小泉今日子と岡崎京子

  • 幻冬舎
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感想 : 6
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  • 本 ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344043077

作品紹介・あらすじ

大人の女には、道をはずれる自由も、堕落する自由もある――。
「少女マンガを超えたマンガ家」が種を蒔き、
「型破りのアイドル」が開花させた“別の”女の生き方
気鋭の社会学者が豊かに読み解く!


・カリアゲショートで「理想の彼女」としてのアイドル像を拒否した小泉今日子
・女の子の夢と憧れでなく、不安と絶望、「女の子のあがき」を描いた岡崎京子
・「なんてったってアイドル」とアイドルを演じる「私」を歌い、新しいアイドル像を打ち出した小泉今日子
・『東京ガールズブラボー』のサカエはじめ、「強くなりたい」と願う女の子を生み出した岡崎京子
・「むすめたち、よりよく生きよ」と舞台プロデュースに後輩たちへのメッセージを込めた小泉今日子
・運命の男性が「私の居場所」を作ってくれるわけではないと教えてくれた岡崎京子
ふたりのキョウコの自由への渇望とその実践に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 女の本屋 > 著者・編集者からの紹介 > 米澤泉『小泉今日子と岡崎京子』   ◆幻冬舎 | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network
    https://wan.or.jp/article/show/11361

    岡崎京子が描く「大人になりたくない女の子」の新しさとファッション誌との蜜月|小泉今日子と岡崎京子|米澤泉 - 幻冬舎plus(2024.07.18)
    https://www.gentosha.jp/article/25855/

    新刊『小泉今日子と岡崎京子』米澤泉 著 (幻冬舎)のお知らせ。 | 化粧文化研究者ネットワーク(2024.07.09)
    https://keshobunka.com/2024/07/09/kyokokyoko/

    TOP | 甲南女子大学 米澤泉のホームページ
    https://www.konan-wu.ac.jp/~yonezawa/index.html

    『小泉今日子と岡崎京子』米澤泉 | 幻冬舎
    https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344043077/
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • 私にとっては小泉今日子さんは女優というより大好きなエッセイストさん。一方岡崎京子さんは、まるっきり知らない漫画家さん。読んでいても半分しか興味は湧かないし、半分しかわからない。

    半分しか読んでない気になって、なぜか本が倍に高く感じてしまいました。

  • キョンキョンの長い長い芸能生活と少しずつ上手に転生してきた事や心情変化、挑戦などがよく分かった。ピエタ観たかったが、気付くとソールドアウトで残念でした。小泉今日子さんプロデュース作を生で見てみたい。

  • 小泉今日子さんーKYON2は
    『少し大人でアイドルの人』で始まって
    今でもやはり
    『少し前を歩いている憧れのひとりの人でアイドル』
    全てをお手本にしてそうなりたいとは思わないけど
    それでも良いな真似したいな、なんて部分も多い

    岡崎京子さんの漫画はほとんど読んだ事はないけれど
    折に触れて見知っていたし興味もあった
    自分がずいぶん大人になって
    よく行く美術館で展示があった時に
    ひとりで足を運んで見てきた時に
    自分のその頃の世界はそうではなかったけれど
    周りにはそういうことがあったという感じは
    わかって暮らしてきていたので
    その世界に暮らしている人はそういう感覚だったのか
    そんな感じで作品展示を見た

    人それぞれに何が起こってどう進むかは
    誰にも分からないのだと思うけれど
    生きているなら
    自分のために生きたいと
    ひさしぶりに気持ちが元気になりました
    (まあすぐに落ち込むけれど)

    後ろ向きだろうがなんだろうが
    (時間は流れてるので)前にはなんとなく進んでいって
    気が向いたら前向いてみたり
    無理やり周りと向きを合わせなくても良いや

  • 小泉今日子と岡崎京子を軸に、女性雑誌等を絡めての女性の生き方についての話。
    より良く生きていくための、気持ちの持ちようの指針になるような気がした。

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著者プロフィール

甲南女子大学教授。専門はファッション文化論、女子学。

「2023年 『高校生と考える 21世紀の突破口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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