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Amazon.co.jp ・本 (460ページ) / ISBN・EAN: 9784344043732
作品紹介・あらすじ
『白鳥とコウモリ』の世界再び——シリーズ最新作
感想・レビュー・書評
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架空犯というタイトルの意味は何だろう。耳馴染みのない言葉。想像力が膨らむ。しかも東野圭吾さんの作品なので楽しみ。中心人物は五代努、警視庁の刑事。同僚の警部補、筒井。五代の上司、桜川。五代と一緒に捜査するのは所轄のベテラン警部補、山尾。殺害現場は被害者の自宅。被害者は、都議会議員の藤堂康幸と江利子夫妻。死因は窒息死。殺害方法は絞殺。ただ、無理心中を装ったような形跡があり、自宅は焼けていた。手の込んだ状況に、これからどのように五代たちがこの事件を解決していくのか、読み進めながらわかっていくであろうと期待する。
五代たちが聞き取りを始める。藤堂康幸の秘書、望月宗太。被害者の娘、榎並香織。夫の榎並健人、榎並総合病院の副院長。垣内達夫、藤堂康幸後援会会長。スーパーマーケットを経営する社長。江利子のことに詳しい、古い友人、本庄雅美。現在シアトルに在住。夫は建築家。葬儀のために帰国していた広尾の自宅に訪ねる五代と山尾。雅美宅を訪れると、今西美咲がいた。百貨店の外商の仕事。雅美の身の回りのお世話をしていて、雅美が何かと頼りにしていた。美咲は、恵利子のお世話もしていた。新たな動きに動揺しながら読み進める。
夫妻を殺害した犯人と名乗る者からの犯行声明が、康幸の事務所に届いた。要求は3億円の支払い。要求の元となるものは、夫妻の非人道的行為の証拠だという。曖昧な情報と金額にどきりとする。五代たちは要求に対する方針を決める。緊迫感が高まる。同時に、解決に向けてどう展開していくかという楽しみも広がる。東野さんの構成が楽しみとなる。
五代と山尾は、児童養護施設「春の実学園」を訪ねる。対応は、平塚園長。藤堂夫妻は、この児童養護施設を援助していた。それは、江利子が幼くして両親を亡くしていたことと関係していた。そういう子供たちのことを思っての支援だった。この温かい話と事件がどう結びついていくのか気になる。慈善行為が残虐な犯行とつながることがあるのだろうか。あるとしたらどんな背景があるのだろう。そのことにも気にしながら読み進める。
犯人から榎並香織にメールが送られてきた。メールは藤堂康幸のタブレットから送信されていた。内容はタブレット自体を渡すための要求額を3千万円とすることだった。そもそも要求の元となるような秘密の情報を犯人は持っているのか。それが分からない状況の五代たち警察のジレンマが伝わってくる。ただ、榎並夫妻が何かを隠しているような感じなのが気になる。東野さんの描写に引き込まれている感じ。
捜査会議が開かれ方針が決定する。榎並夫妻の了承も得て、要求額を振り込むということに。大丈夫なのだろうか。それで、本当に解決へと進むのだろうか。そんな気持ちが強くなる。波乱の始まりを感じ、この先の展開がさらに気になる。
タブレットに焦点があたり、重要な情報が次々と出てくる。犯人に手が届きそうな勢いを感じる。読みながら緊張感が増し、物語の世界に入り込んでいく。タブレットの位置情報から重要な手掛かりが出てくる。それは、私にとって衝撃的なものだった。事件後に電源を入れた場所が、捜査本部が置かれている警察署内だったから。内部犯行かとどきりとする。さらに、その中でも山尾警部補が疑わしくなる。五代や刑事たちの心境に、複雑かつ緊張を感じる。全容はまだまだ分からないことだらけではあるものの、ここまでの状況に物語の世界に引き込まれている。どうなっていくのだろう。
