2000年のゲーム・キッズ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 93
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400399

感想・レビュー・書評

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  • 【本の内容】
    人類は禁断の扉を開けてしまった―。

    客の精子を採取する高級コールガールの「DNAバンク」、臓器移植手術の臓器不足を解消する「臓器移植用家畜」、人生を丸ごと収納できる「VR空間生活マシン」、何百万個もの受精卵を保存する人工受精センターが抱える「受精卵廃棄問題」他。

    未来世紀に露見する超ハイテク技術の功罪を描いた科学小説34編。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    腰痛で病院に行った。

    レントゲン撮って待ち、診察して待ち、会計でも薬でも待つ。

    しかもいつ呼び出されるかわからんし、何度も移動させられる。そんな時読むのにピッタリの本だ。

    まず科学技術の解説が扉のページにあって、それをネタにした小説が続く。

    お気に入りは皮肉なオチがきいてる『天職』『柔和な人々』『育てゲーム』など。

    特に『柔和な人々』は世の中すべて同じ感情の人しかいなくなってしまったらどうなるか?というコワーイ話。

    どんなに平和な社会でも必ず差別による排除が生まれるのね。ヘッドギアという小物も嫌な感じ。

    残酷だけどドライだし、イライラもすっきり。

    病気のときにブラックユーモアというのもなかなかオツなものだ。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 前作に続き、キレの良いショートショート。

    脳死、DNA、人工冬眠、受精卵冷凍保存、などなど、扱う内容も近未来と現在の非常に違い題材が小気味良い。

    ショートショートのジャンルで、これだけ決まりの良い一冊は中々ないね。

  • 2000年のゲームキッズになっても
    ブラックユーモア健在です。

    やっぱおもしろいわ。。

  • 1996年当時から見たハイテクを題材としたショート・ショート。
    『2000年のゲーム・キッズ』シリーズ(アスペクト刊)第一巻の文庫化。
    なぜか第二巻、第三巻は文庫化されていない。

  • 確かファミ通に連載してたもの。
    科学を題材にしたショートショートだけど
    オチがかなり鋭く、面白い。

  • 懐かしい。当時感じた切れ味ほどじゃないけど、楽しめた。

  • 食えない人だな〜何回もやられる…

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著者プロフィール

1962年福岡県生まれ。小説家・ライター。ゲーム・映像ソフト制作会社「GTV」代表取締役。代表作に「ゲームキッズ」シリーズ、「プラトニックチェーン」シリーズなどがある。

「2018年 『吐田家のレシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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