ビートルズを呼んだ男 伝説の呼び屋・永島達司の生涯 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2001年2月1日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400740

感想・レビュー・書評

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  • 13040
    終戦後、日本のショービジネス隆盛を陰で支えた「呼び屋」たちの生態を綴る。

  • めちゃくちゃ面白い本。現在で言うプロモーターのはしりである永島達司という人の生涯を書いたノンフィクション。
    ほとんどが1950年代のアタマからビートルズ来日の1966年までの呼び屋稼業の舞台裏を中心とした話で、生い立ちやビートルズ後についてはサラッと触れられているだけである。読む前はビートルズ来日に伴う内容のみだと思っていたのだが、それだけでは無い。例えばミュージシャンのコンサートだけでなくサーカスやリンボーダンス等の興行についても書かれており、当時の呼び屋周辺の時代背景についても興味深く読めた。ここら辺りは本当に面白い。

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著者プロフィール

野地秩嘉(のじ・つねよし)
ノンフィクション作家
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て現職。人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸能、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『サービスの達人たち』『イベリコ豚を買いに』『トヨタ物語』『スバル―ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『ヤンキー社長』『新TOKYOオリンピック・パラリンピック物語』『京味物語』など多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

「2022年 『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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