内部捜査により、山尾警部補と藤堂江利子がつながり、さらに藤堂康幸ともつながっていく。山尾と江利子は同じ高校に在籍していたことが判明。しかも同級生。さらに康幸は同校の教師だった。3人の糸がつながっていき、一層の疑いが山尾警部補に向かっていく。緊迫した捜査の状況が伝わってきて、私の読むスピードが上がっていく。
五代たちの捜査により、この事件の関係者と思われる人物が浮かび上がる。永尾和彦である。高校の同級生で江利子と付き合っていて、山尾と同じく山岳部に所属。しかし、すでに自殺で亡くなっている。
榎並夫妻は指定されてた口座に3千万円を振り込んだ。しばらく動きはなかったが、コンビニのATMで引き出された。緊迫感が増す捜査本部。新たな手がかりを解決につなげようという動きが慌ただしく伝わってくる。今は、防犯カメラがあらゆるところに設置されている。それが、解決につながることもあるだろうな。怒涛の展開で、現金を引き出した人物は西田寛太と分かり、次に現金を引き出そうとしたところで身柄を確保する。さらに、西田への取り調べから、ついに山尾警部補に行き着く。山尾警部補の取り調べで、本人が西田に現金引き出しを依頼したことを供述。このあたりのページはのめり込みながら読んでいた。いよいよ確信に迫っていく感じがする。一体何があったのか、知りたいという欲求が増す。しかし、肝心なところで山尾の供述は得られなかった。焦る警察側とそれをわかってのらりくらりとしているかのような山尾の態度。山尾が隠しているものは何なのだろう。それがいつどのように明らかになっていくのだろう。本当に山尾が犯人なのだろうか。色々な想像が駆け巡る。
永尾和彦の母から五代に連絡がある。母は逮捕された和彦の友人であった山尾について聞きたいことがあった。そこから思わぬ展開に。自殺した後、そのままにしたるという和彦の部屋を改めて調べる。そこで血のついたナイフを発見する五代。母が隠していたものだった。死んだ和彦にとってよくないことがあったのではと隠してしまっていた。その母心もわかるが、この展開に驚く。捜査の大きな転機が訪れた予感がする。それだけでは終わらず、さらに驚きの展開になる。
過去を遡って、高校時代の江利子について五代は捜査を続ける。それで明らかになったことが、江利子が妊娠していたということ。その時には養母の姉に預けられていたため、その妊娠は隠されていたような状況だった。父親は誰で、産まれた子は誰なのか。当時付き合いがあり、別れた後の永尾和彦の自殺とどう関係があるのか。私の疑問は、五代たち捜査班の疑問と一致して、一緒に推理していく感じになっていく。
この辺りからの五代のそして上司の桜井や筒井たちとの捜査は、要所をついて見事に解決へと向かう。永尾の自殺が何を意味し、そこに山尾や江利子がどのように関係していたのかがつながっていく。さらには、今西美咲とのつながりも。それぞれの思いが複雑に絡み合い、誰を大切に思うかは同じでも、それが両思いか片思いかで愛や憎しみへと傾くのだろう。愛情が深いほど憎しみも深くなる。それがこの物語のような事件を起こしてしまうのだろうな。切ないけれど。
東野さんの描写や構成の魅力が存分に味わえる作品だった。ラストに余韻を感じるあたりもすごいなと思う。感動の一冊。 -
飲み会がある日、私は早めに到着して駅ビルに入っている本屋さんで一時間くらい過ごすことにしている。
浜松にしては大きな本屋さんで、欲しい本が無かったということが無い。
今回、4冊くらい欲しい本があって迷っていた。
全部単行本。手元には頂いた図書カードが2000円分あった。一冊は買おう!と心に決めた。
さあ、どれにしようと思った時、東野圭吾先生の作品が一番目立つところに並んでいた。
これは全く選択肢に入っていなかったのに、この本を購入してしまった(⌒-⌒; )
仕方ないのよ。
東野圭吾先生の本だと、次に読む叔母も、その次に読む母も、そしてその次に読む会社の先輩もみんな喜んでくれるんだもん。
さてこの本は、正統派の刑事物語かな?
