おやじ丼 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2003年7月31日発売)
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  • 本 ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404151

感想・レビュー・書評

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  • 癖の強い、しかも迷惑なおやじたちを描いた短編集。
    さすがにこんな人はいないだろう、というレベルが多く、嫌悪感が残る話が多かった。

  • 世間の「親父」
    世間が見る「親父の姿」はなかなか面白い。昔の「頑固親父」「雷親父」などは消え去りどちらかというと「個性丸見え」の親父が増えたのか。子から見た親、社員から見た年配、家族からみた祖父など世間もどんどん変化していることに面白みと楽しみも増えたと感じた。 できればそんな「親父」を普通にする方法の対処法があるともっと面白いかも。

  • 下記の短編
    何個あてはまる?
    ちょっと複雑な気持ちで・・
    ・断れない人
    ・恥ずかしい人
    ・ゆるい人
    ・うすい人
    ・うろたえる人
    ・勝手な人
    ・まめな人
    ・ケチな人
    ・臭い人
    ・ひとりの人
    ・やる気のない人
    ・スケべな人

  • 短編で、群さんのあっさりした文章も読みやすかったけど、あんまり後味は良くなかったかなと思う。

  • 今作も群さん節たっぷり。情けなかったりしょうもなかったり少しほっこりしたり。かっこいい訳でも正義感がある訳でもないおやじ達の日常。大どんでん返しも事件も起こらない、そんな小説。いい意味で後を引く事もなく、何も考えずサラッと読める。そこが好き!

  • クスッと笑える
    サラッと読めて息抜きになる本でした

  • くせの強人の短編集。嫌悪感を感じるおじの話しが多くパラパラと。唯一気に入った"まめな人"退職後、家事に勤しむことを生き甲斐にするおじ。映像化したら光石研さんだなぁと考えながらほっこり。私も毎朝これから家事を始めたいとかあるので分かる。

  • 久々に群ようこさんの本を読んでみた。
    小気味良いサバサバした感じが心地よい。
    どこにでもいる、あるあると思うおやじ、きっと近くにいたら嫌だし、ネガティブに捉えてしまうけど、文章で読むと可愛く見えてくるのが不思議だ。

  • 薄い頁同様、薄い内容で訴えかけるものもオチも何も無い。何これ。男卑ネタとかブラックユーモアでも無い。読後の感想は「で?」作者が有名と言うだけで販売されるよくある一例。一般人の投書のがまだマシ。

  • 勝手な人、ケチな人、スケベな人、やる気のない人etc、色々な『おやじ』が登場するが、自分のことかとドッキリ!

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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