- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344403727
感想・レビュー・書評
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私の人生観が変わったきっかけになった本♪
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ライフスタイルプロデューサーとして、料理家、商品開発、ハウジングなど多岐にわたった活動をしているパトリス・ジュリアンが、日々の生活をよりハッピーにする小さな心がけを、自身の生活に基づいて紹介しています。フランスの文化に根付いた考えも多くあり、本を読むだけだと馴染みにくく感じられる部分があったことは否めませんが、少しずつ紹介されている内容を実践することで、きっとより豊かな時間を感じられるのだろうな…と思いました。生活をルーティン・ワークではなく、1つのアートとして捉えることで、クリエイティブな毎日を展開していきたいです!
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パトリスさんの行動力やそのためのチャレンジ精神、生活に対する思い入れやこだわりの強さが描かれていて、そこはとても面白い。
ただ、ご自身の主張のために、別の誰かや何かをダメな例として比較対象に持ってきている書き方が、個人的には苦手だったので、少し読んでいて辛かったです。 -
新しく作る、壊す、作り直す。一番むつかしいのは作り直すこと。
アルミや木や真鍮は傷かつくことで味が出る。
ブームは誰かが作ったもの。自分ではない他人が仕掛けているもの。 -
ハプニングを愉しむ。
物事が想像していた通りに進まなくても、それを楽しめるようになりたいなぁと思うのです。p.134
ホテルのサービスは最高だけど、自分の家のほうが居心地がいいや。p.139
ケ・セラ・セラの「どうにでもなるさ」は、あっちにもこっちにもどっちにも対応できるニュートラルな状態のことです。「どうなってしまってもいい」といった片寄った考えとは違います。p.181
人生はゲームのようで、自分はそのコマにすぎないと感じます。いくら頑張ってもコマにはどうにもできないことがある、と少し曖昧に開き直って考えることもできます。p.181
人生はネガティブなものじゃない。人生はシリアスなものじゃない。人生は百円玉をもってゲームセンターに行って、思い切り楽しんでそしてゲームオーバーになるようなもの。p.182
いつの頃からか「これがしたい」とか「あれが欲しい」と思ったときには「神様にお願い」と口をついて出るようになりました。今ではずうずうしいほどたくさんのことを「神様にお願い」(つまり保留)しています。p.185
生活を楽しみたいと思っている人にはクリエイティブの才能があると思います。お金はクリエーションの源、そしてエネルギーの一部だから、素敵な経験には惜しみなく使ってしまいたい。
お金をフォローしてはいけない、お金があとからフォローしてくれると考えた方が良さそうです。p.188
生活とはインスピレーションに正直に、夢だったものを現実にしてゆけるワークショップではないでしょうか。p.224
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一つ一つのストーリーがシンプルだけど深い。
とりあえず全ては真似できないが、花を家に飾ろう! -
とあるフランス人パトリス・ジュリアンのエッセイ。
アール・ド・ヴィーヴル(生活のアート)についての一冊。
日仏の違いを凄く感じるね。
住まいに関する拘りはイタリア人に近く、日々の過ごし方はイスラム圏に近いような印象を受ける。
全体的には啓発的な?感じもするが、押し付けがましくはないが、まさにフランス人という語り口が、さばけてて好感が持てる。
美術品やなんかのアートについてではなく、生き方、考え方そのものについて書かれた一冊。
素直な気持ちで読めば、
感化される方は多いと思う、中々悪くない本でした。 -
このごろ強く思うのですが、力いれて生活してきた今までに何も見出されなかったことを。
家の中にアートがない。「ふっ」と息を抜けるのがアートだ。今必要なのはこれだ。
IKEAしかり。
北欧ブームしかり。
生活にアートを入れると、白黒画像に鮮やかな色がよみがえります。
ぜひ、ご一読を。 -
この本を読んでから、私のライフスタイルが決まったようなものです。
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家事が苦手な私には厳しい言葉がたくさん出てきた本。
なぜ苦手なんだろう?と考えることを薦めてくれているように感じた。
とても精力的に活動していて圧倒される。
とても日本語が綺麗。むやみに略した言葉も使っていない。
すべてにおいて、なあなあできちゃってる自分を猛省した。