火事で焼け落ちた家から、都議会議員と、その妻である元女優の遺体が見つかった。妻は自殺に見せかけた格好で殺されていた。
刑事五代は山尾という警部補と組まされ、聞き込みに回る。
この本の半分くらいまでは、全く物語が動かず、あれ?これ東野圭吾先生の本なのかなぁ?
ゴーストライター???と疑ってしまった。
いつものようにスイスイ進まない(-。-;
ところが後半から物語が加速する。
いつもの東野圭吾先生が炸裂。
ただ今回、だいたいこんな流れかなぁ?と自分が描いたストーリーがほぼ当たり(^◇^;)
こんなことも珍しい^^;
あまりにも想定通りのお話だったので、お星様3つですみません。
いつも私東野圭吾先生には厳しめで(ToT)ごめんなさい。
この本は、多分一週間もしたら、内容忘れちゃうんじゃないかなぁ???と思ってしまった( ̄▽ ̄;)-
はやいですね!!
私もまだまだ回って来そうにないですー
白鳥とコウモリのシリーズものなんですか!
私も全く思い出せないし、これは読み替え...はやいですね!!
私もまだまだ回って来そうにないですー
白鳥とコウモリのシリーズものなんですか!
私も全く思い出せないし、これは読み替えさなくていいかなー
まきさんみたいにネタバレサイトにいきます!!2024/11/17 -
ウルトラマンさん
うなぎパイは有名なんですね。
浜松市民はあんまり食べることありませんが。
最近うなぎいもっていうさつまいも売り出してる...ウルトラマンさん
うなぎパイは有名なんですね。
浜松市民はあんまり食べることありませんが。
最近うなぎいもっていうさつまいも売り出してるのですが、このキャラが可愛いですよ。
うなぎ犬みたいなヤツで(*´꒳`*)
お布施は払わなくていいので、浜松にふるさと納税して下さい(笑)2024/11/17 -
どんぐりさん
シリーズものというか、刑事さんが同じ人なだけ??って感じがしました。
いえ、もう全く覚えてないんですけどね。
これは単独で読...どんぐりさん
シリーズものというか、刑事さんが同じ人なだけ??って感じがしました。
いえ、もう全く覚えてないんですけどね。
これは単独で読んで大丈夫ですよ。
でもあんまり期待しない方がいいかもしれません(⌒-⌒; )
何か東野圭吾さんのキレが少なめのような。。。2024/11/17
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流石、東野圭吾。
色んなものがグルングルン周り回って、ストーリーや登場人物に感情移入することは無かったけれども、楽しく読ませていただきました。ただ、ツッコミ所は満載なので、人によっては好き嫌い分かれちゃう作品かなぁと。読んでても重いんだか軽々しいのかわからなくて、照準の合わせ方も難しかったかなぁ。
最初のうちは??がいっぱい。でも、中盤から後半に向かうに連れて読む手が止まらなくなって、最後まで一気に読んでしまいました。 -
政治家の藤堂康幸65歳と妻で元女優の江利子夫妻が殺されます。
藤堂氏は絞殺で江利子夫人は風呂場で首を吊るされていました。その後家は放火されました。
捜査一課の刑事五代ら刑事課は妻が夫を殺害後、火をつけ自殺に見せかけ吊るされたと判断し無理心中ではなく殺人事件とされました。
五代は被害者の人間関係の鑑取り捜査班に任命され五代の相棒には生活安全課の山尾という齢かさの刑事が任命されます。
藤堂夫妻には娘の香織とその夫の榎並という総合病院の副院長の若夫婦がいます。
犯人から最初は藤堂康幸事務所に「制裁だ」という犯行声明文が届き、藤堂夫妻の非人道的行為を証明する証拠品を3億円で買い取って欲しいという内容でした。
そして次に藤堂夫妻の所有していたタブレットから榎並夫妻にメールの脅迫状が送られてきます。
香織は妊娠中でプライベートをネットに流されたくなければ3千万円用意しろという内容でした。
