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本 ・本 (520ページ) / ISBN・EAN: 9784344042421
感想・レビュー・書評
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カラ売りが,メインですよね。
問題がある企業をターゲットにしています。
カラ売りはハゲタカのイメージがあります。
少し戸惑いを感じるのは自分だけかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズは安定的に面白い。基本時事ネタだから歴史的価値もありそう。
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カラ売り屋シリーズ「マネーモンスター」を読んだよ。スマートデイズや大東建託と組んだスルガ銀行をモデルにした「地銀の狼」は、金融業界の闇を思い起こさせてくれたし、「ミスター液晶」の章では、シャープや日本のどこかの会社がモデルで、今起きている経済事件がよくわかる。描写が非常に具体的で、たまに出てくる食事の場面などは懐かしい。
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企業の闇や爆弾を握ってしまえばカラ売り側が圧倒的に有利だと感じた。最初に結末近くを描写してから過去に遡って経緯を辿る流れは理解が進みやすくて好感。
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相変わらず経済小説として完成度が高い。
3つの題材が繋がっている。
まさに今年、日本の液晶が韓国の有機ELに取って代わられたニュース。水素トラックについてもこれからの新しいエネルギーを題材にして市場を操る「詐欺師」。そして地銀の借り手を騙しても金儲けに走る経営者と支店長。
カラ売り屋はこれらの課題を市場より先に情報を掴んでカラ売りし、更にレポートを出して市場を煽る。
いずれもそう簡単には利益を出し切らないが、時間をかけて株を紙屑のように下げて莫大な利益を得る。
合間に美味しいレストランの描写、国技館での相撲力士を眺めたり、朝の山の挫折と成功を織り交ぜて。 -
金融業界に従事する者として必須だと思い読んだ。スタートアップの観点、大企業の観点、地銀の観点、そして仕組債についてなどもちろん短略化はされているものの考えなくてはいけないトピック満載だった。金融業界の人はもちろん他の業界の人も教養として十分大事な内容。
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「地銀の狼」のみ読んだ 4.1
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なんか、第3話のくだりは、山崎豊子の 沈まぬ太陽 に似てる…
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