- Amazon.co.jp ・本 (556ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344403536
感想・レビュー・書評
-
金融ネタを絡めたサスペンス小説。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
序盤は事前情報の整理のようでなかなか展開がなく諦めかけたが、事件が起きてからはハマっていった。今どこまで通用するか分からないが悪用を含めた金融知識全般が面白かった。また、それらを巧妙に用いたサスペンスとしても楽しめた。
-
面白かった!「未必〜」の、もっと経済的側面を強調したような感じ。難解な部分もあるけど、ゆっくりと読み進めていけば大丈夫。
-
約2年前、オーストラリアの会社でなんとなーく働いてた時、海外で働いてるのにタックスヘイブンも知らないのか!と言われて読み始めた作品。 当時の
わたしにはわからないことばかりで携帯で単語を調べながら読んだけど、めちゃくちゃ面白くてソッコーでタックスヘイブンも購入した。
作者の作品は海外での生活の描写が細かく、イメージがつき、すぐに物語に入っていけます。 -
ページ数は多いがストーリーがどんどん進むので中弛みせずに読むことができた。香港が舞台の小説はハズレがないように思う。著者のほかの小説読みたくなる。
-
工藤秋生の生き方を少し羨ましく思いながら、ハラハラドキドキしつつ最後まで一気に読み切りました。面白かった!
読み始めは香港の地名に戸惑い、なかなかすんなりと読み進めなかったのだけど、気にせずどんどん読み進んでいくうちに、だんだん物語の中に引きずり込まれていきました。丸一日、朝から晩までかかりましたが一日で読み切って、たっぷり満足したという感じがします。最後はなんだかあっけなかったけれど、ここが落ち着きどころだよね、という納得感もあって、印象に残る作品でした。 -
久しぶりにサスペンス小説
後半の重厚感。 -
面白かったけど難しかった。金融の知識がない私にすべて理解できるとは思ってなかったけど、ストーリーや人間関係も複雑で何がどうなって何が主題なのか、まだよくわかっていない。でも面白かった。