榎並夫妻はお金を用意すると言い、警察は3千万円を引き下ろそうとした出し子の供述から五代が最初から怪しいと思っていた人物を任意同行しますが…。
さすが東野圭吾さん。
この作品もとても面白かったです。
なぜ夫妻が殺されたのかという理由と、誰が殺したのかという謎がとても面白く読まされました。
殺された藤堂夫妻は元教師と教え子の間柄でしたが、その辺に謎の答えが隠されていました。
最後まで読んだあとで思い返すと、タイトルは『架空犯』ですが、すべてのページに謎を解く鍵がありました。-
bmakiさん、こんばんは♪
今日はこちらは雪の1日でしたが、まだすぐ融ける雪で積もってはいません。
この本も、年内に読めてよかったです。...bmakiさん、こんばんは♪
今日はこちらは雪の1日でしたが、まだすぐ融ける雪で積もってはいません。
この本も、年内に読めてよかったです。
でも、あと一冊とても読みたかった『禁忌の子』が明日か、明後日入りそうなのと、談話室で教えてもらったクリスマスの絵本が何冊かあるので、それを借りたらあとは、積ん読本で、冬眠します♪2024/12/15 -
禁忌の子、
私も凄く気になっておりました!
まことさんのレビューを読んでからまた買うか待つか、中古を探すか考えます(^^)
冬眠(^^)
...禁忌の子、
私も凄く気になっておりました!
まことさんのレビューを読んでからまた買うか待つか、中古を探すか考えます(^^)
冬眠(^^)
ゆっくり休んでください(*´꒳`*)
早く春が来るといいですね♪2024/12/15 -
bmakiさん♪
『禁忌の子』は話題作ですよね~!でも、皆さん気を使ってネタバレせずに、レビューを書かれていらっしゃるので、???
で、ス...bmakiさん♪
『禁忌の子』は話題作ですよね~!でも、皆さん気を使ってネタバレせずに、レビューを書かれていらっしゃるので、???
で、ストーリーがいまいちわからないですね。
でも、皆さん星5以外見たことがないので、私のレビューを待たずに購入されても、間違いないかと思いますが。2024/12/15
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東野圭吾さんの新刊「架空犯」
捜査一課強行犯係の巡査部長である五代が主軸に描かれる警察目線からのミステリーで「白鳥とコウモリ」に継ぐシリーズ作品との事。
とても楽しみにしていた作品。
物語は正統派の刑事物。内容は作者の代表作「容疑者Xの献身」を途中まで想起させられた。
書店で購入時に「ホテルプリンス」というラブホテルと思わしき建物が何故表紙に描かれているのだろう?と思った。すすきの市でおきたラブホテルでの事件がモチーフになっているのか?と感じたが全く違った。
今回の作品はなんといってもタイトルにもあるように「架空犯」に終結させられている。誰が何故何の為に「架空犯」を作りあげなければならなかったのか?という謎解きミステリー。流石東野圭吾さんといった作品だった。
帯にも第二弾と書かれているように今回の「架空犯」はどうしても前作「白鳥とコウモリ」と比較してしまう。
「白鳥とコウモリ」がとても秀逸な作品だった為、比べてしまえば今回の作品は物語の奥深さという意味では弱冠浅く感じてしまう。また物語としては五代を中心にした捜査系の謎解き要素が強い為、だいぶミステリーが強い。もっと登場人物達の持つヒューマンドラマが読めれば最高だった。
それでもやはり東野圭吾さんは最高。新作に相当胸が踊ったし、買って読むまでの間の時間も至福の時間だった。当然読んでいる最中も面白く、読みやすく読了後の余韻も抜群。毎回高いレベルで執筆されているからこそ評価も高いレベルでの辛口感であり、その辺りは他の作家さんと一線を画している。
来年も東野圭吾作品を楽しみに、過去作品も読みつつ待ちたいと思う。
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NSFM さん、こんにちは。
表紙のホテル、ラブホテルなんですね!
