ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 94
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402843

感想・レビュー・書評

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  • 純粋に面白かったなぁ。

    幸せってなんだろうかと
    ふと考えさせられるお話でした。
    誰もが羨む美貌、あふれる財などなど、
    数え上げればきりがないのかもしれませんが、
    人間が一つだけ与えられるとしたら、
    選ぶのは上記のものではないのでしょうね。

    最後の彼女は、人が何と言おうと幸せなんだと思います。

  • 時代小説に幼女性向をもってくるとは、近藤作品らしさを感じた。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14712301.html

  • シリーズ第2弾。
    誰と誰が同一人物?!となりながら読みました。
    千陰さんと梅ヶ枝姐さんがもっと近づいてほしい。
    お駒さん、って、最初はなんか嫌な女って感じ(笑)

  • L 猿若町捕物帳2

    ほぅ、という感じ。スコンと度々入る「お玉」の話がつながった時、そして「お玉」の最後にうなる。
    女流作家はしっとりしていて読みやすいな。ここまでミステリー色強いのはあまり好まないと思っていたけれど宇江佐作品や北原作品にはないしっとりさ。

  • ほのぼのしたり、ちょっと笑えるようなエピソードも交えてあるけれど、話の本筋は陰惨でグロテスクだ。

  • ほおずきを落として姿を消す幽霊が吉原に出るという噂が、同心・玉島千蔭の耳に入る。そして殺人事件が起き、その下手人もほおずきを残していく。偶然か、それとも本当に幽霊の仕業なのか?千蔭は女形の歌舞伎役者・巴之丞と花魁・梅が枝の協力を得て事件の解決に乗り出す。運命が結んだ男女三人が怪事件を解決していく時代ミステリー小説。

  • 時代ものの近藤作品。
    舞台は江戸でも、近藤作品らしさはしっかり感じられる。
    さらっと読める時代劇ミステリー。

  • 「猿若町捕物帳」シリーズの第2弾。
    短いし、読み始めたら止まらなくて一気読み。今回も切ない。
    2009.5.19

  • 吉原に幽霊の噂がたち、それを調べていく同心千蔭。そんな千蔭には見合い話が。長編だが、さらりと読めた。

  • 「暗い」とどこぞに書いてあったので覚悟して読み始めましたがそんなでもない。むしろ私はあのお玉ちゃんのあの喜びがよくわかります。あの日々があったからこそこの自由のかけがえなさがわかる。娘道成寺の1節が引かれてましたがむしろ思い出したのは謡曲「山姥」。孤独と人は言うかもしれないけどあのせいせいとした軽やかな境地はそんな言葉を受け流してしまう。

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著者プロフィール

近藤 史恵(こんどう ふみえ)
1969年大阪生まれの推理作家、小説家。
大阪芸術大学文芸学科卒業後、1993年『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。
2008年、『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞受賞、2008年度本屋大賞部門惜しくも2位、第61回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作になる。これがシリーズ化もされた代表作となった。ほかの代表作に、ドラマ化された『天使はモップを持って』シリーズ。
2006年から、母校の大阪芸術大学文芸学科客員准教授に就任している。

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