無一文「人力」世界一周の旅

  • 幻冬舎 (2023年6月21日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784344041158

作品紹介・あらすじ

「無一文」で「野宿」をしながら世界一周を目指す、無謀な自転車旅。なのに、時には海抜0mから「エベレスト」頂上まで寄り道!? 時には英国で「ゴット・タレント」に出演し、マジックを披露!? こんなクレイジーな日本人、見たことない!高野秀行氏大絶賛!「本書を読み、私の中の『冒険』の概念が変わってしまった。人間はかくも自由で強いのか。いや、岩崎さんが異常なだけか」ママチャリ&手漕ぎボートでユーラシア大陸を駆け巡る!・所持金160円から始まった、新宿ホームレス生活・標高5000mのヒマラヤ山脈をママチャリで越える・インド最南端からエベレスト頂上まで人力のみで登頂・手漕ぎボートでガンジス河を海まで川下り・気温50 度の砂漠地帯を、2200kmもママチャリで疾走・手漕ぎボートで世界最大の湖・カスピ海を横断・英国人気オーディション番組で日本人初の快挙達成

感想・レビュー・書評

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  • 旅行が好きな人は多いと思うけど、所持金160円で旅に出ようと思う人も20年以上自宅に帰らず旅を続けている人もあまりいないと思う。
    とにかく岩崎さんの行動力がすごい。
    そして読んでいると自分もどこかにふらりと出かけたくなる。

  • 本屋でタイトル&表記見て、おもれぇやんって思った瞬間に買っちゃってた本作(笑)

    うーーーむ…本としては何とも微妙だったかなぁ…
    「無一文・歩きで世界一周」、「寄り道でエベレスト登頂」、「カスピ海・手漕ぎボート横断」等々、やってることは自体は半端なくぶっ飛んでて凄まじいと思うんですけど、その体験を面白く文章にするっていうところが著しく不足しているのかなぁと…m(_ _)m

    淡々としてあまり臨場感も伝わって来ず…その経験を通してどんな風に感じたのか?とか…
    ご本人が書いた?ゴーストライター?かは分かりませんが、そこにテコ入れが入ればもっともっと素敵な本になりそうなのに…と思いました。

    でもやっぱり、こういう冒険をする人ってやっぱりみんなネジが2.30本くらい外れてんなーと(笑)
    金も言葉も寝床も考えずに異国に突っ込むって、頭がイカれ(尊敬の意味で笑)過ぎてて…(´∀`)
    ふと、登山家の植村直己さんを思い出したりしました。

    あと、ちょうど興味があったエベレスト登山の話とかも書いてあったのが何気に嬉しかったです(^^)
    「高度順応のために何往復もする」、「アタック一回分の酸素しかもっていないので失敗したら引き返すのが普通」とか、8000m級登山が少しだけイメージができるようになりました。

    全体を通して今残っている教訓としては「生きるために学ぶべきは英語と手品」かな…( ̄∇ ̄)(笑)


    <印象に残った言葉>
    ・晴れの日と、雨の日は飲んでいるよ(P89、アンさん@タイ)

    ・保険を掛けるくらいなら、命を懸けろ(P113)


    <内容(「BOOK」データベースより)>
    「無一文」で「野宿」をしながら世界一周を目指す、無謀な自転車旅。なのに、時には海抜0mから「エベレスト」頂上まで寄り道!? 時には英国で「ゴット・タレント」に出演し、マジックを披露!? こんなクレイジーな日本人、見たことない!

    高野秀行氏大絶賛!「本書を読み、私の中の『冒険』の概念が変わってしまった。人間はかくも自由で強いのか。いや、岩崎さんが異常なだけか」


    ママチャリ&手漕ぎボートでユーラシア大陸を駆け巡る!

    ・所持金160円から始まった、新宿ホームレス生活
    ・標高5000mのヒマラヤ山脈をママチャリで越える
    ・インド最南端からエベレスト頂上まで人力のみで登頂
    ・手漕ぎボートでガンジス河を海まで川下り
    ・気温50 度の砂漠地帯を、2200kmもママチャリで疾走
    ・手漕ぎボートで世界最大の湖・カスピ海を横断
    ・英国人気オーディション番組で日本人初の快挙

  • 岩崎圭一の無一文「人力」世界一周の旅を読みました。
    ままちゃりで所持金0円で旅をした記録です。
    まずは試しに東京に出てきて東京で所持金160円で野宿をします。
    それから、青島からスタートしてママチャリでユーラシア大陸を横断してヨーロッパまで行きます。
    中国から東南アジアをまわり思いつきで登山家でもないのにエベレスト登頂もします。
    凄いですよね。
    にわか登山家でオーバーハングも超えてエベレスト登頂は凄いです。
    ボートでガンジス川の源流から海まで下ったり、カスピ海もボートで渡ります。
    旅費は、大道芸になり昔覚えた手品で路上で路銀を稼ぎます。
    トルコ人が日本人に優しいのは、不思議そうに書いてありましたが、昔トルコの船が海難事故で日本人に助けられて今でも恩義を感じて親日だということは、知らないみたいです。
    自転車は、地元の自転車より中古の日本車は信頼できると書いてあり、流石メイドインジャパンだと思いました。
    21年も日本に戻らず旅をしているなんて凄いですね。
    危ない場面も結構ありますが、こんな旅がしてみたいですね。
    面白くて一気に読んでしまいました。

  • YouTubeのBGTで見た人が本を出版してたので思わず買った。
    BGTでは単なるおもろいオッサンだと思っていたが、お金持たずに世界一周してる途中だったとは・・・
    学生時代に世界を放浪した時、お金が少なくなっても自分で何とかする、という気概が私にはなかったな。。

  • 20年の旅とは…。言えるのは、とても幸せに満ちた人生であろう事。そして、他に対しても優しい方であろう事。今、世界を巡るバックパッカー達は、程度の差こそあれ、皆こうなのだろう。

  • 所持金を殆ど持たずにママチャリだけで世界を旅をするという著者の行動力にただただ脱帽です。
    エベレスト登山の様子や景色の描写などは実際に体験しているからこそ書ける内容であり、臨場感が読んでいてまざまざと伝わってきました。
    手品を世界各地で披露してお金を稼ぐのも凄いと思いました。20年以上ずっと旅を続けて今も旅を続けているその様子が1冊に凝縮されており読んでいて飽きませんでした。
    これからも旅を続けて是非、大西洋を横断して欲しいと思いました。遥か遠く日本から応援しています。

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