腑に落ちました。
どうしてこの写真なのかなと、納得がいかなかったの...NSFM さん、こんにちは。
表紙のホテル、ラブホテルなんですね!
腑に落ちました。
どうしてこの写真なのかなと、納得がいかなかったので。
『白鳥とコウモリ』の装丁は、外側が現在の東京で二つ目の事件現場では?
そして内側が少し古い写真。
おそらく1984年に三河安城の事件現場ではないかと想像しました。
ラブホテルは、今回の事件の発端と言ってもいい場所ですよね。
すっきりしました。
ありがとうございます☆彡2025/01/12
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★5 都議会議員と元女優夫婦の遺体が発見され… うす暗い人間の絆をしたたかに描く警察小説 #架空犯
■あらすじ
東京の高級住宅地で火災が発生、その住宅の中からは都議会議員と元女優夫婦の死体が見つかった。遺体の検分を進めると無理心中に見せかけていたことが判明、殺人事件の捜査本部が立てられることに。
捜査一課の五代刑事は、所轄のベテラン刑事の山尾とペアを組んで捜査を始める。しかしこの山尾、一緒に捜査をするうちに不審な言動がみられ…
■きっと読みたくなるレビュー
『白鳥とコウモリ』の五代刑事が活躍するシリーズ、やっぱりおもろい ★5
シリーズといっても本庁刑事のメンバーが同じってくらいで全く別のストーリーです。本作から読んでもらって何ら問題ありません。
また前作は警察小説でありながらも大半は群像劇って感じ進行しましたが、本作は五代刑事の捜査パートがメイン。じっくりとした警察捜査のプロットを楽しめるし、後半の後半まで謎を追い続けることになるので、ミステリーファンも喜ぶこと請け合いです。
そしてタイトルのとおり「架空犯」が本作のミステリーとしてのギミック。中盤あたりから展開が切り替わっていくのですが、ここからが「架空犯」の本番です。
なぜか捜査しても捜査しても空転しちゃう… わかるようでわからないところが上手だし、読み手に飽きさせないのもさすが。読み進めるうちに、結局は腹落ちできてくるんすよね~ 犯人やこの事件の真相にも目から鱗。すっかり「架空犯」の煙に巻かれて、ここまでの背景があったとは思いもよらなんだよ。見抜けなくて悔しい…
さて本作のテーマはズバリ「男と女」
男がどういう生き物か、女がどういう生き物か。読みやすいからしれっと読めちゃうけど、怖いくらい男と女の真相を突いてます。よーく味わってほしい。
そして人間の絆ってやつを重厚感たっぷりに描いてくれてますね。みんながみんな、愛情が強烈すぎるんよ。いや、愛する心を持つことは素晴らしいんだけど、自己犠牲が甚だしすぎて、さすがに胸が苦しくなるわ!
人生なんて失敗ばかりでいいじゃないかと言いたい。特に若い頃に失敗なんて、将来に飛躍するためのきっかけでしかないよ。登場人物ひとりひとりに説教したくなるような、でも気持ちもわかるような… 複雑な心境に包まれる物語でした。
■ぜっさん推しポイント
東野先生が描く人間は、マジで魅力たっぷりですよね。本作も登場人物ひとりひとりの性格、見た目、顔つきまで目に浮かんでくるんです。
特にある人物のことが大好きでめっちゃ語りたいんだけど、楽しみを奪ってしまうのであまり言えない。これぞ東野圭吾が描く女性像でマジ痺れました。映像化の際は綾瀬はるかさんなんてどうでしょう。彼女ももう40歳なので、いけるんじゃないすかね。誰のことを言っているかイメージできるでしょうか。
もうひとり推したいのは最終章にも出てくる老婦人。長い間、誰にも言えない秘密や不安を持ち続けるということは、本当に孤独だったんでしょう。彼女の心が救われて本当に良かったです。 -
やっぱり東野圭吾さんは面白いなぁ、読ませるなぁ。
なかなかの厚さの本だったけれど、あっという間に読み終わりました。東野圭吾さんの本は図書館で予約してもなかなか回ってこないので今回もとっても待たされたのですが、待った甲斐があったというもの(^^)
東野さんは大切な人のために罪を犯す、一線を超える……というのがうまいですよね。
私、映画の『容疑者Xの献身』が大好きで、テレビで放送されたりすると何回も観ているはずなのに、また観てしまうんですよねー。そして、何度目でも泣く(T ^ T)読みたい読みたいと思いつつ読めていない一冊です。
今作は事件の陰に若き日の人間関係が絡んでくるのですが、若さって残酷だな、とつくづく思います。登場人物達がもう少し大人だったら違った方向に話は進んでいたのではないかな?
