- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344402737
感想・レビュー・書評
-
後から読み返して、そのときどんなことを感じたのかが思い出せるっていいよね
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作者20歳、早稲田大学学生時代の読書メモに、現在の作者が突っ込みを入れる。恐れを知らない尊大な批評のオンパレードで、その辺りが“王様”ということらしい。三島由紀夫から始まり、海外の作家も挟みながら最後は菊池寛でしめられている。
やはり作家になる人は作家になる前から作家なのだなぁと感心した。こんなところにこんな本の浅い感想なんぞを書いているのが恥ずかしくなってくる。現在の作者の作品の原点が垣間見れるようで、楽しい一冊である。 -
古今東西の名作小説をこれでもか、これでもか!と切りまくった王様(大学時代の著者)の読書感想記。
それに対する著者(現在)の、ツッコミという名の解説(と謝罪)が軽妙で面白いです。その作品を読んだときの衝撃ぶりとか、何年も前のことをよく覚えてるなぁと感心しつつ。
でもトーフスキドスエで噴出したのは、ちょっと悔しかった…。 -
早稲田大学生原田宗典が大きな体で小さなノートに書き込んだ膨大な量の書評たち。
自意識のカタマリと若さに任せて文豪たちの傑作をバッサバッサと切り捨てていくその様子は
逆に読者を清々しいくらいの気持ちにさせる。
自分には絶対出来ないけど。
一風変わったブックガイドとしてどうぞ。 -
091014(t 091119)
-
まず表紙w
なんじゃこりゃ〜
そしてこれを出版した宗典さんに拍手。