笑って人類!

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344040816

作品紹介・あらすじ

子供達よ、信じるんだ。未来はいつも面白い。世界の平和のため、ダメダメ総理が獅子奮迅!?主要国リーダーが集結する“マスターズ和平会議”に極東の小国・ピースランド首相が、まさかの遅刻。そのおかげで惨劇を免れた彼は、ドン・キホーテのごとく立ち上がるが……。笑いと興奮と感動と――。「言葉の力」を信じる爆笑問題・太田光、祈りのような書き下ろしエンターテインメント!「笑いもので結構! 私の子供の頃の夢はコメディアンだ。偉大なコメディアンになって世界中を笑わせたいと思っていた。今こそそれを叶えてやる」“マスターズ和平会議”はテロ国家共同体ティグロ代表・ブルタウにより破壊された。会議に遅刻し、世界に恥を晒したピースランド首相・富士見はマスコミから糾弾され、デモ隊から生卵をぶつけられ、支持率は地に落ちた。しかし彼は会議を再開するべく、フロンティア合衆国の大統領代理・アンに想いを込めた手紙を送る。富士見を取り巻く桜を始めとした個性のキツイ秘書たちと、アンと彼女を支える国務長官・ダイアナは、武器ではなく「言葉の力」で、どんな国のどんな立場の人間も置き去りにせず、世界を一つにしようとする。しかし、両親をテロで亡くしたアンには、ある秘密があった――。

著者プロフィール

1965年5月13日埼玉県生まれ。1988年、同じ日大芸術学部演劇科だった田中裕二と漫才コンビ爆笑問題を結成。1993年『NHK新人演芸大賞』で、漫才では初めて大賞を受賞。同年、テレビ朝日の『GAHAHAキング爆笑王決定戦』にて10週勝ち抜き初代チャンピオンに。以降、爆笑問題のボケ担当としテレビ・ラジオで活躍。文筆活動も活発に行っている。2020年ギャラクシー賞のラジオ部門DJパーソナリティ賞受賞。主な著書に『爆笑問題の日本原論』(宝島)『カラス』(小学館)『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)『マボロシの鳥』(新潮社)『憲法九条の「損」と「得」』(扶桑社)など著書多数。2018年4月オムニパス映画『クソ野郎と美しき世界』の中の一遍、草彅剛主演で『光へ、航る』を監督する。

「2020年 『違和感』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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