老いてこそ人生 (幻冬舎文庫 い 2-6)

著者 :
  • 幻冬舎
3.17
  • (2)
  • (18)
  • (16)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 177
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344403826

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 印象に残ったのは、すべての感情の底の底には死があるという点。

    多分、死を意識する年齢が近づくにつれ、喜怒哀楽が激しくなる。

    これには良い面(若い時は当たり前のことに愛を持って感謝できる)と悪い面(主張に客観性が薄くなる)があり、そことの向き合い方を考えさせられました。

著者プロフィール

1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞受賞。『亀裂』『完全な遊戯』『死の博物誌』『青春とはなんだ』『刃鋼』『日本零年』『化石の森』『光より速きわれら』『生還』『わが人生の時の時』『弟』『天才』『火の島』『私の海の地図』『凶獣』など著書多数。作家活動の一方、68年に参議院議員に当選し政界へ。後に衆議院に移り環境庁長官、運輸大臣などを歴任。95年に議員辞職し、99年から2012年まで東京都知事在任。14年に政界引退。15年、旭日大綬章受章。2022年逝去。

「2022年 『湘南夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石原慎太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×