田舎の事件 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2003年6月5日発売)
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本 ・本 (238ページ) / ISBN・EAN: 9784344403680

感想・レビュー・書評

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  • 思い込みから始まる話とでもいいましょうか、題名には田舎とありますが、都会とか田舎とか関係なく、誰しもこれに捕まったら逃げられないような。

  • 3-
    表4の紹介文に「傑作ギャグミステリ全十三話」とあるが、笑えたのは2話ほど。全編通して悲しく痛い人たちのお話である。

  • 上野などを舞台とした作品です。

  • 田舎で起こる、田舎ならではの数々の奇怪な事件。

    究極の麺を追求するがゆえに、田舎の片隅である男が開業した蕎麦屋。
    究極の麺を味わわせるために、客には水で蕎麦を食べさせる。

    主人はある日、その店の前に毎日そばつゆを置いてゆく謎の人物を殺害してしまう・・・


    などなど、シュールなミステリー短編集。シュールすぎる。

  • まさに「田舎の事件」。始まりは些細でみみっちいことばっかりなんだけど、それが大騒動に発展する、というユーモア短編。しかしこの「大騒動」も所詮は「田舎の事件」で、些細なんだけれどね。事件に振り回される人たちのむなしい努力(本人は必死)なんかが、客観的に見ると笑えるんだよなあ。
    ……なんだか「見栄を張るな」って教訓が潜んでいるような気もするぞ。

  • これはちょっと……。
    くだらないを通り越して、ちとひどいです。

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著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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