上と外 緑の底 (2) (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2000年10月25日発売)
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  • 本 ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400221

感想・レビュー・書評

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  • ヘリコプターから放り出された練と千華子。密林の中で凄い展開になってきた。これは、面白くなりそう!

  • 途中でジャンル変わった?面白いけどびっくり。でも恩田さんらしい世界観

  • 南米G国のクーデターに巻き込まれた練一家、今巻はヘリコプターから密林に投げ出された練と千華子のサバイバルの巻です。小学生と中学生の幼い兄妹ですが、両親の離婚で引き離された環境などが彼らを大人びさせたました。趣味でサバイバルに慣れた練が頼もしい。千華子もへこたれず偉い。それにひきかえ親はどうだ。日本では親族一同が人脈を総動員して練たちを救おうと奔走しています。親よりそちらの方が頼りになりそう。ちょっとファンタジー色が出てきました。面白い。

  • クーデターに巻き込まれてヘリコプターから落下した兄妹が密林でサバイバルする第2巻。どうみても中学生と小学生にしては優秀すぎるが、いったいこれからどうなるのか練と一緒にドキドキしてしまった。
    ファンタジー要素も強くなってきたし、遺跡に着くのが楽しみなような、怖いような。

  • G国で軍事クーデター勃発。楢崎練の帰りを待つ祖父ら家族は突然の報に不安を募らせた。一方、決起グループに隔離監視された賢と千鶴子は子供たちの無事をすべなく願った。その頃ヘリコプターから落下した練と千華子は密林を彷徨する。疲労困憊する中で二人が聞いた轟音。
    そこで見たものは!?

  • ヘリコプターから落下した練と千華子は先の見えない密林の中を彷徨う。サバイバルそのものだが、中学生と小学生の兄妹はあり得ないほどしっかりしている。それとも普通の子でも生きるか死ぬかの環境におかれたらそうなるのか?

    命が助かりそうな兆しが見えてきたものの続きがどうなるのか全くもって予想出来ない。さて、どうなる?

  • 2巻目。

    前の巻よりちょっと面白くなってきた。

  • 感想は最終巻。

  • 再読。前半の楢崎一家が情報収集しているところカッコいい。やっぱり練も千華子も中学生と小学生とは思えないほどしっかりしている。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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