虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1269
レビュー : 124
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344403451

感想・レビュー・書評

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  • 最高

  • 下巻へつづく

  • 食べていると落ち着く売れない元アイドルに引き寄せられた。群像的に散らばる面々が進むに連れさり気ない個性。

  • 筆者に確かな筆力があるのでグイグイと読まされる。
    ただ全体としては上下巻に分かれた長編であるものの軸がぶれて結末にもしこりが残った。

  • 2018.8.2-154

  • 会社を解雇された3人が社長夫婦を襲い、子供たちも半身不随や顔面火傷の重傷を負った。
    3人が出所した時、新たな事件が始まった。

    2018.3.21

  • 一家4人が殺傷された放火事件から21年、主犯とされた男が出所してから相次いで当時の加害者が殺害されて行く。冒頭の放火シーンから早速、緊迫感のある描写と人物設定の巧みさでぐいぐい物語に引き込まれる。読み始める前は抵抗を感じた上下巻に渡る長さも全く気にならないまま最後まで一気によんでしまった。ミステリーの核を成すトリックについて賛否両論、どちらかというと非難が多く、確かに納得いかない部分もあるのだが、それを差し引いても実に面白いと思えるのはやはり、人物の性格や背景が十分書き込まれて感情の部分の説得力があるからだろう。

  • 運送会社の社長一家が解雇した従業員らに襲撃され、夫婦は惨殺、子供たちも大火傷や半身不随になるという1980年の事件からストーリーは始まる。
    逮捕され実刑となった犯人グループが、刑期を終えて出所してきて以降、今度は彼らが次々と殺されていく。

    次の展開が気になって、読ませる魅力はさすが。感想は下巻にて。

  • 上下巻読んでの感想
    登場人物たちが複雑に交錯している中、新たな事件も起こり物語は進んでいく。
    病に侵され先の見えてしまった老刑事が、執念で事件に迫る。
    「貌」を題材にしたところが面白いなぁと。
    とくに上巻がテンポもよくてグッと引き込まれた。
    それぞれの人物像も丁寧に描かれていて、具体的なキャラクターが伝わってくる。
    差し込まれているエピソードなどもいい。
    犯人は途中でわかってしまうし不自然なところも多少あるけれど、物語としての面白さには影響していないように感じた。
    人と人、人と自分、自分と自分。
    ミステリーとしての面白さよりも、心の裏側に潜む闇のようなものを描いた人間ドラマとして読んでしまった。
    普段はほとんど何も意図せずにしていること。
    泣いたり笑ったり・・・表情を交えながら感情表現をする。
    そして、笑いかけられたらたいていの人は悪い気はしない。
    人間のパーツのひとつである「顔」。でも、日常生活を送っていく中での悩みを多く抱えている人たちが多いパーツでもある。
    「顔」とはいったい何なのだろう?
    死ぬまで切り離すことの出来ない自分の「顔」。
    自分ですら知らない、気づきたくない「顔」もどこかにあるのかもしれない。
    結末がどうにもすっきりとしない。
    どうしてだろう・・・雫井さんの物語は、読んでいるときはとても面白いのに中途半端なもやっと感がいつも残ってしまう。

  • 久々に夢中になるミステリー!!!被害者、加害者、警察、家族、などいろんな視点から同時進行で進む事件展開でとにかくサクサク読めます!!!!

    いろんな視点で描かれているので、同時進行で進む事件内容、さらには心境など事件とともに展開していく流れの奔流にそのまま攫われそうになる読み応え。まだ、前半ですがこれは今後がかなり気になる!!!!!

    面白い!!!!!!かなり!!!!

    表紙のセンスがいまいちだが、面白い!!!!こちらフリマで50円で購入しましたが、オススメしてくれたおじさんにと気が合いそうです。

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著者プロフィール

雫井 脩介(しずくい しゅうすけ)
1968年、愛知県生まれの小説家・推理作家。専修大学文学部卒業後ひとたびは就職。出版社などを経て、1999年内流悠人(ないる ゆうと)という筆名で応募した『栄光一途』が第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、2000年同作でデビューする。
2004年『犯人に告ぐ』が、2004年版「 週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、2005年版「このミステリーがすごい!」で第8位、第26回吉川英治文学新人賞の候補として選ばれ、第7回大藪春彦賞を受賞。豊川悦司主演にて映画化・ドラマ化。代表作となる。
2006年に恋愛小説『クローズド・ノート』を発表し、沢尻エリカ主演で映画化。2013年刊行の『検察側の罪人』は2013年度「週刊文春ミステリーベスト10」4位など評価を受け、2018年8月24日木村拓哉・二宮和也共演で映画化。

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