あなたはいないけど... (幻冬舎文庫)

内館牧子

• 幻冬舎 (2000年8月25日発売)

感想・レビュー・書評

[新 進子さんの感想 · 2021年6月2日]

思い込みに付き合うのも少し疲れた気がする、あんまり共感しない。

[hoshisato3さんの感想 · 2014年6月3日]

昔、NHK連続テレビ小説「ひらり」を楽しく見ていたので、内館さんに親しみを感じてなんとなく読み始めてみましたが、期待以上に良かったです。内館さんの身近にある愛着ある品々についてのエピソードがかたられているのですが、その品にまつわる人たちとの暖かい交流や、内館さんの細やかな感性にはっとしたり、ほっとしたりと、とても癒されました。その品々の写真にも暖かみがこもっていて、独特なアングルで撮られていてオシャレです。
私もこんなふうに人とのつながりや物を大切にして生きたいと思いました。

著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」（1993年第1回橋田壽賀子賞）、「毛利元就」（1997年ＮＨＫ大河ドラマ）、「塀の中の中学校」（2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞）、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞）など多数。1995年には日本作詩大賞（唄：小林旭／腕に虹だけ）に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」