だからこそ、ラストの老婦人のセリフは重みを感じます。
面白かったです。
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白鳥とコウモリのシリーズの続編だそうです。
前作も既読ではあるんですが、全く記憶になく、、、
読み返そうか迷いましたが、そのままこちらを読むことにしました。
覚えてなくても問題なく読めました!
なかなか分厚い作品でしたが
やはり東野圭吾さん、とても読みやすかったです
王道の刑事物で、中盤からの展開はさすがの一言。
そこからは読む手が止まりませんでした
架空犯という題名がピッタリ。
毎回題名に感心してる気がします。
本当に東野圭吾さん、凄すぎるな、、、
五代目線で物語は進みます。
事件を追い、少しずつ明らかになっていくのが面白いです。
星4つなのは
もう少し関係者の想いが伝わってきたらなと思ってしまいました。
殺人はもちろんダメだけど、犯人やその周辺の人々の葛藤が見え隠れするような想いというか。
東野圭吾さんということで、厳しめになってしまっているかも。
でも間違いなく面白い作品です!!!
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私も東野圭吾さんだといつも厳しめになってしまうんですよね。。。
期待度が高すぎるのでしょうかね(ー ー;)私も東野圭吾さんだといつも厳しめになってしまうんですよね。。。
期待度が高すぎるのでしょうかね(ー ー;)2025/01/29 -
雪見酒さん
本当に読みやすいです!
そしてちゃんと面白いし、
頻繁に新刊出るし
もしかして宇宙人かな?っておもいます!雪見酒さん
本当に読みやすいです!
そしてちゃんと面白いし、
頻繁に新刊出るし
もしかして宇宙人かな?っておもいます!2025/01/29 -
まきさん
そうですよね!めっちゃ期待してしまいます!笑
そしてその期待にちゃんと応えてくれる時があるから、余計にまた期待度が高くなる!
...まきさん
そうですよね!めっちゃ期待してしまいます!笑
そしてその期待にちゃんと応えてくれる時があるから、余計にまた期待度が高くなる!
でもちゃんとこれも面白いんですよね!!笑2025/01/29
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都内の高級住宅地で火災が起きた。
その焼け跡から、都議会議員の夫と元女優の夫婦の遺体が見つかった。
一見、無理心中の様に見せかけた殺人事件だった。
「白鳥とコウモリ」に出てきた五代刑事を主人公にしたシリーズものなんだそう。
と言われても、もうすっかり五代刑事の事 忘れちゃってて覚えてないな〜
でも事件は別物なので単独で読んでも全然問題なしでした
さすが東野圭吾さん!
まあまあ分厚かったけど、読みやすくて面白くて一気読みでした。
久々に読書で夜更かししたな〜
ぼんやりと想像出来るストーリーで意外性はなかったけども 十分面白かった!
「架空犯」ってなに?って思ったけど、そういう事か〜
五代さんいい感じ。
次はきっと覚えてる?!
