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- 本 ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344400740
感想・レビュー・書評
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終戦後、日本のショービジネス隆盛を陰で支えた「呼び屋」たちの生態を綴る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めちゃくちゃ面白い本。現在で言うプロモーターのはしりである永島達司という人の生涯を書いたノンフィクション。
ほとんどが1950年代のアタマからビートルズ来日の1966年までの呼び屋稼業の舞台裏を中心とした話で、生い立ちやビートルズ後についてはサラッと触れられているだけである。読む前はビートルズ来日に伴う内容のみだと思っていたのだが、それだけでは無い。例えばミュージシャンのコンサートだけでなくサーカスやリンボーダンス等の興行についても書かれており、当時の呼び屋周辺の時代背景についても興味深く読めた。ここら辺りは本当に面白い。
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