月の裏側 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3714
レビュー : 432
  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402621

感想・レビュー・書評

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  • ミステリ・ホラー・SF。映画では観たくないなと思いました。そういえば悪い人は出てこなかったな。

  • ふと気付いた。「月の裏側」って「The dark side of the moon」だ。Pink Floydを知っててこのタイトルだったら強気だな。

  • 恩田陸の本は、裏表紙の解説で引かれて読むのだけれど、どうしても私とは相性が悪いらしい。

    九州の柳川をモデルにした箭納倉という町で失踪者が続出する。レコード会社プロデューサー多聞と大学教授だった三隅協一郎、里帰りしたその娘藍子、新聞記者の高安がその謎を追っていくのだが、気づくと町はその4人だけになってしまう。そして高安も消えてしまう。
    解決策はふたつだけ。その一つにかけてみることに。そしてその結果…。

    結局、だれのなんの意思だったのだろう?宇宙人の侵略?箭納倉だけでなく、水郷の町ならば日本全国に広まるのか?

    なんだか不完全燃焼な小説だった。

    ーーーーーーーーーーーーーーー
    九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことにじきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、信教宗教による洗脳か、それとも?事前に興味を持った元大学教授・協一郎らは(人間もどき)の存在に気づく……。(裏表紙より)

  • 2017.4.20(木)¥220+税。
    2017.4.25(火)。

  • 結局、『あれ』は何だったの?盗む理由は?
    色々と消化不良で終わってしまった。

  • 『黒と茶の幻想』のように
    いいところだなぁ、旅行したいなぁ。。と思っていたが、
    読み終えるとここには近づきたくない。。という感想に。

    文学しりとりとか、クラシックを聴いたりとか
    感性の充実っぷりが羨ましくなる。。

    不惑=40歳 というのを知った。
    誘惑できない年、とか失礼な事を考えたが
    「私は15歳で学問を志し、30歳で自分の足でしっかりと立ち独立独歩で学問の道を進む自信をもった。40歳にしてどんな問題が起きても心に迷いが生じなくなり、50歳で自分の使命が学問であることを知り安心立命の境地に達した。60歳で他人の言葉が素直に耳に入るようになり、70歳でしたい放題しても脱線することはなくなった」
    子牛の「論語」にある言葉だそうで。

    もっと表現や言葉使いを身につけたい。。

    • solala06さん
      わー!!さっそく読んでくれましたか、f0314087さん!!
      ありがとうございます!!

      二度読み必須>>
      ですよね!
      恩田作品の...
      わー!!さっそく読んでくれましたか、f0314087さん!!
      ありがとうございます!!

      二度読み必須>>
      ですよね!
      恩田作品のSF、ミステリ、言い様のない男女間の情愛が遺憾なく詰め込まれている作品です・・・!!
      すきなんです・・・。

      エヴァンゲリヲン感!それが恩田SFなんです!!
      恩田先生の結婚観が、本作でも出ていますよね・・・!!
      藍子さんは一人で、利枝子さんの気持ちも節子さんの気持ちも味わってるんですよね・・・。
      多聞さんは、決してマキオちゃん寄りの人間ではないのですけど・・・人を引きつけてならないという点では、似ているんですよね・・・。
      2016/04/05
    • solala06さん
      的確でしたか!やったー!
      恩田先生の得意技ですよね・・・言い様のない感情を描ききる力量・・・。

      だいたいが、二番目以降の相手と結婚す...
      的確でしたか!やったー!
      恩田先生の得意技ですよね・・・言い様のない感情を描ききる力量・・・。

      だいたいが、二番目以降の相手と結婚する女性か、本当に激しく愛している相手と結婚する女性に別れますよね・・・。
      気持ちが消滅していないのに、関係性もは断ち切れない・・・。
      まさしくそうですね・・・!!

      どんどん移動するから>>
      アッそれで正解だと思います!笑
      多聞さんてスナフキンなんですよね・・・いい男は定住しない法則・・・。
      マキオちゃんと多聞さんの違いは自覚と無自覚・・・あるかもしれませんね・・・!!

      藍子さんはこれからもずっとずっと・・・多聞さんの影を感じて生きていくのかと思うと・・・ウウッ(涙)

      ホラーだけでないホラーなんですよね・・・。
      ドロッとした人間関係と・・・絶妙な感情などなど・・・、それが恩田流ミステリなのです・・・!

      俗にいう「読書感想文」向けの作品はあまりないのですよね・・・恩田作品は・・・。
      感想にまとめやすい、分かりやすいテーマが描かれているわけでもありませんし・・・。
      でも、そこも、イイんですよね!!
      2016/04/09
  • 2015/2/6

  • 恩田陸だと思って油断してたらとんだホラーじゃねえか!消えて戻ってきた住人、なくなった記憶、じわじわと沸いてくる恐ろしさ。

  • 【月の裏側】

    美しい花を花瓶に挿して火の当たるところへ飾る。華やかな雰囲気のある窓辺に心を揺らす。いつまででも美しくあって欲しいと思っても、動きのない水はぬるりと腐ってゆく。

    仮説とは月の裏側のようなもの。確かにあるのに確かめるすべがない。ドビュッシーの月の光、ただ水面に映る月を触るようなもの。水面が揺れたらそこには何も映らない。

  • 読み終わってから時間が経つけどずっと覚えている。得体の知れない不安と恐怖。身近にあって気づいていないだけかもしれないっていう怖さ。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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