- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344400467
作品紹介・あらすじ
水面下での駆け引きが次々と暴かれ、嘘つき勝負「一巻の終わりクイズ」は意外な終幕を迎えた。「よろず鑑定師」貴船天使は夜闇に姿を消し、謎の女・孤森ヒカルの影が見え隠れする。トップラン・テストの「M資金」「Y3K-西暦3000年の問題」とはなにか?残すは最終話のみ。20世紀にとどめを刺す書き下ろし文庫シリーズ第5話。
感想・レビュー・書評
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貴船天使・少年狼の二人に対して「一巻の終わりクイズ」で勝負をいどむことになった恋子は、8人目の出題者となり、クイズのルールをうまく利用して攻勢を仕掛けます。しかし、9人目の出題者である少年狼の質問は、恋子にとってこたえを出すことの困難なものでした。
けっきょく、その場で一連の謎が明かされることはなく、貴船天使は去っていきます。笙造は、貴船天使との決着をつけるべく、彼の後を追いますが、その後笙造からの連絡は途絶えてしまい、恋子たちは不安にさいなまれることになります。
のこり一巻でどのようにまとまりをつけるのか、気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「一巻の終わりクイズ」も決着し、話も一気に終わりに近づくかと思いきやまたまた、大きな謎が残され、主人公たちは謎究明に動き出す。残すは最終巻を残すのみ、気になりすぎて眠れない(汗)(笑)
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一巻の終わりクイズのオチが…!いやまあ、その可能性はあるよなあとぼんやり思ってたけど
あとがきで「どんどん面白くなっていくように頑張ってる」的なことが書いてあるけど、これはなんだかちゃんとどんどん面白くなっていってる気がする…あれか、パーフェクト・ワールドが(ry
まあ一話完結になってるかって言われたら間違いなくなってないだろうと思うけど。
何はともあれあと一話。最終話に専念しましょう。 -
『一生に1度きりの最高の舞台で、自分は最大限の力を発揮できるんだろうか?』
『三寒四温で、もうすぐ春。とはいえ、五感すべてに針のような冷気が感じられる…。』
『素晴らしい過去の想い出に浸るだけじゃ、なにも始まらないんじゃない?』
『一生に1度きりの最高の舞台で、自分は最大限の力を発揮できるのか? ではない。これまでの人生で最高の舞台で、自分は最大限の力を発揮できるのか? と。』
『今までも知っているつもりだったが、改めて、人間は勝手な生き物だと思った。』
『人間関係は無数の誤解と、ほんの少しの理解で成り立っている。』 -
「最終話に専念」ってどういうタイトルだよ。千年とかかってんのか。
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トップラン〈第1話〉ここが最前線にまとめ。