いんげん豆がおしえてくれたこと (幻冬舎文庫 し 12-1)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402461

感想・レビュー・書評

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  • 丁寧にごはんを作ろうかなあと思わせてくれる本。

  • 男の自分でも、読後に自然と、料理したり、部屋を綺麗にしたくなっちゃうような作用を持つ良書。気分が良い。

  • 豊かに生きていくためのエッセイ。おしゃれで楽しく生きていける。

  • おしゃれで、豊かな感性。
    美しく、人間らしく暮らす事を教えてくれます。

  • 僕の原点。この薄い本には大事なことが詰まっています。

  • これ読んだ日は料理しようとする。

  • これは パトリス・ジュリアンという人が書いた本なのですが
    自分の中の 「美意識」 を 問いかける本 です。

    安易なほうにながれてしまうのは とても楽で 簡単だけれども
    自分が何がすきで どのように生きていきたいのか? ということが
    はっきりしているのであれば 少し窮屈でも 面倒くさくても
    毎日の習慣として 組み込んでしまうこと。

    そのことで 「自分を大切にする」 という ことを教えてくれます。

    たとえば、疲れているときに 夕食をコンビニで買ってきて
    その蓋をむさぼるようにとって 食べること 
    だけど、それは 自分のやりたいこと なのか?
    自分を大切にしていることなのか?
    あなたは それでいいの? という 自分の中の声。

    ちょっと手をかけた料理を作って、きれいに盛り付けて
    テーブルや 照明にも気を配って それでおいしくいただくこと。

    そのことで得られる満足。

    ホームズが
    「キミがどんな部屋に住んでいるかいってみたまえ。
    キミという人間をいいあててみせよう」
    といったように、 部屋のありよう、物や人への対処の仕方
    そういったもので 人はある程度 はかることができてしまう。

    自分がこうありたい という 理想をもって
    自分の中の他者の目で

    「それは あなたがほんとうにしたいこと?」
    「それは あなたの美意識にとって 正しいこと?」

    と 問いかけること。

    たとえばそれは、道で困っている人を助けることかもしれない。
    誰かに微笑みをあげることかもしれない。

    誰がほめてくれなくてもいい。

    でも 自分の中の自分は 自分を 見ている。

    その自分に恥ずかしくないように生きている?

    自分自身を大切に(甘やかすのではなく)している?

    自分を 誇りに思える 自分??



    いろんなこと、安易な方向に流されてしまうのは簡単だし
    それを修正していくのは うまくまわりだすまでは とてもとても 大変なことだけれど
    すこしずつ すこしずつで いいから
    自分の 理想の 自分に 近づけていけたらいいなぁ 

    そういうことを 思った 1冊でした。

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著者プロフィール

1952年、モロッコ生まれのフランス人。ライフスタイル・デザイナー/料理家/エッセイスト。1988年、フランス大使館文化担当官として来日。東京日仏学院副学院長を経て、複数のレストランのオーナーシェフを務めたのち、2003年に「パトリス・ジュリアン ライフスタイルデザインオフィス」を設立。一時フランスに帰国していたが、2014年、4年半ぶりに日本を拠点に活動を再開した。ビストロやカフェブームのパイオニアとして知られているだけでなく、商品開発、プロデュース、ハウジング、講演、執筆、ワークショップなど、多岐にわたる活動をしている。著書は50冊を超え、代表作には『生活はアート』(幻冬舎文庫)がある。近著は『パトリス・ジュリアンのおつまみ~気軽に楽しめるおしゃれなフレンチスタイル~』(ワニブックス)。

「2015年 『ライフレシピ Recettes de Vie フランス流「シンプルで豊かな暮らし」を手に入れる30のレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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