世界最低最悪の旅 (幻冬舎文庫 く 6-3)

制作 : 蔵前 仁一 
  • 幻冬舎
2.98
  • (2)
  • (7)
  • (22)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 108
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404007

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • テロリストと間違えられて銃殺寸前(コスタリカ)、前科20犯の博打打ちの日本人に詐欺(カンボジア)、蝉料理(タイ)にコウモリ料理(パラオ)に猿の薫製(ザイール)。ニセ警官に詐欺に脅しに痴漢、無知が招いた大大失敗。日本人旅行者が体験した驚天動地のとんだ災難、トホホな事件の数々を「旅行人」編集長が厳選。事実は小説よりも悲惨だった。(アマゾン紹介文)

    雑誌に投稿されたネタの数々だけあって、文体も長さも面白さも見事にバラバラ。
    また、実際に掲載されていたのは約20年以上前ということもあり、今は昔のお話ととらえるべきだろう。
    とは言え、小粒に面白いのだけれど。ただ、時々ぽつんと挿入されている挿絵がよくわからないのが残念。

  • 著者が刊行する雑誌の総集、いわゆる読者から投稿された話の寄せ集めとなっている本。

    この本は10年前に刊行され、内容は1990年台(わたしが生まれるくらい)の話が多い。それだけに時代を感じさせる内容や現在では考えられない内容まである。話はおもしろいか?といわれると考えてしまうくらいのレベル。どちらかといえば、みんな旅行中に困ったんだなというのと、昔の人は今よりもアグレッシブな旅をする人が多いなという感想。

    今このタイプの本を出すとどういった内容が集まるのか。

  • 読者の投稿を集めた一冊。

    やっぱり記憶に残ってるのって
    ハプニングや怒りや珍道中。

    「今までのん気に旅してきたが、
     自分が微妙な運命のはざまを、
     わずかな時間差ですり抜けていたことを
     肌で感じる旅だった。」

    生きてるから話せるし
    生きてるから笑える。

    ちいさくて下らない一瞬でも
    かけがえのない時間なんだろうなあ。

  • 旅に出たくなる
    しかしこの本の時代に旅したかった

  •  一度これを読む、と決めたら最後まで読み切ることをモットーにしているのですが、これは無理でした。これは酷いです。
     それぞれが、とてもつまらない読者投稿をたくさん集めたものなので、目も当てられない状態です。こころに残る、つまらなさでした。

  • 旅行者たちが旅先で遭遇したいろんな「最悪・最低」エピソードがもりだくさん。
    80年代の投稿が主なので文体に時代を感じますw
    巻末の解説漫画がシュールでやられました。

  • つまらないことの羅列

  • 珍道中。<br />お暇なときにどうぞ。

  • 蔵前さんが自分の雑誌「旅人」によせられた手紙などから厳選して、書かれた(いい意味で)ダメな日本人wの旅でのハプニング集
    まあ、普通にオモロイよ!!

    オモロ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  • 自分が海外にバックパックをかついで旅に出たときに感じたことや経験したこと以上のことが記されている。小生は何と幸せで、でも、なんと平々凡々な旅をしていたことかとさびしくも感じさせられる。

全12件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×