闇の掟―公事宿事件書留帳〈1〉 (幻冬舎文庫)

著者 : 澤田ふじ子
  • 幻冬舎 (2000年12月5日発売)
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  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400443

闇の掟―公事宿事件書留帳〈1〉 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 主な時代ものが江戸を舞台にしている中、京都の公事宿鯉屋、居候菊太郎を主人公にした公事宿事件書留帳シリーズ第一巻。
    登場人物の会話は関西人にはあまり抵抗がないものの、江戸を舞台にした話に慣れている読者には少ししつこさやまどろしいと違和感があるかもしれない。しかし公事宿に舞い込む問題は現代にも通じ、同時に今はない人情は惹きつけられる。二巻目は違和感を面白さが上回ると期待。

  • 今でいうところの弁護士のような役割を果たしている公事宿を舞台とした時代小説。
    公事宿という存在をこの小説で初めて知ったので、興味深く読むことができた。更に、時代小説というと、江戸物ばかりを今まで読んでいたので、京都が舞台のこの話は、ちょっと毛色が違って面白い。

    魅力的な主人公菊太郎のこれからを楽しみにしつつ、このシリーズ、続けて読んでみたい。

  • 面白かったのでこのままシリーズにGOだっ

  • 公事宿事件書留帳1
    時代小説で京都が舞台、全く馴染みが無いわけでないので面白いと思いました。梅雨の蛍は読み始めて、あれ!?この編、前に読んだ!
    どこか雑誌の短編に出ていたのか?

  • 京都の公事宿が舞台とは、ユニークな設定の時代小説。
    本妻の子の弟に家督を譲るため、無頼の振りをして家を出て旅をし、戻ってきたら、公事宿の居候となり、弟を助け事件を解決する。ちょっと、安易な物語のすすめ方の感がするが、いかが。
    二巻目以降、人情捕物帖として読むぶんには、違和感がないか。

  • 京都のお侍、というちょっと変わった設定のお話。

    京都の町奉行同心の長男でありながら本妻の子である弟に気を使い、放蕩のふりをして家を飛び出した菊太郎は、公事宿(訴訟人専用旅篭)鯉屋に居候して、鯉屋に持ち込まれる事件を解決していく。

    時に法を超えた手段も取る、なかなか決断力のある菊太郎だが、弱いものに優しく、魅力的なヒーローである。

    お侍がやんわりと関西弁なのもなかなか良い。

    シリーズになっているので、続けて読んでみたくなった逸品。

  • ハードカバー読了済み。ハードカバー表記無い為?文庫で登録。京の公事宿の居候を主人公とした事件簿、時代劇は色々読んでますが、京言葉のやりとりにとどまいつつ、今後の展開が楽しみです。時折主人公に絡む猫「お百」がGOOD。① 闇の掟 ② 木戸の椿 ③ 拷問蔵 ④ 奈落のみず ⑤ 背中の髑髏 ⑥ ひとでなし ⑦ にたり地蔵 ⑧ 恵比寿町火事 ⑨悪い棺 ⑩ 釈迦の女 ⑪ 無頼の絵師 ⑫ 比丘尼茶碗 ⑬ 雨女 ⑭ 世間の辻 ⑮ 女衒の供養 ⑯ 千本雨傘 ⑰ 遠い椿 ⑱ 奇妙な賽銭 ⑲ 血は欲の色

  • O 公事宿事件書留帳1

    京弁のひらがなを読むのに一苦労。字面にするとなんてまどろっこしいんだろう。
    事件はそれなりなのに、終わり方解決方はあっさりすぎて物足りない。菊太郎、特に働いておらずただ感と人情に頼るのみ。
    江戸じゃないから地理にも疎く場所のイメージができないのが残念。
    続編に期待。

  •  京弁?が柔らかくてここちよい。
    この時代の京都が舞台の話は「はやぶさご用旅」くらいなものしか読んでないので、すべてが新鮮で面白い。
    こんな仕事があったということも。
    菊次郎と実家の関係がイマイチあるのかなあ、とも思うけど、この距離感が話を進めていく上でよいのかな。
    お信さんも出てきたし、続きが楽しみ。

  • 京都を舞台にした公事宿に持ち込まれる事件帖シリーズ。勧善懲悪というよりは、しみじみ、ほろ苦い後味が読んでいてクセになる。捕り物より人情を味わいたい方にお勧め。

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