これからもシリーズ追いかけよ。-
1Qパビリオン!!やば〜〜笑笑
笑いころげて元気にはなるかも〜✌︎(๑˃̶͈̀◡︎˂̶͈́๑)✌︎ 笑1Qパビリオン!!やば〜〜笑笑
笑いころげて元気にはなるかも〜✌︎(๑˃̶͈̀◡︎˂̶͈́๑)✌︎ 笑2025/08/13 -
2025/08/14
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どんぐりさ〜ん、こんばんは(*ˊᗜˋ*)/
忘れちゃいますよね〜( ´꒳`*)人(*´꒳` )ナカーマ
読者記録を読んでかろうじてちょっと思...どんぐりさ〜ん、こんばんは(*ˊᗜˋ*)/
忘れちゃいますよね〜( ´꒳`*)人(*´꒳` )ナカーマ
読者記録を読んでかろうじてちょっと思い出すって感じです。
何冊かの本を順番に読んでたら一生楽しめるかも〜笑笑2025/08/14
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「白鳥とコウモリ」の世界再び、の帯に飛び付き、即購入。
高級住宅街で起きた火災。
一見心中事件と思われたが、亡くなった二人は他殺。
一体、誰がこのような中途半端な工作を図った事件を起こしたのか・・・
捜査一課の五代と、所轄の刑事・山尾とコンビを組んで捜査を進めていく。
じっくり着実に捜査を進めていく五代だったが、違和感が拭えずにいた。
そして、その疑惑はコンビを組んでいる山尾に向いている。
果たして山尾の過去に何があったのか?
「白鳥とコウモリ」の重厚感がものすごく良かっただけに、今作は少し物足りない感じがした。
しかし、事件を丁寧に追っていく様子は東野圭吾ならでは。
まだ続編が読みたい。 -
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続きが気になる物語展開が見事で、どんどん読めちゃいました。散りばめられた色んな謎を、主人公と一緒に解いていく形で、真相が明らかになった時は、主人公と一緒な気持ちで驚いてました。
少しずつ真相に近づいていく、ドキドキ感がいいですね。
この漢字三文字のタイトルも好きです。 -
東野圭吾さん、人気作家のため順番待ちで図書館で借りた本書。
いつもの東野さん作品よりややモッサリした感で、サクサクは読めなかった。
読後感もスカーっとはしなかった。
まーでもでも、何かは余韻は残るんですよね。
不思議、東野圭吾さんは読み続けたい作家さんであります。 -
長い長い旅路を経て、真相に辿り着く感覚がとても爽快で心地よい作品だったと思います。さすがは東野圭吾さんだなぁと思います。
以下あらすじです。(特設サイトより引用)
都内の高級住宅地で起こった火災。
焼け跡からは都議会議員と元女優の夫婦の遺体が発見された。当初無理心中と思われていたが一転、殺人事件に様変わりした。警視庁捜査一課の五代は所轄の刑事、山尾と捜査を始めることになるが———。
華やかな人生を歩んできた二人に一体何があったのか。
個人的には東野圭吾さんの作品はスロースタートなイメージがあって、本作もまさにそんな作品でした。事件発生後の初動捜査が取っかかりがないうえ、誰が重要なのか分からないまま、登場する人物を追う必要があるのは個人的には苦労した部分でした。
しかし、そうした行為はまさに、主人公とともに捜査しているという感覚を生み出しており、結末まで読み終えた時には、一仕事終えた爽快感があって、とても良かったと思います。
本作は「白鳥とコウモリ」のシリーズということですが、前作を読んでいなくても支障ありません。事実、私も白鳥の登場人物について忘れていたのですが、それでも1つの作品として完結していたので、楽しく読むことができました。 -
シリーズ2作目。前作同様に長くて厚い。半分までは解決の糸口を模索する展開が続いて行きます。
前作も感じましたが、これこそが事件の難解さと物語の重厚性を感じ得る因子となっているのではないか?
もはやミステリーというジャンルでは語れない重厚過ぎる人間ドラマが描かれてます。-
123daaさん!こんにちは!
架空犯、シリーズ本の2作目なのですか?1作目は白鳥とコウモリで
いいのですか?123daaさん!こんにちは!
