- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344403369
作品紹介・あらすじ
今日も考えるのは、恋のことばかりだ-。彼の家で前の彼女の歯ブラシを見つけたこと、出会った全ての男性と恋の可能性を考えてしまうこと、別れを決意した恋人と一つのベッドで眠ること、ケンカをして泣いた日は手帖に涙シールを貼ること…。"恋愛依存症"の恋愛小説家が、恋愛だらけの日々を赤裸々に綴ったエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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恋をすると胸がきゅんと痛くなる。そのひとのことを考えただけでも、その痛みを感じる。恋をして女は綺麗になり、恋をして大人になっていく。胸がきゅんとした数だけ、恋が涙に変わった数だけ、魅力的な女性になっていく。
恋の数だけドラマがある
こんな感じのコピーを、どこかで聞いたことがある。女性の数だけの恋。私の中の恋。たくさんの恋が、またきゅんと胸を締め付ける。恋は痛みを伴うもので、その痛みにはきっと中毒性があるように思う。恋をするって素晴らしい。
狗飼恭子さんらしい恋のエッセイ。読んでいると自分の過去の恋愛が思い浮かんできて、その恋を懐かしく、いとおしいと思えるような恋する女の子のエッセイ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2003年5月9日購入。
2003年6月25日読了。 -
表紙のイラストが好き。
赤いペディキュアが良い。
エッセイは基本的に好きじゃない。
だから、基本的には読まない。
でも、これは好きだな。
初めて読んだのは、高校生のときだったかなぁ?
何気に私の恋愛観は
この本に影響されてる気がする。 -
人を好きになるっていいことだと思うよ。
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根本的にエッセイを読まないあたしが、<BR>
唯一好きだといえるエッセイにであった。<BR>
友達の定義みたいのとかすごく共感。 -
物には思い出があって、捨てることができない。足りないことが、こわい。花は枯れても捨てることがつらい・・・など、共感できるところが多分にある。
でもいつも恋愛できるのはうらやましい。
物に思い出がつまってしまって、ものにすらとらわれてしまうのに、どうしてこの人は次の恋愛に移ることができるのだろう。全て受け止めて消化しているからだろうか。でもそえならなぜ、物を捨てられないんだろう?
人の考えや感じ方はいろいろだ。 -
自分の恋愛とちょっと重なって、なんだか懐かしくなりました。
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古本チャリティーにてGET♪ 狗飼さんのつかう表現がとても好き。 また恋がしたいなって、ちょっぴり思ったりw
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失恋後に読んで、初めてこの人の良さがわかった。恋愛中の今も何度も繰り返し読んでます。
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狗飼さんは精神的Mなんだろうなって思った。思いっきり切ないのが気持ちいい人だと思う。