適者生存: メジャーへの挑戦 (幻冬舎文庫 は 10-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404342

感想・レビュー・書評

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  • 少し古い本ですが、なかなか面白い。
    著者は、野茂の次に大リーグに挑戦した長谷川投手。
    とてもクレバーな選手だった印象がありましたが、
    本を読んでさらに納得。こーゆう選手、好きです。

    彼は自分自身が超一流のピッチャーではないことを自覚し、
    環境にアジャストメント(=適応)していくことで、
    日本のプロ野球や大リーグで生き抜いてきた、と言う。

    アジャストメントの方法論を簡潔に紹介すると、
    ①自分の欠点を把握する
    ②自分の欠点に対する「処方箋」を作る
    ③実行!
    になんですが、これってまさしくロジシン!(笑)
    本書を読むと、長谷川投手が
    どのようにして大リーグの環境に
    アジャストしていったのかが詳しく読み取れます。

    スポーツ好き、特に野球が好きな人は是非!

  • ダーウィンは、進化の過程で生き残るのは、最も強い生き物ではなく、最も環境に適した生き物であるといっている。

  • 先輩からいただいた本。

  • レベルの高いメジャーで適応する為に、考えて行動する長谷川選手の記録。

    メンタル面、技術面、体力面、様々な角度からランクアップさせ、メジャーに適応させていることが分かる。

  • (文庫 - 2003/9)

  • イチローほど目立ちはしませんでしたが長谷川投手もまた成功を収めた野球選手の一人です。そのプロセスはやはり、現状分析と目標設定、そして常識にとらわれない実現力…。オリックス時代にメジャーで投げることを想定して英語を勉強していたという長谷川投手。決して大投手ではありませんが明確な戦略があれば海外でも通用する、ということがわかります。メンタルコントロールに関する部分はうなずきながら読みました。

  • 長谷川選手とは地元が同じだ。中学のときから有名人で、勉強もできた文武両道の人と聞いていた。その長谷川選手の野球人生記。PL学園からスカウトされていたなど知っていたことも書かれてあり、楽しんで読むことができた。何事も頭を使わないとだめだなぁと感じた。

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著者プロフィール

元メジャーリーガー、野球解説者、オリックス・バファローズのシニアアドバイザー1968年兵庫県生まれ。東洋大姫路高校時代、甲子園に3度出場。立命館大学卒業後の1990年、ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に入団。12勝9敗1セーブで新人王に輝くなど、1996年まで日本で57勝をマーク。1997年1月にアナハイム・エンゼルス(現ロサンゼルス・エンゼルス)と契約し、メジャーリーガーに。2002年にシアトル・マリナーズに移籍。2003年には連続29イニング無失点で球団記録を更新。メジャーリーグ通算517試合登板は、日本人歴代1位。2006年1月、現役引退を表明。2019年からは米国でプロゴルファーとして活動を開始し、現在日本のPGAプロ資格を取得すべく、プロテストに挑戦中。英語や米国生活に関する著書なども執筆。

「2020年 『気持ちが伝わる!好かれる英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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