- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344400047
作品紹介・あらすじ
両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度、集う夏休み。中学生の楢崎練は久しぶりに会う妹、母とともに、考古学者の父がいる中央アメリカまでやってきた。密林と遺跡と軍事政権の国。四人を待つのは後戻りできない「決定的な瞬間」だった。全五巻書き下ろし、隔月の連続刊行、熱狂的面白さで読者を魅了する恩田ワールドの決定版、待望の第一巻。
感想・レビュー・書評
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どんなSFやミステリーが待っているのかと思いきや、(ここまでは)ある家族の人間ドラマでした。家族を置いて研究の為に海外を飛び回る父、父の再婚で幼少時から育ててくれた母、ボーイッシュな外腹の妹、そして飄々とした性格の中学生である自分。丁度多感な年頃で、既に離婚して別居している義母と異母妹と、滅多に顔を合わさない父親との旅行は、正直かなり辛い物があるはず。でも義務とばかりに家族ごっこに付き合い、両親や妹の顔色を見て空気を読む練はとても偉い少年です。とても面白い。次巻どうなるか楽しみ。
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最初20ページ位だけ読むつもりが気がついたら読了しててびっくり
最後驚きの展開2連発が凄かった。はやく2も読む -
初めは少し冗長的な日常パート、登場人物の関係性や性格などのパートが続くが最後の展開、この後に続く物語の導入と考えると十分な内容。まさに物語の序章にふさわしい一冊。
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両親の離婚で別れて暮らす元家族が年に一度、集う夏休み。中学生の楢崎練は久しぶりに会う妹、母とともに、考古学者の父がいる中央アメリカまでやってきた。密林と遺跡と軍事政権の国。四人を待つのは後戻りできない決定的な瞬間だった。
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この巻は割と何処にでもある?(今時はたぶん珍しい部類には入らない)家族の話でスムーズに読み進めた。
ラストで急展開。さて、この先どうなるのか楽しみ。 -
感想は最終巻。