天国への階段〈下〉 (幻冬舎文庫)

著者 : 白川道
  • 幻冬舎 (2003年4月1日発売)
3.78
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  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344403499

天国への階段〈下〉 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    復讐のため全てを耐え財を成した男。ただ一度の選択を生涯悔いた女。二人の人生が二十六年ぶりに交差した時、想像を絶する運命の歯車が廻り始める。次々起こる殺人事件。音もなく忍び寄る不気味な影。老刑事の執念の捜査。生者と死者。親と子。追う者と追われる者。孤独と絶望を生きればこそ、愛を信じた者たちの奇蹟を紡ぐ慟哭のミステリー。

  • 事実関係が明らかになり、さて、どうなるか!復讐を志して生きてきて成功した主人公から復讐の気持ちが消え、育ての父を殺した実の父である主人公に復讐しようとした一馬も複雑な思いに変わり。苦悩に満ちた一冊。でも罪を犯しているからハッピーエンドにはならず。
    現代でそんなに一途に一人の人を思い続けるかなぁ?と、そもそものところに引っかかりが。現代と言っても昭和50年辺りなのか。その頃にはあったのかなー。さらにそもそもなんだけど、主人公に「お前は他の者とは違う」と目をかけてかわいがっていた及川が、出来心とはいえ主人公を誘って犯罪を犯そうという行動さえも人物設定上、無理があるように感じる

  • 育ての親として子供のために金を要求した男と社員とその家族を守るために殺人を犯した男。ほんの少しの所でこじれてしまった信頼感。自分の大きな過ちに気付いたとき天国への階段へ上る扉が見えたのだろう。その扉を開ける以外の選択肢は無かったのか。

  • これまで自分の胸のなかに巣くっていた江成に対する憎しみの気持ちが氷解するように薄れてゆくのを覚えた。そしてそれに代るように、今度は彼に対する哀れみの情が芽生えてくるのも感じた。
    天国への階段というのは、ひとの心のなかにあるもので、決して買えるようなものではないとおもっています
    浦河に降り注ぐ星の光は、とても強く、とても身近にある。浦河の自然が星の光を吸収しているからなのだ。
    星になってもっともっと強い光をあなた方ふたりに注ぎましょう。そうすることが、この世に生を享けたことの唯一の証となるはずだからです。

    自らで命を絶ち、星になって見守っていく、なんてセンチメンタルなエンディング。もう少し捻りが欲しかった。

  • 自分の経営する小さな牧場を、騙されるように取られた末、非業の死を遂げた父。
    そして、将来を誓い合った幼馴染みである亜木子にも裏切られた柏木圭一は、故郷を捨て、上京。
    20余年の歳月を経て、グループ企業を束ねる実業家となった圭一が始めた復讐の結末は?

    友人のお勧めという事でお借りした本。
    友人もまた、別の友人からお勧めされて、数年前に購入したとか。
    上中下巻と、読み応えのある作品で、通勤のお供に最適でした。

    <以下、ネタバレです。>

    何というか。ちょっとしたボタンの掛け違いなんでしょうねぇ。
    真実を知っていれば、こういう結末にはならなかったんじゃないか? ってね。
    すべてが悪い方悪い方へと向かってしまい、こうなった、と。
    及川や、地上げ屋時代の地権者、児玉、中条とのエピソードを見ても、圭一の人徳なんだろうなー、と思います。
    それでも、圭一のやった事は許される事ではないので、ハッピーエンドではありませんが。
    でも、未央との交流や亜木子との再会を経て、圭一の心情的には、救われたんでしょうねぇ。( ̄人 ̄)
    上中下と、長いお話ですが、続きが気になり、サクサク読めた作品でした。

  • ほどほど重く、気持ちいい長編でした。

  • 天国への階段を本当に昇っただろうか?
    関係者が、関係ない者も殺され、
    運命??
    自分たちだけが正義なのか、、想いを遂げたのか。。

  • 期待していたのですが、主人公がひどい事をしすぎていて、あんまり同情ができなかった。

  • かなり時間をあけての下巻。
    警察の捜査場面でかなりダレてしまって、中々読み進める事が出来ませんでした。

    登場人物どの人も魅力的なだけに、この結末はあまりにも残念すぎる。
    やっつけ??

    本を読み終わって、こんなに残念な気持ちになるのは久々です…。


    愛だのなんだのって言ってるけど、勝手なだけじゃん!!!!


    読み物としては面白かったので、めげずに他の作品も読んでみる事にします。

  • 児玉に惚れた。


    本当に大切なものは目に見えないものなんだと、星の王子様も言ってましたね。あれ?キツネだっけ?まぁいいや。

    天国への階段を昇るには、目には見えない大切なものを離さずにいることが必須条件なのでしょう。はたして私にも、それができるのかしら。


    とりあえず未央が不憫でならない。そして桑田を嫌いだと心底から思った。

    それだけの感情移入をさせてしまえる文章力。

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