにも特別なことは書いておらず、実にオーソドックス。
    実際、私にとっても既知のことが多かったのは事実である。

    ただ、本書のよいところは、資産運用の基本のポイントとなるところも、ある程度網羅し、それをコンパクトにそして分かりやすく説明しているところだ。

    カラー刷りで図表やグラフなども多用されており、視覚的にパッと見ただけでも内容が分かるよう工夫されている。

    資産運用してみようかなと思い始めた人には、丁度いい本だと思う。

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著者プロフィール

マネーライター。元国税専門官。
Y-MARK合同会社代表。(一社)かぶきライフサポート理事。
1981年、福岡県生まれ。西南学院大学商学部卒業。2004年に東京国税局の国税専門官として採用され、以後、都内の税務署、東京国税局、東京国税不服審判所において、相続税の調査や所得税の確定申告対応、不服審査業務などに従事。2017年、フリーライターに転身。
著書に『すみません、金利ってなんですか?』(サンマーク出版)、『元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者』(ダイヤモンド社)、『あんな経費まで! 領収書のズルい落とし方がわかる本』(宝島社)などがある。

「2023年 『会社も税務署も教えてくれない 会社員のための節税のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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