人の心を持った犬 野犬・太郎と私の日本平物語 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2002年7月31日発売)
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  • 本 ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402614

感想・レビュー・書評

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  • 野犬の太郎は仲間を保健所や狩猟会の人に殺され、自分自身も狙われて人に対して強く心を閉ざした。そんな太郎に愛犬を亡くして悲しみに打ちひしがれていた著者が偶然遭遇することとなった。それから著者は太郎の心を開こうと長い期間かけて対話する。そんな野犬らしい強い心を持った太郎と著者のお話。
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    ジャスト140文字で要約。あまり感情移入できなかったせいか心が温まることはなかった。でも、太郎の強い眼光とか、山を縦横無尽に走る姿とか、力強い姿はとても伝わってきた。太郎の最後はまた人間に危害を加えられることになるのだけれども、そこがサラッとしか書いてないのがちょっと残念。

  • 作者の苦しい、楽しい気持ちがよく伝わってくる。犬と作者のそれぞれの人生が重なって、時間をかけて輝いてくる。太郎と作者の波乱万丈の物語。

  • 犬のこと以外も者の周りのことが書いてあった。夢中になって読んだような・・・読書感想文もこの本でかきました

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