幸せへのセンサー

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 983
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344042704

感想・レビュー・書評

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  • 幸せを見失いかけていた私にとってタイミングよくレスキューになった一冊。どんなに解放しても、いつの間にか集まってきて凝り固まってしまう考えの狭窄を吉本ばなな流の優しい破壊で気づかせてくれる。奥歯の筋肉痛よサヨウナラ。


    ──自分を受け入れる。それって自己肯定感とか最近言われている言葉とはちょっと違う─

    この「ちょっと」違う部分が、日常プラス独特の宇宙観で説明される。引き寄せの法則とか自己暗示とか反応しないとか言わない。ただ、ばななさんの体験から紡がれた言葉がゆっくりと沁みわたって心地よい。

    自分にとってオーダーメイドな幸せの帯域。まずはそれに気づいてあげられるかどうか。センサーを働かせるのって、案外断捨離みたいな行動なんだなと思った。雑音を消さないと、か細い声を拾えない。


    ちなみに一旦低燃費モードになるまでは分かったけど、どうやってまたエンジン全開にするか。(半開かもしれないけど)
    一流作家さんだとタイミングを見計らって出力150%くらいまで引き上げる方法も、きっと持っているのではないか。そんな所もできたら教えてもらいたいなー。

  • さらっと読めて、心が軽くなる。現実の中で幸せになる方法。
    焦らなくてもいい。幸せはオーダーメイド。いつでも自分に合わせた形で取り出せる。
    ・何が耐えられて、何が耐えられないか。自分の体のセンサーを信頼する
    ・誰と何をしたか、いちいち人に言わない。自分しか知らないことを作る
    ・弱っているときは、優しい言葉で話す人、気持ちが安らぐ人と過ごす

    将来のために今読めて良かった。

  • 「いちいち人に言わない、自分しか知らないことを作る」これは本当にそう。どこに行っても自分の話を一から十までする人が一人はいるけど、一瞬でその相手に興味を失うし、はっきり言ってほとんど聞き流されているのが現実。特に職場や親しくもない相手との会話は、みんなが気軽に入れるような後に残らない会話が一番。そして、耐えられる事と耐えられない事、そこの境目をはっきりと分かっておくことも大事だなと思った。

  • タイミングが悪い人には警戒せよ。
    この考え方がすごくしっくりきた。
    自分にとって本当に大切な人や物や事は何だろ。
    そんなことを考えることができた。

  • 最近は自己啓発本を読む必要性が減ったので、人生を幸せにする本に目が惹きつけられることが多い。自分の幸せセンサーの感度と精度をあげ、自分に最適化するために読みたい

    #幸せへのセンサー
    #吉本ばなな
    24/5/9出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/3QC5O2J

  • 文字数が少ない本なんですけど
    ひとつひとつ心に染みてくる。

    今の自分に。


    改めて思った、というか
    背中を押してもらったというか。

    人間関係で無理をしない。
    自分のキャパを超えてまで頑張ろうとすると
    かえって良くない状況になる。

    〈人と人との関係ってお互いの流れの中での濃淡みたいなこと。
    その手前で切り替えて、薄くしておく。
    濃さの中に身を浸していると人間って疲れちゃうので、
    濃いなと思ったら、引き返す〉

    夢中で生きる。
    そうすると安定する。
    安定している人といると、幸せ。
    常に自分を安定させることが
    人の幸せなんだということ。

  •  よしもとばななさんの本にずっと支えられてきた

     2001年からホームページに毎日日記を書かれていて、それが新潮文庫の「yoshimotobanana.com」というシリーズになっている。この日記にたくさん救われたし、今の私の考え方の基礎になっていると思っている。ばななさんは私の心のアニキだ。

    (HPの日記は2014年に終了。現在はnoteにメルマガを掲載されてます)

     この「幸せへのセンサー」は、幸せになるために、幸せの形はそれぞれ人によって違うんだよ、ということを言っている。

     テレビやSNSが「これが幸せです」と見せてくる誰かの幸せの形じゃなくて、自分にとっての幸せでいいんだよ、それを見つけようよ。それを見つけられるようにセンサーを研ぎ澄ませようよ。
     
    “周りに合わせながらも、自分の感覚を決して手放さないこと。合わせるのは保身のためではなく、あくまで人を傷つけないため、あるいは愛のため、そうして、自分で感じる力を鍛えながら、自分と周りが乖離している状況を少しずつ減らしていく。自分で感じる力が鈍くなっていたら、何が幸せかもわからないから”

    いつも、自信が持てなくて、なんとなく迷ってしまい、でも何かにならなきゃいけないって思って不安になってしまう。そんなあなたに読んでもらいたい。

  • Audibleで読了。
    あー、確かに。ということや、そうとらえてみると切り替えられるかもしれないな。など小さな気付きが多数あった。

  • 感想
    心が赴く方へ。何が正しいかみんな決めたがるし押し付けてくる。世間並みの幸せは手に入るかも。でも欲しいのは自分だけの幸福。

  • 自分を変えたい、グルテンフリーでもやってみるか、と調度思っていたタイミングで読んで、自分のことを言われているようでびっくりした。もうちょっと気楽に、宇宙に身を任せてと言われている感じ。行き詰まった時読み返したい。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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