転生 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 801
レビュー : 97
  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344403246

感想・レビュー・書評

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  • 心臓移植手術を受けた大学生和泉は術後、自身の能力や嗜好の変化を感じ、夢に出てくる女性に惹かれるようになる。それらはドナーの心の影響と考えた和泉はドナーを探し始めるのだが…。推理小説風、社会小説風の青春小説か。

  • 「臓器移植」に材をとった社会派ミステリーである。デリケートなテーマでありつつも、ファンタジー性、家族愛、友情、恋愛に、科学・医学の蘊蓄など盛りだくさんの内容で難解さも無く、分厚さが全く苦にならない面白さだった。ラストの落とし所も、題材の重さとエンタメの嘘とのバランスが丁度よい。

  • 心臓移植のことについて少し意識が高まった。怖いものだけじゃなくて、色々書けるんだね〜。作家ってスゴイ。

  • 勿論貫井氏の作品なので水準以上です。面白いです。ただ、このような謎解きの王道かつ爽快感のあるエンディングを氏の作品に求めていないので、少し肩透かしをくらった感じです。氏の作品だけに辛めで評価3で。

  • 貫井さん初読み。
    心臓移植がテーマやから難しいかと思ってたけど読みやすかった!個人的に人体実験は賛成派。

  • 心臓移植を受けたレシピエントの中に、ドナーの趣味、嗜好、記憶が転移する。心は脳にあるのか、心臓(ハート)にあるのか。細胞の一つ一つに記憶が残っているのか? 臓器移植に、何故金銭の話題がついてまわるのか。心が脳でなければならない理由。臓器移植の社会問題等も考えさせられた。 自分の死後、誰かの中で自分の一部が生き続ければ、残った家族も喜ぶかな。臓器移植というものを掘り下げて考えてみたいな。と思えるお話でした。読んだあと、スッキリとする良書でした。

  • 心臓移植にまつわる大きな秘密。本当にドナーの感情が移行するかも、と思っているので読み始めから引き込まれた。二人がうまくいくといいなぁと思えるさわやかな(?)ラスト。

  • 全体的にはそんなに面白い物ではなかったけど、主人公の友人が看護師さんといい感じになってた描写はなぜかとても辛い気持ちになりました。

  • 心臓移植手術を受けた主人公に、ドナーの記憶がチラホラと付きまとう。

    勿論、気になってしょうがない主人公は色んな手を使ってドナーを探り出そうとするのだが!?

    心臓移植の仕組み等が作中で解りやすく解説されています。

    主人公の思考にちょっとヤキモキさせられますが、それはそれでOK

    東野圭吾の変身を思い出しました。

  • 心臓移植を受けた青年が心臓の持ち主の記憶を受け継いだような気がする話。
    途中ちょっとまどろっこしいけど、話の展開は早く、飽きさせない。ラストもきれい。

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著者プロフィール

1968年東京都生まれ。93年『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞。他書に『天使の屍』『崩れる』『灰色の虹』『新月譚』『微笑む人』『ドミノ倒し』『私に似た人』『我が心の底の光』など多数。

「2018年 『女が死んでいる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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