人生の目的 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 388
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400412

感想・レビュー・書評

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  • 人間の大量消去に励むナチの士官やその家族は、週末に開催されるコンサートで偉大な音楽に心から深く感動していた。この手の話を聞くたびに、人間には善も悪もないのかな?って思う。
    人生に目的などない。人間である事を恥る事からスタートし、運命と宿命を受け入れ、思い通りにならない人生を黙って耐えて、時には「あ~あ」とため息ついて生きていくしかない。「われ生きてあり、ゆえにわれ思う」そこに意味を見出せるか?
    人間の全生涯の教養は15歳までの読書で決まるというのが印象的。

  • 自分の人生についても考えてみようと思った。

  • 業縁ということばに出会ってやっとしっくりきた。
    人間は頼りないし、望んでもない宿命を背負っている厄介な生き物なんだな。
    私が業縁によって悪い人間になる可能性もあるんだな。

  • 五木寛之さんの本はなんとこれが初めてである。なんとなく本屋さんで手に取り購入。最初は重そうな話だなあと読んでいたが後半からは気持ちよく読めた。なんというか「気持ち良い」という言葉がふさわしいくらい文章が素晴らしく読みやすい。こういう作家は初めてだなあと感心しました。人生の目的を、親鸞やフランクルまたは今まで筆者と出会った人を踏まえ述べているのだが最終的に、あとがきにて「人生の目的」は人生の目的をさがすことである。と言明しテーマの深遠さを言論。簡単なようで難しい人生の目的を提示したところで終了。読後なんとくすっきりしないのだけど気持ちよかった。「大河の一滴」「青春の門」も読みたくなった。さらには、プーシキン、チェーロフ、フランクルの「夜と霧」も読んでみたい。

  • 自分だけの「生きる意味」を見つけることが生きる意味であり、目的である。この言葉が心と頭にストンと収まりました。
    目的と目標、混同しがちですが全くちがいますね。物に囚われがちな視点を改めてくれた一冊です。

  • 五木寛之と北九州が関連あるとは。

  • 110124 TOPPOINT PremiumSelection Vol.2

  • 10年前、入院中に上司から頂いた本。10年たった今読み終わり、人生の目的に今一度思いを寄せることができた。当時の上司は私に何を期待していたのか。今後の人生に迷った時に一つの道を示してくれる。

  • 大学院時代の苦しいときに読んで救われた。
    でもいまでは内容を覚えていない。
    それでも再読の価値がある本で、
    またいつか読みたい

  • この本で言わんとすることもだけど、戦前、戦時中の話や、法然や親鸞の説いた内容も混ぜて書かれているので、私にとってはそこも勉強になる。
    大河の一滴、他力も続けて読みたい。

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著者プロフィール

1932年福岡県生まれ。戦後朝鮮半島から引き揚げる。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、’76年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。’81年から龍谷大学の聴講生となり仏教史を学ぶ。ニューヨークで発売された『TARIKI』は’01年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門銅賞)に選ばれた。また’02年度第50回菊池寛賞、’09年、NHK放送文化賞、’10年、長編小説『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。主な著書に『戒厳令の夜』『ステッセルのピアノ』『風の王国』『親鸞』(三部作)『大河の一滴』『下山の思想』『孤独のすすめ』など。

「2021年 『海を見ていたジョニー 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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