新・探偵物語 (2) (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2001年10月1日発売)
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本 ・本 (412ページ) / ISBN・EAN: 9784344401662

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  • 工藤俊作は西部史研究家のビル・バークレイの妻から放浪している夫を連れ戻してほしいと依頼される。仕事は簡単に終わった。が、ビルが伝説の宝の地図「ブラック・ジャック
    の手紙」をついに発見したことから、さまざまな人間の醜い欲がからんでいく。そして最後は政治事件へと発展してしまう。国境の町を舞台に、工藤の血みどろの死闘が始まる。
    宮藤ろビルが見たのは核廃棄物の黄色のドラム缶
    環境保護団体と汚染処理会社の戦い。
    宮藤はメキシコで殺されかかった。中古販売営業(実は捜査官)と密入国を和生業とするレッドに助けられ、宮藤はメキシコ脱出。
    メキシコヤクザを宮藤が殺したが証拠を捜査官が消してくれた。
    スーはビルとアパッチの前妻との間に生まれた娘。
    西部開拓の宝は、太陽光の角度で一時見える森の中の湖だった

  • 出版社/著者からの内容紹介
    工藤俊作は西部史研究家のビル・バークレイの妻から放浪している夫を連れ戻してほしいと依頼される。仕事は簡単に終わったが、ビルが伝説の宝の地図「ブラック・ジャックの手紙」をついに発見したことから、さまざまな人間の醜い欲がからんでいく。そして最後は政治事件へと発展してしまう。国境の街を舞台に、工藤の血みどろな死闘が始まる…。

  • この作品は日本推理作家協会編『ミステリー傑作選・特別編5自選ショート・ミステリー』に収録された短編「新・探偵物語 失われたブラック・ジャックの秘宝」をもとに書き下ろしたものです。原稿枚数533枚(400字詰め)。

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著者プロフィール

1936年岐阜県生まれ。早稲田大学英文科卒。ワセダ・ミステリクラブ以来のミステリーファンで、特にアメリカ・ハードボイルド・ミステリーの紹介・評論・翻訳では第一人者。松田優作『探偵物語』の原案で有名。著書に『パパイラスの舟』『私のハードボイルド』(推理作家協会評論賞)など。2015年12月没。

「2017年 『文庫 ファミリー下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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