架空犯、シリーズ本の2作目なのですか?1作目は白鳥とコウモリで
いいのですか?2025/04/18
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燃え落ちた屋敷から見つかった都議会議員と元女優夫婦の遺体。
火災によっての死ではないことがわかるのだが、計画的だと思えない状況で…。
五代刑事は、所轄の生活安全課の山尾と組み捜査にあたる。
誰かの過去を追うときに想像を絶することがあったとしても目を瞑る事があってはならないわけで。
それでも刑事としては確認して供述をとるわけで。
過去の出来事が今になって表に出てくるという局面に正面から向き合わなければならない。
五代刑事の感情を抑えた、地味ではあるが確実な捜査に刑事小説の醍醐味を感じた。
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刑事モノで、それなりに酷い事件は起きるのだが、全編を通じて穏やかな気持ちで読めるのはなぜか。とにかく五代刑事は上司•先輩との関係が良好なのだ。警察内部でも隙を見せられない『隠蔽捜査』シリーズとは対極的だが、それぞれ違った魅力があって良い。
五代の指摘が鋭いとの扱いだが、読者も気づくちょっとした違和感とも言え、犯人の当たりも登場時からなんとなく匂うなど、ガチ勢ではない自分にはゲームバランスとしてちゃうど良い。なぜか五代と組む所轄のベテラン捜査員•山尾だけ、脳内では今井朋彦が演じていた。
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分厚い本だったが、さすがの東野さん。あっという間に読み終えた。
都議会議員と元女優の死体が見つかったが、自殺の偽装工作がされ、警察の調べですぐに殺人と分かってしまう。腕利きの五代刑事と組んだのは所轄の警部補。読み進めて行く内に、この警部補の言動に不審な点が増えて行く。なぜ、気付かれそうな言動なのか、より一層疑問が湧いて来る。
五代刑事が着実に真実に迫って行く。次々と明かされて行く過去の出来事。
最後の真相が切ない。ここまでして秘密を守るべきだったのか、真実を糊塗して次代に繋げるべきなのか、悲しい事件だった。 -
『白鳥とコウモリ』シリーズ最新作。
前作に引き続き457ページの大作ながら、相変わらずの読みやすさとストーリーに引き込まれ、あっという間に読了。
今回は前作以上に五代刑事が大活躍。鋭い洞察力と推理力で事件はすぐに解決するように見えたが、一筋縄には行かなかった…
事件の真相をめぐって、関係者の青春時代まで遡りながら近づいていく様子に、五代刑事と一緒に捜査しているようなドキドキ感があった。
前作『白鳥とコウモリ』の名言でもあったけど、やっぱり“この世の女は全員名女優”だな〜 -
ミステリー書評
読書レベル 中級
ボリューム 457頁
ストーリー ★★★★★
読みやすさ ★★★★★
トリック ★★★
伏線・展開 ★★★★★★!
理解度 ★★★★★
読後の余韻 ★★★★
一言書評:これも面白い!同著者「白鳥とコウモリ」が好きだったのでこちらも手に取りましたが期待を裏切らない面白さ!スゴいです!
次から次へと明らかになる新事実や展開で全く飽きる事がない。また、いつ切れてしまうかわからない細い糸を、丁寧にたぐり寄せて新事実に辿りつくストーリー展開には本当に圧巻! -
「白鳥とコウモリ」より先に読んでしまいました。
五代刑事をメインに持ってきたストーリーです。地道な捜査と、驚くほどの感の鋭さと、真実を引き寄せる運…。誠実で謙虚なところも素敵。刑事物が好きな人にはオススメです。
文中で「ちょっと昭和の刑事とは違うよ感」を出しているところに、作家の苦労が滲んでいるような気もします。
著者プロフィール
東野圭吾の作品
本棚登録 :
感想 :

東野さん、読みたい作品たくさんなんですよねぇ。
タイミングが合わないんです…。
東野さん、読みたい作品たくさんなんですよねぇ。
タイミングが合わないんです…。