ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫 た 16-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402089

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず、
    このようなご時世でなければ、
    読み終わった直後にインド行きの航空券買ってました。
    自分を変えたいと思うからこそ
    一人で旅へって憧れますが
    著者が特別な主人公感がないので
    自分にもできるかもしれないと思える。


  • 文体に著者の底抜けの明るさが憑依しており、エネルギーを感じました。擬音が多いところはいかにも大阪人らしい。

    およそ緩急というものがなく、大半は急と言っても良いくらい慌ただしい展開が続きます。
    序盤のシンガポール•マレーシア編はドタバタな展開で楽しく面白かったですが、少しトーンを落としたインド編はそれを上回る面白さでした。
    「待つ」ことが生活の大半を占めるインドの人々の持つ自由さには、時間に追われて暮らす私にとって心惹かれるものがありました。

  • 自称・人一倍のビビリである著者が、香港、シンガポール、マレーシア、そしてインドでの旅の思い出をつづった本。(1991年から1992年の記録)小心者というわりには行動力がすごい著者に読んでて感心させられつつ、笑わせられた。タイトルの印象が強いけど、中身も負けないものでした。インドって不思議な国…。

  • もともと作者が魅力的な人なんでしょう。
    人間味あふれる旅は羨ましい。

    ありきたりの内容というと言い過ぎだが、そのような読後感。

  • めっちゃ面白かった!

  • とても旅行記として面白かった。
    このご時世中々難しいが、また海外旅行に行きたくなった。

  • 自分も20代の頃は海外旅行に行って
    何かが変わった気がしたので、なつかしみながら読んだ。文章がうまいので、つまることなくスラスラ読める。

  • まだ世界の歩き方くらいしかない、iモードすらない時代の海外ってこんな感じだったんだな、というのがありありと伝わってくる。
    あふれんばかりに知識が氾濫してる今インドに行っても、安宿を探すことにこの頃ほどドキドキしたりはしないんだろうし、そもそも予想外の出来事自体が大分減ってしまってるんだろうな、とは思う。
    でも、自分の知らないことはまだまだたくさんあって、直接この身体で感じるしか知る手段はないこともまだまだたくさんあるんだろうな、とも思う。
    早くまた海外旅行に行けるようになってほしい。

  • 面白かった〜。最高。
    病院の待合室で読みながらマスクの下はニヤニヤ。

    なんで?そんなことある?書いてあるのは日本では絶対経験できないことだらけ。そして筆者しかできなかったことだらけ。そもそもインド行ってもガンジス河入りたくない…ましてや死体も浮いているそこでバタフライなんて。表紙おもしろすぎ。

    この本を読むとインド楽しそう!行きたい!と思うが、筆者だからこそできたこと。絶対私なんかが気軽に行くとどこかに連れ去られるか無事だとしても病気もらってきて海外なんてこりごり、になりそう。
    でも、それほど振り切って海外を体験してきたからこそ学べないこととか感じられないことがたくさんあって、なるほどな〜がたくさんでした。インドで生活できたら日本で何があろうもへこたれないだろうし大したことないなあ、と思いそうだな。尊敬。

  • よかった。人とのふれあいの話がよい。
    でもインド行きたいとは思わなかった。
    「今の私は小さな親善大使(p.107)」は「今」だけでなく「常に」なんだと思う。富山にいたに違いない親善大使のおかげで、モハメッドさんはたかのさんに声をかけたのだと思う(p.103)。

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